縮毛矯正で肌荒れするの？アレルギーの原因物質は入っているのか徹底解説

稀ですが、縮毛矯正でアレルギー反応が出たという方もいます。

縮毛矯正で肌荒れするのかどうか詳しく説明していきます。

縮毛矯正で肌荒れするのか｜アレルギー物質は入っていない

ヘアカラーでアレルギー反応が出たという話はよく聞くと思います。

ヘアカラーにはジアミンという成分が含まれていて、その成分がアレルギーを引き起こすのです。

縮毛矯正にはジアミンは含まれていないので、ジアミンアレルギーの方も縮毛矯正は施術できます。

また、縮毛矯正は通常地肌から離して薬剤を塗布していくので、肌に付くことはありません。

アレルギーがなくても注意が必要な場合もある

アレルギーと言っても考えられる原因はジアミンだけとは限りません。

中には、アレルギーがない人でも注意が必要な場合があります。

このような場合は、アレルギーの原因物質が入っていなくても、強い薬剤に触れたり、タオルなどでも肌が荒れてしまう可能性があります。

縮毛矯正でいえば、地肌に直接塗布する施術ではありませんが、シャンプーをする際に薬剤が頭皮に着くことがあるので注意が必要です。

縮毛矯正で肌荒れする｜地肌へのトラブルがある場合がある

縮毛矯正で使用する1剤（髪の毛を柔らかくする薬剤）はアルカリ性です。

アルカリによる炎症が2種類あります。

接触性皮膚炎は、薬液を地肌から離すことで解決します。

アレルギー性皮膚炎は、アルカリアレルギーという特殊な体質の方が起こす炎症です。

アレルギーは触れないことしか解決策はないので触れないようにしましょう。

パーマの薬剤は縮毛矯正の1剤と同じものを使っています。

なので、パーマをかけた際に炎症の症状が現れた経験がある場合には施術は控えたほうがいいです。

縮毛矯正の肌荒れを防ぐ４つの対策

肌が弱く縮毛矯正の施術が不安な場合の対策はあるのか、いくつか紹介します。

上記について詳しく解説します。

パッチテストをする

縮毛矯正も、パーマも施術したことがなく不安な方は美容室でパッチテストをしてもらうと良いでしょう。

パッチテストは腕の内側に薬剤を塗ってそのまま48時間放置して確認します。

30分後と48時間後の2回の確認でアレルギーの有無を調べます。

パッチテストは時間が必要になるものなので、施術してもらう美容室に確認してスケジュールなど調整してもらいましょう。

体調が万全な時に美容室に行く

身体的にも精神的にもストレスを感じたりすると、肌荒れが悪化したりします。

なので、肌の調子がいいときや、体調が悪くないときに美容室で施術してもらうほうが肌の状態が安定しているので安心でしょう。

美容師に事前に伝える

美容師に事前に肌が弱いことを伝えると、頭皮の保護剤や顔周りや首にも保護剤を付けて施術してもらえます。

また、伝えることで美容師の方もより一層気を付けてくれると思います。

縮毛矯正自体、頭皮に薬剤を付ける施術ではないので心配はあまり必要ないですが、それでも心配な方は美容室で予約する際などに伝えておくと安心です。

トラブルが出た場合は皮膚科に行く

施術する側もされる側も気を付けていても肌にトラブルが出てしまうこともあるかと思います。

そのような場合には、悪化して最悪な事態になる前に病院に行きましょう。

病院でしっかりと診察をして薬を処方してもらいましょう。

まとめ

縮毛矯正は地肌に直接薬剤を付ける施術ではないので肌荒れは基本的にはしないです。

ですが、肌が弱い方やアトピー持ちの方は肌荒れしてしまうこともあるかもしれないので注意が必要です。

心配な方は美容室に事前に伝えて対策をしてもらいましょう。