髪質改善では癖は伸びない!くせ毛からサラ艶ロングを目指す方法

髪質改善では癖は伸びない!くせ毛からさら艶ロングを目指す方法

くせ毛で悩んでいる方の中には、「髪質改善をすれば、くせ毛が完全に治る」と思っている方も多いのではないでしょうか。

でも実は、髪質改善だけでは強いくせ毛を完全に伸ばすことはできないんです。

この記事では、髪質改善の本当の効果と、くせ毛を美しいサラ艶ロングヘアにする正しい方法をお伝えします。

この記事でわかること
  • 髪質改善でクセが「落ち着く」理由
  • くせ毛からサラ艶ロングヘアーを目指す手順
  • クセが強すぎて縮毛矯正を断られてしまった時の対処方法

クセやダメージが強くて縮毛矯正を断られてしまった方もいるかもしれません。

髪質改善と徹底的なホームケアで、縮毛矯正ができる状態を作れる可能性もあるので、その方法をご紹介していきます!

目次

髪質改善で強い癖は伸びない!落ち着きやすく自然な仕上がりへ

髪質改善は髪の内部に栄養と水分を補い、表面をなめらかにするメニューです。

ガンコなくせ毛をストレートに矯正するほどのパワーはないものの、ボリュームをおさえ、指通りをなめらかにしてナチュラルで扱いやすい質感へ導きます。

毎日アイロンで苦戦している方も、うねりが落ち着いて朝の時間をグッと短縮。

続けるほどまとまり感が増し、自分の髪に自信が持てるようになります。

キューティクルの補修でうねりが落ち着く

髪の表面にあるキューティクルが傷むと、内側の水分が逃げて髪が細くなったり、うねりが目立つようになります。

もともとくせ毛の場合は、生えてくる髪自体のキューティクルが少ない可能性があります。

髪質改善では髪内部にアミノ酸やケラチンを補給し、はがれたキューティクルを疑似的に整列させます。

表面が滑らかになると光がきれいに反射し、毛流れも整うため、見た目のくせが落ち着きます

雨の日でも広がりにくく、指通りもサラサラ。

一度で完全に直るわけではありませんが、1〜1.5か月ごとに続けると効果が定着し、ツヤのある素直な髪が育っていきます。

ダメージが補修で髪を伸ばしやすくなるから癖が小さくなる

髪がダメージを受けると切れ毛や枝毛が増え、長くなる前にカットせざるをえません。

髪質改善で内部の空洞を補修し、コシを取り戻すと毛先まで強くしなやかになり伸ばしやすくなります

髪が長くなるほど自重で引っ張られ、強めのうねりでも少しずつ落ち着いて見えるように。

ダメージケアは髪のくせを小さく見せる近道でもあります。

髪を切らずに済むぶん、憧れのロングヘアへもスムーズ。

ブロー時間も短くなり、毎日のお手入れがぐっと楽になります。

完全なまっすぐや形を変えるなら縮毛矯正やパーマが必要

髪質改善はあくまでケアなので、波状や捻転など強いくせをまっすぐに伸ばしたり、大きくカールをつけたりはできません。

ピンとしたストレートが欲しいなら縮毛矯正、毛先に動きを出したいならパーマといった薬剤施術が必要です。

ただし、縮毛矯正の薬剤は髪に負担がかかるため、くせが強すぎると施術を断られてしまうことも…。

そんな時は、先に髪質改善で土台を整え、ホームケアに力を入れれば縮毛矯正ができる強い髪を作れる場合があります

美容師と相談し、髪の状態とゴールに合ったメニューを選びましょう。

くせ毛を髪質改善で鍛えてサラツヤなロングを作る手順

癖が強い髪は、縮毛矯正をかけるとボリュームが足りなくなったり、切れ毛の危険がある場合は施術ができないこともあります。

対策として、髪質改善で鍛えて縮毛矯正に耐えられる髪を作る方法があります。

くせ毛を鍛えつつ縮毛矯正へ進む9ステップ

  1. 髪質チェックとカウンセリングでゴール共有
  2. 髪質改善トリートメントを1~1.5ヶ月あけて2~3回施術
  3. おうちケア強化:アミノ酸系シャンプー+洗い流さないトリートメント+週1ヘアマスク
  4. ドライヤーは中温で根本→毛先へ、ヘアオイルで熱と紫外線ガード
  5. 3か月目に状態再確認、弾力が出て切れ毛が減ったら次へ
  6. 前髪や顔周りだけ弱酸性縮毛矯正でテスト施術
  7. 問題がなければ全体を弱酸性縮毛矯正+酸熱トリートメントで仕上げる
  8. 伸びた根本は6〜8週ごとにリタッチ、同時に髪質改善でうるおいを補給
  9. 毛先は最小限のカットだけにし、半年〜1年かけてサラ艶ロングへ

焦らず段階を踏むことで薬剤ダメージをぐっと減らせます。

とくに最初の3か月は「髪を育てる期間」と考えましょう。

美容室での髪質改善も重要ですが、その効果を逃がさないためのホームケアがとても大事。

ブリーチや高温アイロンは避け、たんぱく質と水分の補給を欠かさないことが成功のカギです。

体調や食事、睡眠も髪の強さに直結します。インナーケアも意識して、無理なくロングヘアを楽しみましょう。

わからないことがあればLINEからご相談くださいね!

