髪質改善カラーとは?メリット・デメリット・費用までぜんぶわかる完全ガイド

髪質改善カラー

カラーするたびにパサつきが増え、鏡を見るたびにため息

――そんな悩みを解決するのが「髪質改善カラー」です

色づけと補修を一度に行い、染めるほどツヤとうるおいがアップ。白髪もハイトーンも自然にまとまり、毎朝のスタイリングがぐっとラクになります。

本記事では通常カラーとの違いからメリット・注意点、サロン選び、ホームケアまで徹底ガイド。

理想の“ぷるん髪”を手に入れる一歩を踏み出しましょう!

目次

髪質改善カラーってなに?

ここでは、髪質改善カラーとは何かを説明します。

  • 普通のカラーとの違い
  • 髪に働く効果と特徴

以上2点を詳しくお話します。

普通のカラーとの違い

普通のヘアカラーは「色を入れること」が主役。髪の内部を開いて染料を届けるため、ツヤや手ざわりは後回しになりがちです。

髪質改善カラーは、そこへトリートメント成分を一緒に送り込み、色づけと補修を同時にかなえます。

染めるほどに指どおりが良くなり、光を受けてうるっと輝く髪へ近づける――ここが一番のちがいです。

髪に働く効果と特徴

髪質改善カラーは、色を入れると同時にケラチンなどの補修成分を髪のすき間へぐっと押し込みます。

染料がキューティクルの間に入り込むあいだに、タンパク質や保湿オイルが内部に定着。これにより、パサつきが落ち着き、指通りとなめらかなツヤが続きやすくなります。

さらに薬剤のpHを弱めに調整しているのでダメージを抑えやすいのもポイント。

繰り返すほど表面が整い、光が均一にはね返るため、写真でも映えるつや髪へ近づけます。

髪質改善カラーのいいところ

髪質改善カラーのいい所は以下の4つです。

  • つやが長もち
  • 髪を守りながら染まる
  • 白髪もカバーできる
  • ブリーチ毛や明るめカラーもOK

それぞれのポイントを詳しく説明します。

つやが長もち

髪質改善カラーでつやが長もちする理由は、色素と一緒に入れた補修成分が髪の中で“うるおいバリア”を作るからです。

キューティクルがぴたっと閉じ、光をまっすぐ跳ね返す面が増えるので、シャンプーを重ねてもつやめきが続きやすくなります。

乾燥でくすみやすい冬場でも、うるっとした質感をキープできるのは大きな魅力。

手ぐしだけでおさまるので朝のセットもらくちんですし、色あせもゆるやか。

お気に入りのカラーを長く楽しみながら、写真映えする“ぷるん髪”をキープできる――これが髪質改善カラーならではのうれしいポイントです。

髪を守りながら染まる

ふつうのカラーは髪のうろこを大きく開いて色を入れるため、あとでパサつきやすいのが悩みどころ。

髪質改善カラーはこの負担をぐっと減らします。

薬剤の力を弱めに設定しつつ、ケラチンやセラミドなどの補修成分を同時に届けるので、うろこを開けっぱなしにせず色が定着

さらにヒートプロテクト成分が熱から守ってくれるため、ドライヤーやアイロンを多用する人でもダメージが広がりにくいのが特徴です。

染めたその日から手ざわりがしっとりし、枝毛が目立ちにくくなるので、伸ばし途中の人にもおすすめ。

「染める=傷む」という常識をくつがえし、むしろケアしながらおしゃれを楽しめるのが、髪質改善カラーの大きなメリットです。

白髪もカバーできる

白髪がちらほら見えはじめると、どうしても鏡をのぞくたびに気になりますよね。

