縮毛矯正と酸熱トリートメントは何が違うのか徹底解説!酸熱トリートメントはダメージ補修に特化している

縮毛矯正と酸熱トリートメントは何が違うのか徹底解説|酸熱トリートメントはダメージ補修に特化している

縮毛矯正と酸熱トリートメントって何が違うの?

Ponoスタッフ

髪内部の構造を変えるかどうかで効果が変わります!

この記事では、縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いが知りたい方へ2つの施術の違いについて詳しく解説します。

結論としては縮毛矯正は癖を伸ばす施術で、酸熱トリートメントはダメージ補修ができるという違いがあります!

この記事でわかること
  • 縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いは髪内部の構造を変えるかどうか
  • 縮毛矯正は強い癖を矯正できるが酸熱トリートメントは強い癖は伸ばせない
  • 縮毛矯正は髪に負担が大きいが酸熱トリートメントはダメージ補修できる
  • 縮毛矯正と酸熱トリートメントの同時施術はできない
  • 縮毛矯正と酸熱トリートメントは高い技術が必要なため美容室で施術する

縮毛矯正は、髪のシスチン結合を一度切り離して再結合することで、クセを伸ばし半永久的なストレートヘアを実現します。

一方、酸熱トリートメントは酸と熱でダメージを補修し、ダメージによるクセを改善しますが、シスチン結合を変えず効果も1~2か月と短いです。

縮毛矯正は効果が持続しますが髪への負担が大きく、酸熱トリートメントはダメージ補修に優れますが、強いクセには向きません。

それでは、縮毛矯正と酸熱トリートメントについて詳しく説明します。

目次

縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いは髪内部の構造を変えるかどうか|縮毛矯正は髪内部の構造を変える施術

