
縮毛矯正とストレートパーマって何が違うの?

アイロン施術の有無が違います!
この記事では、縮毛矯正かストレートパーマで迷っている方へ施術や効果の違いについて詳しく解説します。
結論としては、縮毛矯正とストレートパーマの大きな違いはアイロン施術の有無で効果が大きく変わります!
- 縮毛矯正とストレートパーマの違い
- 縮毛矯正とストレートパーマのメリット・デメリット
- 縮毛矯正とストレートパーマに向いている人
- 縮毛矯正とストレートパーマを施術する際の3つの注意点
- 縮毛矯正とストレートパーマを長持ちさせる5つのポイント
縮毛矯正とストレートパーマの違いは工程にあります。
縮毛矯正はアイロンを使って強い癖毛を矯正し、半永久的なストレートを実現します。
一方、ストレートパーマは薬剤のみで自然な仕上がりのストレートヘアにしますが、3ヶ月程度で元の状態に戻ってしまいます。
縮毛矯正はダメージが大きいですが、強い癖毛やボリュームを抑制します。
ストレートパーマは髪への負担が少なく、軽い癖やパーマ落としに適しています。
どちらも髪に負担がかかる施術のため、施術前の相談やアフターケアを欠かさずに行いましょう。
それでは、縮毛矯正とストレートパーマの違いについて詳しく説明します!
縮毛矯正とストレートパーマの違い

縮毛矯正とストレートパーマって何が違うの?

アイロン施術の有無の違いで、仕上がりや持続期間に差が出ます!
縮毛矯正とストレートパーマの違いは以下の6つです。
- 工程・施術時間
- 値段
- 仕上がり
- 効果
- 持続期間
- ダメージ
それぞれの違いを詳しく説明します。
工程・施術時間
時間の差はアイロン施術の有無に左右され、ストレートパーマの方が縮毛矯正より時間がかかりません。
ストレートパーマは薬剤での施術のみで、1〜1.5時間で終わります。
縮毛矯正は2種類の薬剤に加えてアイロン施術が工程に入るため、その分施術時間が長くなり、2時間以上かかる場合が多いです。
その他の工程に大きな違いはありません。
値段
縮毛矯正の相場が1万5千円〜2万円に対して、ストレートパーマは1万円〜1万5千円です。
縮毛矯正の方がストレートパーマよりも工程が多く時間がかかるため、値段が高くなります。
施術時間や技術だけでなく美容室のコンセプトが高級だったり、立地が良い場所にあるなどの条件によっても値段は左右されるため、様々な美容室を比較して検討しましょう。
仕上がり
縮毛矯正はしっかりボリュームを抑えて艶感やまとまりある仕上がりになります。
強い癖を改善できるほど強力なため、独特の直毛感があります。
縮毛矯正もストレートパーマには劣りますが、自然な仕上がりにできるため美容師に仕上がりの要望を伝えてみましょう。
ストレートパーマはボリューム感を残しつつ自然な仕上がりになります。
艶やまとまりは縮毛矯正より無いのがデメリットです。
効果
縮毛矯正は癖を取り、髪を理想の形状に変えるのが目的の施術のため、強い癖毛の方もストレートヘアにできます。
髪の形状を変えると、まとまりや艶が出ます。
ストレートパーマは癖毛の改善もできる場合がありますが、本来パーマを落としてストレートにする施術です。
ボリュームを抑えるためにストレートパーマをする場合があります。
ストレートパーマにうねりや強い癖を改善する効果はありません。
持続期間
縮毛矯正は半永久的に持続しますが、新しく生えてきた髪は元の癖毛のままです。
癖の原因であるズレているシスチン結合を薬剤と熱の力で真っ直ぐにするため、長い期間持続します。
ストレートパーマの持続期間は約3ヶ月程で、髪質や髪の状態によっては全然持続せず1ヶ月程度で効果が薄れる場合があります。
アイロン施術が無くシスチン結合がズレたまま再結合されるため、薬剤が落ちるのと同時に効果が薄れます。
ダメージ
縮毛矯正とストレートパーマで使用する1剤という髪を柔らかくする薬剤が、髪に負担をかける原因です。
アイロン施術がある分、ストレートパーマより縮毛矯正の方がダメージが大きいです。
縮毛矯正もストレートパーマも施術後にケアを怠ると、髪が切れる可能性があるほど負担がかかります。
髪の状態が悪いと施術を断られる時があります。
それでも縮毛矯正やストレートパーマを希望する場合は、リスクを理解していただきトラブルを防止するための同意書を書いてもらう美容室が多いです。
縮毛矯正とストレートパーマのメリット・デメリット
縮毛矯正とストレートパーマのメリットとデメリットを以下の表にまとめました。
縮毛矯正のメリット | ストレートパーマのメリット |
・雨や湿気の多い日でもうねらない ・乾かすだけで理想の髪型になる ・まとまりやすいスタイリングしやすい ・準備の時短になる | ・パーマを落とせる ・自然な仕上がりになる ・縮毛矯正に比べて髪への負担が少ない ・デジタルパーマであれば再施術できる |
縮毛矯正のデメリット | ストレートパーマのデメリット |
・値段が高い ・施術時間が長い ・髪に大きな負担がかかる ・パーマがかけられない | ・持続期間が短い ・癖は伸びない ・まとまりが縮毛矯正に劣る |
縮毛矯正は施術時間が長く費用がかかりますが、持続期間の長さや強い効果がメリットです。
ストレートパーマは持続期間が短いですが、髪へのダメージを抑え自然な仕上がりにできます。
縮毛矯正とストレートパーマは施術の目的や効果が違うため、上記のメリットとデメリットを考慮してあなたの髪に合った施術を選びましょう。
それぞれの施術に向いている人