髪質改善カラーなら、そんな白髪もやさしく包みこむように染まり、周りの髪となじむので線のように浮きません。

色と一緒に補修成分も入るため、染めたあとに固くなりにくく、ふんわり感をキープ。明るめのトーンでも白髪が透けにくいので、暗くしすぎずおしゃれを楽しめます。

さらに色もちがいいので、美容院へ行く間隔を少し伸ばせるのも◎。

薬剤のpHが穏やかだから頭皮への刺激も少なめ。

初めて白髪染めをする人でもヒリヒリしにくいと好評です。

また、ハイライトを混ぜれば立体感が出て、生えぎわが伸びても境目が目立ちにくいメリットも。

白髪が増えてきたけれど明るさも遊び心もあきらめたくない、そんな人にピッタリの選択肢です。

ブリーチ毛や明るめカラーもOK

ブリーチでダメージを受けた髪は色が抜けやすくパサつきがち。

でも髪質改善カラーなら、染料と一緒に補修成分を送り込むので空洞が埋まり、ハイトーンでもツヤが続きます。

外国人風の透け感カラーやパステル色も楽しみながら手ざわりはしっとり

色落ちもゆるやかだから次のカラーまできれいが長もち。

さらに熱ダメージへの耐性も上がるので、コテやアイロンを使う日も安心です。

髪質改善カラーの気になるところ

髪質改善カラーの気になるところを以下の3つに分けました。

  • デメリットと注意点
  • 「意味ない」と言われる理由
  • 時間とお金のめやす

それぞれのポイントを詳しく説明します。

デメリットと注意点

髪質改善カラーにも気をつけたい点があります。

まず、通常のカラーより薬剤がやさしいとはいえゼロダメージではありません

細い髪やブリーチ毛は事前のトリートメントが必須です。

また、補修成分が定着しやすい反面、強い洗浄力のシャンプーを使うと逆に色落ちと乾燥が進むので注意。

施術時間が長め、料金も少し高めなのでサロン選びは口コミで比較し、担当者に仕上がりイメージと予算をしっかり伝えましょう。

ホームケアを続ければ効果は長もちしやすいので、デメリットをカバーしながらつや髪を楽しんでください。

「意味ない」と言われる理由

「髪質改善カラーなんて意味ないよ」と言われるのは、期待と現実の差が原因です。

傷みが強い髪はツヤが出にくく、1回で生まれ変わると思っていた人が期待外れに感じることがあります。

また、洗浄力の強いシャンプーや高温アイロンを続けてしまい、補修成分が流出し手ざわりが元通りになってしまう失敗に気づいていないことも。

担当美容師による技術差も大きく、薬剤の調合や塗り分けが合わないと「変わらなかった」と感じる例もあります。

施術とホームケアの両方がそろわないと良さが発揮されず、「意味ない」と誤解されやすいのです。

時間とお金のめやす

髪質改善カラーは、工程が多いためサロン滞在は約2時間半〜3時間半を見ておくと安心です。

料金はトリートメント成分が加わるぶん、ふつうのカラーより2,000〜5,000円ほど高めが一般的。月1ペースだと出費が気になります。

ただし、色もちと手ざわりが良くなるぶん次の来店を伸ばせるので、結果的にコスパは悪くありません。

さらに専用シャンプーやオイルを使えばツヤを長く守れるため、時間もお金もトータルで節約できますよ。

髪質改善カラーはどんな人に合っているの?

髪質改善カラーに合っているのは、以下の5つのタイプの人です。

  • クセ毛や軟毛でまとまりにくい人
  • 縮毛矯正をしている人
  • 髪が多くて広がる人
  • ブリーチ毛でダメージが気になる人
  • しばらく暗めカラーを楽しみたい人