縮毛矯正と酸熱トリートメントの違いは髪内部の構造を変えるかどうか|縮毛矯正は髪内部の構造を変える施術

縮毛矯正と酸熱トリートメントの大きな違いは髪内部の構造を変えるかどうかです。

髪内部のシスチン結合というアミノ酸の結合がずれていると髪がうねり真っ直ぐになりません。

縮毛矯正はずれているシスチン結合を一度切り離して真っ直ぐの状態にします。

酸熱トリートメントはシスチン結合を切り離したりはしません。

シスチン結合を切り離すか切り離さないかが施術の効果に大きく関係してきます。

縮毛矯正と酸熱トリートメントのくせの伸びの違い|癖の種類によって変わる

縮毛矯正と酸熱トリートメントのくせの伸びの違い|癖の種類によって変わる

縮毛矯正と酸熱トリートメントのくせの伸びの違いは、癖の種類によって変わります。

縮毛矯正は元々の髪の癖を伸ばす施術で、強い癖を改善できます。

酸熱トリートメントはダメージによる癖を伸ばす施術で、弱い癖なら改善できますが元々の強い癖は改善できません。

縮毛矯正と酸熱トリートメントの仕組みは以下のようになっています。

  • 縮毛矯正はシスチン結合のズレから真っ直ぐに伸ばす
  • 酸熱トリートメントは酸と熱で真っ直ぐにする

それぞれの仕組みについて詳しく解説します。

縮毛矯正はシスチン結合のズレから真っ直ぐに伸ばす

縮毛矯正は、1剤という還元剤で髪内部のシスチン結合を切断し、髪を柔らかくします。

1剤でシスチン結合を切り離したら、アイロンで固定。

水素結合の力を使って髪を真っ直ぐの状態にします。

水素結合とは、髪を濡らすと切断されて、乾かすことで再結合されるものです。

アイロンで真っ直ぐにした状態で、2剤という酸化剤を使用してシスチン結合を再結合。

再結合する際にアイロンで真っ直ぐにしたため、真っ直ぐの状態のままシスチン結合が再結合されます。

酸熱トリートメントは酸と熱で真っ直ぐにする

酸熱トリートメントは、酸と熱の力で髪のくせを伸ばします。

酸熱トリートメントの薬剤を塗布して、酸を髪に浸透させ、アイロンの熱で、髪を真っ直ぐにして薬剤を固定。

酸熱トリートメントの薬剤は癖そのものの構造を変えているわけではなく、トリートメントが熱で結合して真っ直ぐになります。

酸熱トリートメントは、くせを伸ばす施術というよりも、ダメージを補修する髪質改善のメニュー

ダメージ補修の効果に優れていて、ダメージによって切れてしまったり、少なくなってしまったシスチン結合を補修する働きがあります。

縮毛矯正のメリットとデメリット|効果の持続力は強いが髪への負担は大きい

縮毛矯正のメリットとデメリットをまとめました。

縮毛矯正のメリット|効果が長く続く

縮毛矯正のメリットは、効果の持続力です。

縮毛矯正は髪内部の構造を変えて髪をストレートにしているため、半永久的に効果が持続します。

湿気や汗でうねったり、広がってしまうことが無くなる施術ですが、伸びてきた新しい髪は、元の髪質のままで真っ直ぐにはなりません。

伸びてきた部分は縮毛矯正を再度かければ真っ直ぐになります。

縮毛矯正のデメリットは髪に負担がかかること

縮毛矯正のデメリットは髪に負担がかかることで、1度髪内部の結合を切り離すためどうしても髪に負担になってしまいます。

美容室のメニューの中でも特に髪に負担がかかる施術のため、ハイダメージ毛の方は施術を断られる可能性があります。

また、縮毛矯正は施術の工程が多いため、施術時間が約3〜4時間と長いです。

急に縮毛矯正をしたくなった場合、午後だと予約の受付を終了している可能性もあるため、計画的にスケジュールを組むのが良いでしょう。

酸熱トリートメントのメリットとデメリット|ダメージ補修はできるけど髪を伸ばす効果は無い

酸熱トリートメントのメリットとデメリット|ダメージ補修・髪を伸ばす効果は無い

酸熱トリートメントのメリットとデメリットをまとめました。

酸熱トリートメントのメリット|ダメージ補修ができる

酸熱トリートメントのメリットは、ダメージの補修です。

酸熱トリートメントは、ダメージによって切れたシスチン結合の補修や少なくなったシスチン結合を補う働きがあります。

髪の癖を改善することがメインの施術ではありません。

ダメージによってできたうねりや広がりのみダメージ補修の効果で改善できます。

酸熱トリートメントのデメリットは髪の癖を伸ばす施術ではないこと

縮毛矯正とは違い、効果が半永久的に持続するわけではないですし、くせを伸ばす施術ではないことがデメリット

酸熱トリートメントはくせの構造を変えるわけではないため、根本的なくせの解決にはなりません。

また、1か月~2か月ほどで効果は無くなってきます。

縮毛矯正と酸熱トリートメントどちらが向いているかを判断する方法|癖かダメージかで決める

縮毛矯正と酸熱トリートメントどちらが向いているかを判断する方法|癖かダメージかで決める

縮毛矯正と酸熱トリートメントに向いてる方は以下の2つです。

  • 縮毛矯正に向いてる人は強い癖が気になる人
  • 酸熱トリートメントに向いてる人はダメージ補修をしたい人

それぞれを詳しく説明します。

縮毛矯正に向いてる人は強い癖が気になる人

縮毛矯正に向いてる人は強い癖が気になっていて改善したい人

髪元々の強いくせが気になっていて改善したい方には縮毛矯正が向いています。

とにかく強い癖を改善したい方は縮毛矯正にしましょう。

酸熱トリートメントに向いてる人はダメージ補修したい人

酸熱トリートメントに向いている人はブリーチなどで髪が傷んでいて縮毛矯正をかけられない人

癖には大きく2種類あり、元々の髪質による癖とダメージによる癖の2つです。

ダメージによる癖は酸熱トリートメントで改善できるため向いています。

また、ダメージを補修するため、美容室のトリートメントで効果を感じにくい方は酸熱トリートメントがおすすめ。

髪の癖がそこまで強くなく、おさまりを良くし、ダメージを改善したい方は酸熱トリートメントにしましょう。

縮毛矯正と酸熱トリートメントは同時施術可能か|薬剤が真逆の性質のためできない

縮毛矯正と酸熱トリートメントは同時施術可能か|薬剤が真逆の性質のためできない

縮毛矯正と酸熱トリートメントは薬剤の性質が真逆なため、同時施術は推奨されていません。

縮毛矯正はアルカリ性、酸熱トリートメントは酸性の薬剤を使用します。

縮毛矯正と酸熱トリートメントをどちらもしたい場合は、1週間ほど期間を空けて施術しましょう。

縮毛矯正を先にした場合、酸熱トリートメントでダメージ補修ができます。

縮毛矯正のダメージを軽減するための準備をしたい場合は、酸熱トリートメントを先にしましょう。

どちらが先でも大丈夫ですが、酸熱トリートメントを先にするのがおすすめ。

酸熱トリートメントでくせが少しでも弱まれば縮毛矯正で使う薬剤も弱いもので済むため、髪へのダメージを最小限に抑えられます。

縮毛矯正と酸熱トリートメントは自宅でできるのか|美容室で施術してもらいましょう

縮毛矯正と酸熱トリートメントは自宅でできるのか|美容室で施術してもらいましょう

酸熱トリートメントも縮毛矯正もセルフでするのはやめましょう。

両方の施術は、毛質診断が重要で薬剤の選定やアイロンなどプロである美容師でも難しい技術が多くある施術です。

毛質診断で髪の履歴やダメージ、髪質を見極め、薬剤選定をします。

縮毛矯正ではアイロンワークも少し角度が違うだけで施術後髪が変に折れ曲がったり、癖が綺麗に伸びません。

なによりも、縮毛矯正もダメージ補修が魅力の酸熱トリートメントもセルフですると髪にダメージがかかる場合があります。

最悪の場合、髪がビビり毛や切れてしまう可能性もあるため、美容室で施術してもらいましょう。

Ponoでの縮毛矯正の施術事例|月1カラー&強いうねりの改善

Ponoでの縮毛矯正の施術事例|月1カラー&強いうねりの改善

Ponoでの縮毛矯正の施術を紹介します。

今回のお客様は、カラーを月に一回していて、特に後ろの髪の内側と右側のうねりが強いです。

お客様の髪質に合わせて特にうねりが出ているところには薬剤を重ね塗りしました。

髪のダメージがある部分には、薬剤の配合を変えて施術します。

特にうねりの大きかった後ろや右側がストレートになりました。

Ponoは、縮毛矯正と髪質改善のメニューを専門で施術している美容室です。

お客様の悩みや髪の状態に合った施術メニューを提案させて頂いているので、よろしければ以下のボタンから縮毛矯正の詳細を確認してください!

まとめ

縮毛矯正は髪を真っ直ぐにする施術で、酸熱トリートメントはダメージ補修ができる施術です。

強いくせが気になって改善したい場合は縮毛矯正、弱い癖でダメージ補修をしたい場合は酸熱トリートメントを選ぶと希望に合った施術になります。

今の自分の悩みに合った施術を選んで、理想の髪型にしましょう。

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