それぞれの施術に向いている人ってどんな人?

縮毛矯正は強い癖毛を改善したい人、ストレートパーマは自然な仕上がりを望む人に向いています!
- 縮毛矯正
- ストレートパーマ
それぞれの施術に向いている人を詳しく説明します。
縮毛矯正
縮毛矯正に向いている人は以下の3つを叶えたい人です。
- 強い癖毛を改善したい
- 長期間理想の髪型を維持したい
- ボリュームをしっかり抑えたい
縮毛矯正は薬剤と熱の力で理想の髪の形状にするため、強い癖毛の方も悩みを改善できます。
乾かすだけで理想の髪型になり、朝の支度時間を短縮したい人にはおすすめの施術です。
ダメージリスクへの理解があり、定期的な施術と継続的なホームケアが苦じゃない方だとなお向いています。
ストレートパーマ
下記のような要望がある方は、ストレートパーマがおすすめです。
- 自然な仕上がりにしたい
- 髪の広がりを抑えたい
- ダメージを抑えたい
- パーマを落としたい
うねりは伸びませんが、少ないダメージで広がりを抑えたい方に向いています。
短期間でスタイリングをよく変える方におすすめで、デジタルパーマであれば再度パーマの施術を行えます。
短期間で効果が薄れるからこそ、様々なスタイリングを楽しめるメリットがあります。
縮毛矯正とストレートパーマを施術する際の3つの注意点

縮毛矯正とストレートパーマを施術する時の注意点ってありますか?

髪の状態を考慮し施術する時期を決めてアフターケアも欠かさずに行いましょう!
縮毛矯正とストレートパーマを施術する際の注意点は以下の3つです。
- 髪の健康状態を考慮して施術する
- メンテナンスとアフターケアを欠かさない
- 美容師と理想の髪型を共有する
それぞれの注意点を詳しく説明します。
髪の健康状態を考慮して施術する
施術をする前に髪の健康状態を考慮して、施術時期を決めましょう。
髪に大きなダメージがあるまま無理やり施術を受けてしまうと、切れ毛や枝毛の原因になります。
自分で髪の状態がわからない場合は、美容師に相談してください。
傷んでうねりや広がりがある髪は、トリートメントでも十分効果を発揮する時があるため、むやみに縮毛矯正をする必要はありません。
メンテナンスとアフターケアを欠かさない
施術後はメンテナンスやアフターケアを欠かさずに行いましょう。
特に縮毛矯正は負担の大きな施術なため、継続的なケアが必要です。
自宅でもできる限りのケアをすると綺麗なストレートヘアを長い期間楽しめます。
自宅でもできるケアは次の章で詳しく説明しますが、摩擦を避けたりシャンプーやトリートメントを保湿できる商品に変える方法があります。
美容師と理想の髪型を共有する
カウンセリングの際には、美容師に理想の髪型や悩みをなるべく細かく共有してください。
細かく共有すると理想の髪型にできたり悩みを解消できるだけでなく、失敗もされにくいです。
カラーやトリートメントの施術やホームケアのアドバイスをもらえて、理想の髪型の維持や実現がしやすくなります。
美容師も髪の状態に合わせた施術をしたいため、情報は多い方が薬剤の調節や放置時間を判断しやすいです。
縮毛矯正とストレートパーマを長持ちさせる5つのポイント