それぞれのタイプを詳しく説明します。

クセ毛や軟毛でまとまりにくい人

クセ毛や軟毛は水分バランスが不安定で、湿気の日はふくらみ、乾くとパサつきがちですよね。

髪質改善カラーは内部にタンパク質を送り込みつつ表面をなめらかにコートするため、1本1本がしっとり重さを帯び、うねりと浮きを抑えます

空洞が多いやわらかい髪でもハリが出てペタンとなりにくく、色素も定着しやすいので色落ちの心配も減少。

ドライヤーだけで形が決まり、朝の支度がぐっと時短に。

まとまらない髪に悩む人こそ試す価値ありです。

縮毛矯正をしている人

縮毛矯正をかけた髪は、熱や薬剤で内部がスカスカになりやすく、ツヤや色味も抜けがち。

髪質改善カラーはタンパク質と保湿オイルを同時に届け、傷んだすき間を埋めながらやさしく発色させます。

矯正後に起こりやすいパサつきや黄ばみを抑え、まっすぐなラインに自然な光沢をプラス

根元が伸びても境目が目立ちにくく、アイロン回数も減らせるのでこれ以上のダメージを防ぎつつカラーを楽しめます。

さらに薬剤のpHが低めで頭皮ヒリヒリも感じにくく、サロン帰りのサラサラ感が長もち。

矯正とカラーを別日でくり返す手間も省け、時間とお財布にもやさしいのが魅力です。

髪が多くて広がる人

髪が多いとボリュームが収まらず、湿気で横に広がってしまいがち。

髪質改善カラーは、補修成分で髪の内側をうるおしながら色を入れるので、一本一本にほどよい重さとしなやかさがプラスされます。

キューティクルも整うため光がそろって反射し、見た目がすっきりまとまりやすいのも魅力。

ブローだけで形が決まり、毎朝のアイロンやオイルの量もぐっと減少。

さらに色もちが良いのでカットの間隔を伸ばしても扱いやすさをキープでき、美容室通いの回数も抑えられます。

毛量によるモワモワに悩む人ほど、仕上がりの軽さと扱いやすさを実感できます。

ブリーチ毛でダメージが気になる人

ブリーチをくり返した髪はスカスカになり、色もすぐ抜けてしまいますよね。

髪質改善カラーなら、カラー剤と一緒にタンパク質や保湿オイルを送り込むので、空洞がうるおいで満たされ手ざわりがしっとり。

キューティクルも整うため光が均一に跳ね返り、パサつきや白っぽい黄ばみが目立ちにくくなります。

さらに薬剤の力がマイルドなのでこれ以上のダメージも最小限。

色もちが良くなるぶんサロンへ行く間隔を伸ばせ、髪にもお財布にもやさしいのがうれしいポイントです。

しばらく暗めカラーを楽しみたい人

学校や仕事の都合で、しばらく暗めの髪色をキープしたい人にも髪質改善カラーはぴったりです。

補修成分が色素をギュッと閉じ込めるので、黒髪やダークブラウンでもツヤが映え、色落ちがゆるやか

褪色による赤みや黄ばみが出にくく、数週間たっても“こげ茶→赤茶”の変化が最小限です。

根元が伸びても境目が目立ちにくいため、サロンの間隔をのばしても清潔感をキープ。

面接や就活、写真撮影などきちんと見せたい場面でも、しっとりとした光沢が落ち着いた印象をプラスします。

暗めカラーでも重たく見えず、指通りがなめらかなのでアレンジも楽しめます。

カラーと髪質改善の順番Q&A

カラーと髪質改善を別で行う場合や、施術に関するよくある質問と答えをまとめました。

施術前にぜひ読んでみてください!

カラーと髪質改善、どっちが先?

結論は「髪質改善→カラー」が安心です。

先に髪質改善をすると髪の中が整い、あとから入れる色素が抜けにくくなります。

時間に余裕があれば数日あけてカラーを入れると発色がさらに安定し、同日でもこの順番が定番。

逆にカラーを先にすると、髪質改善のアイロン工程で色が沈んだり抜けたりしやすいので注意しましょう。

すでに染めている場合は、色が少し抜けた頃に髪質改善を足すのがおすすめです。

迷ったときは美容師さんに「色持ち重視なので髪質改善を先にしたい」と伝えればOK。

ストレートやブリーチとはどう組み合わせる?

ストレートをかけたい場合は、まずストレートを済ませ、1週間ほど置いてから髪質改善カラーを入れるのが基本。

熱で開いたキューティクルが落ち着くと、色が定着しやすくなります。

一方、ハイトーンにしたい人はブリーチ→髪質改善カラーの順

明るく抜いたあとすぐ補修成分と色素を入れると、ダメージホールが埋まりツヤも復活します。同日施術もOKですが、髪の状態によって間隔をあける方が安全なことも。

担当美容師に「ダメージを抑えつつ色持ちも重視したい」と伝え、ベストなスケジュールを組んでもらいましょう。

同時にやってもいい?