\専門店で髪質改善・縮毛矯正をする!/

髪質改善と縮毛矯正のちがい

髪質改善は内部補修と表面コートでツヤとまとまりを高める“ケア”メニュー。

縮毛矯正は薬剤と熱で髪の芯を組み替え、強いくせ毛もピンと伸ばす“デザイン”メニュー。

目的と負担が大きく違うため、それぞれの違いを詳しく説明します!

くせ毛への効果の比較表

髪質改善縮毛矯正
伸び具合ゆるやかに落ち着くほぼ直線
ダメージ回復大きい ※薬剤による
効果のもちホームケア次第
仕上がり自然ストレート感くっきり

髪質改善でも癖は落ち着きますが、それは髪のダメージや成分補給による改善の成果です。

髪が伸びてくると自重で落ち着きやすくなるという効果もあります。

ある程度の癖を残して、自然で個性のある状態を目指すのもおすすめですよ!

あなたに合うのはどっち?

あなたが髪質改善を受けるべきか、縮毛矯正を受けるべきかは、目的によって違います。

ざっくりとした目的別のおすすめメニューは以下です▼

  • 朝の広がりを抑えたい、ナチュラルな質感を保ちたい人:髪質改善
  • 強いうねりを一度でまっすぐにしたい、雨の日もさらっと決めたい人:縮毛矯正

 迷ったら美容師に髪の状態を見せて相談しましょう。

長期的なプランも提案してくれます!

くせ毛を整える2つのルート

くせ毛をどう扱いたいかで選ぶ道は変わります。

ここでは「縮毛矯正で伸ばすルート」と「髪質改善で扱いやすくするルート」の2本をご紹介。

どちらにも長所と注意点があり、髪の状態や生活リズムでおすすめは違います。

自分のゴールをはっきりさせて最適なプランを見つけましょう。

読みながら実際に髪を触り、手ざわりや広がり方を確かめると必要なケアがイメージしやすくなりますよ。

ルート1:縮毛矯正で伸ばす

縮毛矯正は薬剤とアイロン熱で髪の内部を組み替え、根元から毛先までほぼ一直線のストレートにします。

強いクセでも一度でサラサラになり、雨の日も広がりにくいのが魅力。

半年ごとに根元だけリタッチすれば美しさを長く保てます。

ただし負担は大きめなので、くせが強い場合は施術自体ができない場合もあります。

縮毛矯正ができない場合はルート2を検討しましょう。

ルート2:髪質改善で扱いやすくする

髪質改善はアミノ酸やケラチンを補給し、キューティクルを整えてツヤと水分バランスを回復させるケア。

クセを完全に伸ばす力はないものの、広がりを抑え、手ぐしでまとまるやわらかな質感に導きます。自然体の仕上がりが好きな人や、縮毛矯正前の土台作りにもぴったりです。

月1ペースで続けるとダメージが減り、アイロンやブロー時間も短縮。

髪の強度が高まれば、縮毛矯正ができる状態になる可能性もあります。

施術の順番―強いくせ毛は髪質改善からがおすすめ。同時施術も検討しよう

基本的には「髪質改善→縮毛矯正」の順番がおすすめです。

くせ毛の場合、髪質改善を先に行って髪の強度を上げてから、縮毛矯正を行うと美しい仕上がりになります。

同時施術が可能な場合もあり、髪の状態によって適切な組み合わせ方を選ぶ必要があります。

キューティクルを開いて薬剤を浸透させる過程がどちらの施術も同じなので、髪の状態を改善しつつくせを伸ばせます。

髪の状態によっては順番を変える場合もあるので、美容師さんとよく相談してくださいね。

癖やダメージが強くて縮毛矯正を断られた時は髪質改善!

髪のダメージがひどい場合や、とても強いくせ毛の場合、縮毛矯正の薬による負担に髪が耐えられない可能性があります。

そんな時は髪質改善で髪の強度が高められないか検討してみましょう。

癖が強いと縮毛矯正の負担に耐えられないことがある

細くなった部分や、うねりが強く折れたような状態だと髪が切れてしまうと、現状よりも見た目が悪くなることも。

このような場合、美容室で縮毛矯正を断られてしまいます。

美容室側としても、縮毛矯正で髪が切れてしまったり、仕上がりが元の状態よりも悪くなれば完全な「失敗」となるため、無理な施術はできません。

すべての原因は「髪が縮毛矯正の負担に耐えられない」という部分

でも、髪質改善で成分を補充して太さやしなやかさを作ることができれば、縮毛矯正を受けられる状態を作れる場合もあります!

髪質改善で縮毛矯正に耐えられる髪を作る

髪質改善を続けることで時間はかかりますが、確実に髪は良くなっていきます。

髪を強くして、将来的に縮毛矯正ができる状態まで「鍛える」という感覚です。

一度では強い癖やダメージの完全な補修ができないため、定期的な施術と徹底的なホームケアが必要。

まずは、くせ毛のケアをして小さな変化を楽しむ心構えで続けていきましょう。

髪の強度が十分になれば、縮毛矯正で一気にイメージチェンジできますよ!

髪質改善で髪を鍛えてサラ艶ロングを目指そう

くせ毛を美しいサラ艶ロングヘアにするためには、髪質改善と縮毛矯正を上手に組み合わせることが大切です。

髪質改善で髪の土台を作り、必要に応じて縮毛矯正で形を整える。

この組み合わせで、理想的な美髪を手に入れてください。

まずは髪質改善で髪を鍛えることから始めて、あなたの理想のサラ艶ロングヘアを目指しましょう。

美容師さんと相談しながら、あなたにぴったりの方法を見つけてくださいね!

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