縮毛矯正とストレートパーマを長持ちさせるポイントってあるの?

効果を長持ちさせたい場合はケアを欠かさずに行いましょう!
縮毛矯正とストレートパーマを長持ちさせるポイントは以下の5つです。
- 施術当日のシャンプーは控える
- 一週間は専用シャンプーを使用する
- 髪を擦らずにシャンプーをする
- リンスやトリートメントは櫛でとかす
- 定期的に美容室でトリートメントをする
それぞれのポイントを詳しく説明します。
施術当日のシャンプーは控える
施術当日はシャンプーを控えてください。
施術後の髪は負担がかかっていて繊細な状態です。
髪は水に濡れるとダメージがかかりやすくなる性質があり、施術後の髪と相性が良くありません。
シャンプーをするのは翌日にして、施術当日はなるべく摩擦や熱ダメージを避けて髪を労ってあげましょう。
一週間は専用シャンプーを使用する
施術後一週間は専用シャンプーを使用してください。
アミノ酸系シャンプーがおすすめで、通常のシャンプーより洗浄力がマイルドで髪を傷つけません。
おすすめのアミノ酸系シャンプーは以下の3つです。
- ポノノシャンプー
- ミクシムポーションEXリペアシャンプー
- ジュレームiPタラソリペア補修美容液シャンプー
おすすめのポイントを詳しく説明します。
ポノノシャンプー
長期的に髪の健康をキープさせるため、頭皮環境から改善できる成分を配合しています。
アンチエイジング効果があり抗酸化作用やシワの減少を助けます。
アレルギー反応の出づらいオリーブ果実油を配合していて、肌の弱い方に安心して使用していただけます。
ポノノシャンプーの詳細は下記からご覧ください↓
\自宅で美容室クラスのダメージケアをする/
ミクシムポーションEXリペアシャンプー
洗浄成分と補修成分どちらにもアミノ酸が配合されていて、髪に優しく保湿効果の高いシャンプーです。
泡立ちが良くぬめり感が少ないさっぱりとした洗い上がりです。
髪が細い方やボリューム不足の方に向いているアミノ酸系シャンプーです。
ジュレームiPタラソリペア補修美容液シャンプー
頭皮へ刺激がある成分が少なく、敏感肌の方も安心して使用できます。
イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD配合で保湿効果があり、ダメージ毛に向いている商品です。
仕上がりはサラサラと軽やかで、しっとりとした仕上がりを目指す場合は、トリートメントやヘアマスクをプラスするのがおすすめです。
アミノ酸系シャンプーの主な成分は以下の3つです。
- ココイルメチルタウリンNa
- ココイルグルタミン酸TEA
- ココイルグルタミン酸Na
他にもアミノ酸系の成分はたくさんあり種類によって使用感も変わるため、自分に合ったアミノ酸系シャンプーを使用してケアしましょう。
髪を擦らずにシャンプーする
シャンプーの際にゴシゴシ洗いすぎるのは、髪を摩擦で傷めてしまうため控えてください。
髪の表面にあるキューティクルは水に濡れると開く性質があり、開いている間は繊細な状態でダメージを受けやすいです。
その状態でゴシゴシ洗ってしまうと、乾いている時のダメージよりも大きな負担がかかります。
特に縮毛矯正やストレートパーマなどの施術後は、繊細な状態のため優しく洗いましょう。
リンスやトリートメントは櫛でとかす
ホームケアでリンスやトリートメントを使用した際は、櫛でとかしましょう。
髪にトリートメントを塗布しただけだとムラができ、浸透されない部分も出てきます。
櫛でとかすと全体にトリートメントが行き渡り、効果をより満遍なく発揮します。
水に濡れても平気な目の粗いコームにすると、髪を傷めずに使用できます。
100均に売っているプラスチック製のものでも十分です。
定期的に美容室でトリートメントをする
美容室で定期的なトリートメントを行うと綺麗な髪を長く保てます。
美容室で扱っている有名なトリートメントは以下の3つです。
- TOKIOトリートメント
- 酵素トリートメント
- システムトリートメント
それぞれのトリートメントを詳しく説明します。
TOKIOトリートメント
インカラミという特許技術を用いたトリートメントで、髪内部にケラチンを入れて中で膨らませることで毛髪の強度を高めます。
髪のゴワつきやパサつき、切れ毛に悩んでる方に向いていて、ハリコシある仕上がりになります。
特にダメージ毛や細毛の方に高い効果を発揮します。
酵素トリートメント
タンパク変性を起こし硬くなった髪を酵素の力でほぐす効果があります。
髪の柔軟性を取り戻し、扱いやすい状態を目指す施術です。
酵素トリートメントをした髪は、ふんわりとボリュームが出て、触り心地が良くなります。
タンパク変性を起こした髪の方は酵素トリートメントをすると、本来の柔らかい髪を取り戻せる可能性があります。
システムトリートメント
システムトリートメントとは、複数のトリートメントを重ねつける施術です。
お客様の髪質や悩みに合わせて施術できる点が魅力で、あなたの髪に不足している栄養分を補給できます。
キューティクルを補修し、乾燥ダメージから髪を守る効果を期待できます。
美容室によってトリートメントの種類が多い場合があります。
選べない時は自分の髪の状態に合った種類を提案してくれるため、美容師に相談しましょう。
縮毛矯正専門店であれば、縮毛矯正と相性の良い保湿効果の高いトリートメントを用意している場合があるため、WEBサイトや電話で美容室で取り扱っているトリートメントをチェックしましょう。
Ponoの縮毛矯正はダメージが最小限で長く綺麗なストレートヘアを持続できます