忙しくて通う時間がない人は、カラーと髪質改善を同日にまとめることも可能です。

カラー剤に対応した補修成分を一緒に入れれば、色とツヤを同時に手に入れられるメリットも。

ただし薬剤が重なるぶん髪への負担はゼロではありません。

ブリーチ毛やダメージが大きい場合は、日を分けた方が安全なことも

まずは美容師さんに髪の状態をチェックしてもらい、「同日にしたいけどダメージは抑えたい」と相談しましょう。

経験豊富なサロンなら髪の体力を見きわめ、施術順や薬剤濃度を調整してくれます。

時間と手ざわり、どちらを優先するかでベストな選択を決めてください。

髪質改善カラーをするサロンの選び方と予約前チェック

髪質改善カラーが得意なサロンの選び方や、予約をする前にチェックして欲しいことをまとめました。

髪質改善系施術は美容師の腕によって仕上がりが大きく変わるため、利用する店舗は慎重に選びましょう。

どこでできる?サロンの探し方

髪質改善カラーを扱うサロンは増えていますが、技術差は大きめ。まず「髪質改善カラー&地区名」で検索し、予約サイトの口コミ★4以上を目安に絞り込みましょう

写真付きレビューでツヤ感が本当に出ているかをチェック。

Instagramで「#髪質改善カラー」を追い、気になるスタイリストのBefore→Afterも見ると失敗しにくいです。

値段だけで選ばず、施術例の多さと質問へのレスポンスの速さを重視すると安心です。

カウンセリングが丁寧か、薬剤やケア方法を具体的に説明してくれるかも確認しましょう。

スタイリストの技術を見極めるコツ

上手なスタイリストは、カウンセリングで髪を丁寧に触りながら生活習慣まで聞き取ってくれます。

さらに、Before→After写真を同じ角度・照明で載せ、加工なしと明記。

質問には薬剤名や手順を具体的に答えられるかも大切です。

SNSで同じお客様が何度も登場するならリピーターが多い証拠です。

無料の事前相談やLINEでのアフターフォローがあるかも確認し、真摯さと情報量の多さで技術力を見極めましょう。

予約前に伝えるポイント

予約を入れる前に、

  1. 希望の色味と明るさ
  2. これまでのカラーやパーマ歴
  3. 気になる傷みや頭皮トラブル
  4. 仕上げたい雰囲気
  5. 通う頻度や予算

この5つを伝えておくと相談がスムーズです。

とくに過去半年にブリーチや縮毛矯正をした場合は必ず申告を

写真イメージを送っておけば当日のカウンセリング時間も短縮でき、理想通りのつや髪に近づけます。

予算オーバーを防ぎたいなら上限額も提示しましょう。

また、アレルギーや妊娠中など薬剤に制限がある場合は先に知らせておくと、別プランを提案してもらえます。

施術後の予定(大事な撮影日や旅行など)も伝えておけば、色落ちや褪色のタイミングを計算して配合を調整してくれるので安心です。

髪質改善カラーの施術ステップ

髪質改善カラーの施術ステップは以下の4つです。

  1. カウンセリング
  2. カラー剤を塗布
  3. トリートメントケア
  4. 仕上げと確認

それぞれの行程を詳しく解説します。

カウンセリング

カウンセリングでは、まず髪を手で優しくさわりながら状態をチェックし、希望の色味・明るさ・ツヤ感をヒアリングします。

過去半年のカラーやパーマ履歴、頭皮のかゆみやアレルギーがないかも確認し、安全に施術できるようにします。

ライフスタイルやセット時間の長さを相談し、「毎朝アイロンを使う」「学校や仕事で暗めが必要」などの条件を共有することで、色持ちとダメージのバランスを最適化。

サンプル写真やカラーチャートで仕上がりイメージをすり合わせるので、施術後のギャップが少なく安心です。

カラー剤を塗布

カラー剤はまず後頭部から塗りはじめ、毛量やダメージに合わせて薬剤を分けます

根元は体温で発色しやすいので少し時間差をつけ、毛先には栄養入りクリームを重ねて負担をセーブ。

塗布後はコームでやさしくとかし、薬剤を全体に均一になじませます。

遠赤外線ヒーターでじんわり温めることでトリートメント成分が内部まで浸透。

発色と手ざわりを同時に高める大切な工程です。

トリートメントケア

カラー剤を流したら、すぐに集中トリートメントを行います。

まずタオルで水気を軽く取り、ケラチンや植物オイルたっぷりのクリームを毛先中心にもみ込みます。

続いて超音波アイロンや微細ミストで粒子を奥へ押し込み、内部の空洞をうるおいで満たします。

次に酸性のコート剤でキューティクルをキュッと閉じて成分を固定。

