美容師店長の年収はどれくらい？相場や年収を上げる方法を徹底解説

この記事では、美容師の方へ店長の年収について詳しく解説します。

結論としては年収の相場は約350～450万円です！

美容師店長の年収は約350万円～450万円が相場ですが、地域や雇用形態により大きく異なります。

都心部では年収が高い傾向にありますが、生活費も高くなり生活水準が一気に上がるわけではありません。

歩合制によって月ごとの収入変動があり、オーナー店長は売上に応じて年収が大きく変動します。

店長以外にも、独立や講習会開催などで年収を上げる方法があります。

店長には技術力だけでなく、経営知識やスタッフ管理能力、コミュニケーション力、行動力が必要です。

自分に合ったキャリアパスを選びましょう。

それでは、美容師店長の年収について詳しく説明します！

美容師の店長の年収は約350万円～450万円

美容師が店長になったら年収は、約350万円〜450万円と言われています。

しかし、地域の差があったり、オーナーか雇われかなどの条件によって、大きく年収が変わります。

スタイリストから店長になる年齢は30代が多く、美容師として経験を積んだ方が店長になります。

店長になると業務量が増えますが相応の給料を貰えます。

役職は同じ「店長」でも人によって年収が変わる

店長という役職の年収の差の原因は以下の3つです。

それぞれの原因を詳しく説明します。

地域で変わる

地域によって年収に差は出ます。

都心部はどんな役職でも地方より年収が高い傾向があります。

しかし、都心部に行って収入が増えるとは限りません。

都心部は物価が高く家賃も高いため、収入が増える分出費も増えます。

生活水準が一気に高くなるわけでは無いため、注意しましょう。

歩合によって毎月変動がある

多くの美容室では歩合制を取り入れています。

お客様を担当したら売上から一部が還元される制度です。

歩合の還元率が高い美容室や、お客様をたくさん担当する人は固定給に歩合報酬が追加されて収入が増えます。

美容師には指名制度があり、指名料の一部または全額が給料に反映されて収入が増えることもあります。

歩合や指名制度の還元率は、美容室によって様々なため、より収入を増やしたい方は還元率の高い美容室に所属しましょう。

雇われ店長かオーナーかによって変わる

雇われ店長か、オーナー店長かによって年収は大きく変わります。

雇われ店長は固定給で毎月変動はありません。

しかし、オーナー店長は売上から経費を引いた分は、自分の収入になります。

売上が上がるほど稼げて、複数店舗美容室を経営している方では年収が1000万円以上になる場合も少なくありません。

美容師が年収を上げる方法は店長になるだけじゃない

美容師が店長になる以外で年収を上げる方法は以下の4つです。

それぞれの方法を詳しく説明します。

美容師としてスキルアップする

年収を上げるには、美容師としてスキルアップするのが欠かせません。

美容師は技術職で、技術力を上げれば様々な方法で年収を上げられます。

技術が評価されれば指名客が増えたり、役職が上がったり、フリーランスで働くことも可能です。

外部でのお仕事も増えて、年収を上げる機会が多くなります。

独立する

独立が成功すれば年収を上げられる可能性があります。

売上から経費を引いた金額が自分の収入になり、会社から固定で支給される給料形態ではありません。

売上を上げれば上げるほど、収入を増やせる働き方です。

しかし、独立するには、経営の知識やスタッフ管理の知識など、多方面の知識や運用する技量が問われます。

リスクも高いため、しっかりと経験と知識を蓄えてから挑戦しましょう。

講習会を開く

講習会を開くのも年収を上げる方法の1つ。講習会の参加費が収入になります。

最近ではオンラインセミナーもあり、会場費をかけずに開催できますし、気軽に参加できるため参加人数も増えます。

しかし、講習会を開くには技術力だけでなく知名度もあった方が、参加人数も増えるため、開催する前に準備しておきましょう。

年収を上げられる美容室で勤務する

転職して働く美容室を変えれば、年収を上げられます。

美容室によって昇給の基準やボーナスの有無、歩合の還元率などは様々です。

還元率が高い美容室や客単価の高い美容室を探して勤務すると、年収を上げやすいです。

求人で分からなかったら、見学や面接の際にしっかりと確認しておきましょう。

美容師が店長になるメリット

美容室で勤務している店長は収入が安定しているのがメリットです。

さらに経営責任を問われないため、美容室の経営が破綻しても責任を負う必要はありません。

社会保険や労働基準法に守られているなど、保障があるのもメリットです。

オーナー店長は収入を上げられるのがメリットです。

売上から経費を引いた分がそのまま自分の収入になります。

ワークライフバランスも自由度が高く、人間関係や環境に悩まされる状況が少なくなります。

美容師が店長になるデメリット

美容室勤務の店長は異動がある可能性も少なくありません。

店舗がたくさんある美容室では、スキルの向上も兼ねて異動させられる可能性があります。

業務も増え、店舗を滞りなく運営するためのスキルが求められます。

売上のノルマがある場合もあり、集客についても知識がなくてはいけません。

オーナー店長は安定した収入を得られないです。

正社員の店長と違って、オーナー店長は売上や経費に収入が左右されます。

経営が上手くいかなかった場合には、経営責任を負わなければいけません。

業務も増え、宣伝や集客などもオーナーの仕事になり、幅広い知識が求められます。

美容師が店長を目指すために必要な4つのスキル

店長を目指すために必要なスキルは以下の4つです。

それぞれのスキルを詳しく説明します。

経営に関する知識

店長になるには経営に関する知識も必要です。

技術力があるだけでは、店長にはなれません。

技術力と店舗を運営していくスキルの両方が求められます。

アシスタントやスタイリストの時から経営者や店長を見本にして経営のスキルを学んでみましょう。

スタッフを管理するスキル

スタッフを管理するスキルも欠かせません。

美容師は離職率の高い職業ですが、スタッフを定着させられたら運営が楽になります。

定着したスタッフは、技術力が上がりやすく売上にも繋がります。

経営が安定するメリットもあるため、スタッフを管理して定着させるのは、店長に必須のスキルです。

コミュニケーションは難しいですが、上手くいけばみんなが気持ちよく働ける職場になります。

コミュニケーション力

店長になるにはコミュニケーション力も必須です。

スタッフとのコミュニケーションだけでなく、お客様の苦情にも応えなくてはいけません。

お客様との関わり方が上手ければ、クレームを丸く収められる可能性が高まりスムーズに営業ができるため、コミュニケーション力があると安心です。

行動力

店舗を運営するには、考察力や行動力も必要です。

店長は売上を求められるため、単価アップや集客の方法を考えなくてはいけません。

考えた案を提出して実行するまでが、店長の仕事です。

Ponoには美容師店長の役職は無いが誰でも年収アップを目指せる

Ponoには店長という役職がありません。

しかし、単価が高く売上に対する歩合給も高いため、年収を上げやすい環境です。

キャリアアップも大切にしていて、フランチャイズ制度や独立支援も行っています。

Ponoの求人の詳細は下記からご覧ください↓

まとめ

美容師の店長の年収は約350～450万円が相場です。

しかし地域や歩合制、働き方によって同じ店長でも大きく収入は変動します。

美容室で働く店長は安定した収入を得られますが、売上ノルマがあるなど縛りは多いです。

逆にワークライフバランスが取りやすいオーナー店長は、安定した収入が得られません。

自分に合った方の働き方を選びましょう。