Ponoの縮毛矯正は髪に負担がかかるの?

負担はかかりますが、最小限に抑えて施術します!
Ponoの髪質改善縮毛矯正はダメージを最小限に抑えて、お客様の髪質や状態に合った薬剤で施術します。
施術の最後に髪のダメージを蓄積させないよう残留物除去を行い、アルカリ剤が髪に残りダメージを蓄積させない工夫をしています。
縮毛矯正のコースは3つで、スタンダードコース・プレミアムコース・ドクターコースがあり、それぞれ髪を労る度合いが変わります。
ドクターコースが1番トリートメントの種類が豊富で髪を最大限労りながら縮毛矯正をします。
選び方がわからない場合は、実際にお客様の髪を見てから最適なコースを提案させていただきます。
Ponoの縮毛矯正の施術事例を紹介します。
今回のお客様は、ブリーチやデジタルパーマの履歴がある方です。

ブリーチ部分の施術はリスクが高いため、承諾書に記入していただいて施術しました。
髪の表面と襟足部分のブリーチと毛先には優しい薬剤を使用し、その他の体力が残っている髪には通常の薬剤を使用していきます。
ブリーチとそうでない髪の中間も薬剤を分け、丁寧に塗り分けをしていきます。

定期的なトリートメントやカットのケアを続けながら、年に1回の頻度で縮毛矯正すると扱いやすい髪になると提案させていただきました。
Ponoの縮毛矯正の詳細は下記からご覧ください↓
\専門店で髪質改善・縮毛矯正をする!/
まとめ
縮毛矯正とストレートパーマの大きな違いは、アイロン施術工程の有無です。
縮毛矯正はアイロンを使用するため強い癖毛も改善できますが、ダメージが大きく施術時間が長くなるデメリットがあります。
ストレートパーマはパーマを落とす目的の施術で、強い癖を改善する施術ではありません。自然なストレートやボリューム感を求めている人に適しています。
あなたの髪に合った正しいメニューを選びましょう。
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