仕上げにぬるま湯でやさしくすすぎ、表面を冷風で整えるとツヤがぐっとアップします。

色素と栄養が逃げにくくなるため、しっとりした手ざわりと光を弾く輝きが長もち。

思わず触りたくなる“ぷるん髪”を完成させる大切なステップです。

仕上げと確認

仕上げではドライヤーで根元から風をあて、ブラシで面を整えながらツヤを最大化します。

ブロー前にヒートプロテクトスプレーをかけ、熱ダメージを防ぎつつ水分を閉じ込めます。

ライトの下で色味をチェックし、ムラや染め残しがないかスタッフと一緒に確認。

必要なら微調整を行い、最後にオイルをワンプッシュなじませて完成です。

鏡越しに後ろ姿まで見せてくれるので安心。

手触りや扱い方、翌日からのケア方法もここでレクチャーしてくれるため、自宅に帰ってからもつや髪をキープしやすくなります。

仕上がり写真を撮ってもらえば次回オーダー時の参考になり便利。

気になる点があれば遠慮せずその場で伝え、ベストな状態で帰りましょう。

髪質改善カラー施術後のホームケア

髪質改善カラーを施術した後、自宅でできるケア方法やコツは以下の4つです。

  1. アミノ酸シャンプーでやさしく洗う
  2. 洗ったらすぐドライヤー
  3. オイルとミルク、どっちが合う?
  4. いつから髪を結んでOK?

それぞれのポイントを詳しく説明します。

アミノ酸シャンプーでやさしく洗う

髪質改善カラーを長もちさせるコツは、強い洗浄力のシャンプーをやめてアミノ酸系に替えることです。

たんぱく質に似たやさしい洗浄成分がキューティクルを開かずに汚れだけを落とし、入れた色素や補修成分を守ります。

まずぬるま湯でしっかり予洗いし、泡立ちを良くしてからシャンプーを手に広げ、指の腹で地肌をマッサージしましょう。

毛先は泡をなじませるだけで十分です。

最後は時間をかけてすすぎ、軽く水気を切ってからトリートメントを塗ると栄養が行き渡り、つやと手触りがぐっと長もちします。

洗ったらすぐドライヤー

濡れた髪をそのまま放置すると、キューティクルが開いたまま水分が蒸発し、せっかく閉じ込めた色素や栄養が抜けやすくなります。

バスタオルで優しく押さえて水けを取り、洗い流さないトリートメントを付けたら、根元からドライヤーで温風→最後に冷風。

短時間で乾かすことで表面が整い、ツヤと色もちがぐんとアップします。

電源を入れる前に髪を軽くとかして空気を通すと乾きが早く、摩擦によるダメージも減ります。

夜濡れたまま寝ると枕とのこすれで色落ちと枝毛が進むのでNG。

毎回の“すぐドライ”が翌朝のまとまりも大きく変えます。

仕上げにツヤ出しオイルを一滴毛先に滑らせれば、余熱でしっかり密封できます。

オイルとミルク、どっちが合う?

髪質改善カラー後の仕上がりを守るなら、髪質で選ぶのが近道です。

乾燥や広がりが気になる硬め・多毛さんは「オイル」がおすすめ。

ツヤ膜をつくり湿気からガードします。一方、細くて絡まりやすい軟毛さんは「ミルク」が◎。

水分とタンパク質を補いながら軽い質感でふんわり感をキープできます。

朝セット前はオイル、夜のドライ前はミルクなど、時間帯で使い分けてもOK。

1円玉大を手に伸ばし、毛先中心に軽くもみ込むのがポイントです。

いつから髪を結んでOK?

髪質改善カラー直後は、髪内部の補修成分や色素がまだ安定していません。

しっかり定着するまで8〜12時間はゴム跡が付きやすいので、結ぶのは翌朝以降が安心です。

どうしても結びたい場合は、乾かした後にやわらかいシュシュで低めの位置を軽く留める程度にしましょう。

それ以降、色とツヤが落ち着く24時間後には通常のヘアアレンジOK。

ただし強く引っぱるとキューティクルが開きパサつきの原因になるため、細いゴムより幅広のヘアアクセを使い、外すときはオイルを一滴手になじませ滑らせると摩擦を防げます。

まとめ──髪質改善カラーで理想のつや髪へ

髪質改善カラーは、色とケアを同時に叶える進化系メニューです。

ツヤが長持ちし白髪もブリーチ毛も自然にカバー、来店間隔が延びて総合コスパ◎。

クセ毛・多毛でも扱いやすく、アミノ酸シャンプーと速乾ドライに専用オイルやミルクを足せばツヤ感キープできます。

施術時間と費用はやや増しますが、毎朝の時短と髪の体力温存で差がつきます。

サロン選びは口コミ★4以上と丁寧なカウンセリングを基準に。

理想のぷるん髪へ、一歩踏み出してみてください!

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