髪質改善トリートメントのデメリット|やめたほうがいいケースと選び方を美容師が解説

要注意!髪質改善トリートメントのデメリット7選――知らずに受けると後悔する落とし穴

「髪質改善トリートメントはやめたほうがいい」という言葉を見かけて、受けるかどうか迷っている方もいると思います。

結論からお伝えすると、髪質改善そのものをやめたほうがいいというより、自分の悩みに合っていない施術を選ばないことが大切です。

クセを伸ばしたいのか、ダメージや質感を整えたいのか、どんな仕上がりを期待しているのか。ここがずれていると「効果がなかった」と感じやすくなります。

この記事では、髪質改善で「思っていたのと違う」と感じやすいポイントと、自分に必要な施術をどう考えるかを美容師が解説します。

目次

Ponoでは「髪質改善」を単独のメニューとして扱っていません

前提としてお伝えしたいのが、Ponoでは髪質改善を「これをやれば完成する単独のメニュー」としては扱っていない、ということです。

Ponoにとっての髪質改善は、髪を本来より扱いやすく、綺麗な状態へ導いていくための考え方です。真っ直ぐにすることが目的ではなく、ツヤ・柔らかさ・まとまり・手触り・扱いやすさを高めて、毎日のストレスを減らすことを目指しています。

そのため、縮毛矯正・カラー・トリートメント・ホームケアを、髪の状態に合わせて組み合わせながら考えます。

必要な施術は「悩みの原因」で決まります

どの施術が必要かは、メニュー名ではなく悩みの原因から判断します。

クセによる広がり・うねりが主な原因なら縮毛矯正を、ダメージや乾燥による広がり・ツヤ不足・手触りの低下が主な原因ならヘアエステなどのトリートメントを提案します。クセとダメージの両方が原因のときは、一方だけでは十分に改善しないため、施術を組み合わせたり時期を分けたりする改善プランをご提案します。

「髪質改善か縮毛矯正か」というメニュー選びではなく、「その悩みを改善するには何が必要か」から考える、という順番です。

「自分はクセが原因なのかダメージが原因なのか分からない」「髪質改善と縮毛矯正のどちらが合うのか迷う」という場合は、ご予約・お問い合わせページからお気軽にご相談ください。髪の状態やこれまでの施術履歴をうかがったうえで、必要な施術をご提案します。

髪質改善では強いクセは伸びません

髪質改善のビフォー&アフター写真を見ると、ツヤが出るだけでなく髪がまっすぐになっているような印象を受けることがあります。

しかし髪質改善のトリートメントには、縮毛矯正のようにクセを伸ばす力はほとんどありません。

ここが、期待と仕上がりがずれやすい一番のポイントです。

クセが伸びない理由

トリートメントは、髪に不足した成分を補い、表面を整えてコンディションを上げる施術です。

形を変える縮毛矯正とは違い、クセのもとになる部分には手を入れません。

そのため強いうねりがある髪は、手触りがしなやかになってもまっすぐには伸びず、「効果が薄い」と感じやすくなります。

一方で、クセを無理に伸ばさないぶん、自然な質感を保ったまま扱いやすさを上げられるという良さもあります。

クセと髪質改善の関係は髪質改善では癖は伸びない!くせ毛からサラ艶ロングを目指す方法で詳しく解説しています。

クセを伸ばしたい場合の考え方

クセをしっかり伸ばしたい場合は、トリートメントではなく縮毛矯正が選択肢になります。

気になる部分だけ範囲を絞って施術する方法もあり、髪全体への負担を抑えながらうねりを落ち着かせられる場合があります。どこまで施術するかは、クセの強さや髪の状態を見て決めます。

Ponoには、髪質改善の考え方にもとづいた「髪質改善縮毛矯正」というメニューがあります。髪質改善とは別に縮毛矯正を重ねるのではなく、ひとつのメニューとして設計しているものです。詳しくは縮毛矯正の施術と流れのページをご覧ください。

「やめたら悪化した」と感じるのはなぜか

「髪質改善をやめたら髪の状態が悪くなった」という声を見かけることがあります。

トリートメントは髪の状態を整える施術のため、それ自体で髪が悪化するわけではありません。

感じ方が変わりやすい理由を整理します。

施術で整えた状態は少しずつ戻っていきます

施術で整えた手触りやまとまりは、日々の洗髪やスタイリングのなかで少しずつ元の状態に近づいていきます。

施術直後との差を感じると「やめたら悪化した」と受け取られることがありますが、これは施術前の状態に戻っていく過程です。

もともとのクセやダメージが強いほど、この差は感じやすくなります。だからこそ、最初に「何が悩みの原因なのか」を確認しておくことが大切です。

日々の扱い方でも変わります

施術後の持ちは、髪の状態や施術内容だけでなく、毎日の扱い方によっても変わります。

たとえば洗浄力の強いシャンプーで強くこすったり、高温のアイロンを毎日使ったり、髪を濡らしたまま寝たりすると、整えた状態は早く戻りやすくなります。

髪に合ったシャンプーを使い、アイロンの温度を上げすぎず、洗髪後は早めに乾かす。この積み重ねで、施術後の状態は保ちやすくなります。

費用が気になる場合は、必要な施術を絞ることから

髪質改善は継続的に考えていくものなので、費用が気になるという声もよくいただきます。

ただ、毎回すべての施術をする必要はありません。今の髪に必要なものを絞れば、負担を抑えながら続けられます。

Ponoの各メニューの内容と料金はメニュー詳細と料金のページでご確認いただけます。髪質改善の料金の考え方は髪質改善の値段はいくら?もう迷わない料金ガイドで解説しています。

カラーの色味が変わって見えることがあります

「髪質改善をしたらカラーが落ちた気がする」という声を聞くことがあります。

薬剤を使う施術のあとは、色味の見え方が変わることがあります。ただし、必ず色が落ちるとは限りません。

気になる場合は、カラーと合わせてどう進めるかを事前に相談しておくと安心です。

カラーの予定がある場合は、施術の順番や間隔を含めて一緒に考えます。髪の状態によって最適な進め方は変わります。

色持ちのために自宅でできること

自宅でのケアでも、色持ちの感じ方は変わります。

熱すぎないお湯で、指の腹を使ってやさしく洗いましょう。

乾かす前に洗い流さないトリートメントをなじませると、乾燥を防ぎやすくなります。

ドライヤーやアイロンの熱を当てすぎないようにし、屋外では帽子などで紫外線対策をするのもおすすめです。

施術内容によっては髪に負担がかかることがあります

「髪質改善でダメージを受けた」という声を見かけることもあります。

トリートメントは髪を整えるための施術ですが、施術内容や髪の状態によっては負担がかかる場合もあります。

どんなときに負担が大きくなりやすいのかを整理します。

繰り返しの施術と熱の当てすぎに注意

薬剤を使う施術を短い間隔で繰り返すと、髪への負担は積み重なりやすくなります。

また、アイロンやドライヤーの熱を高い温度で毎日当て続けることも、手触りが硬くなる原因になりやすい部分です。

Ponoでは、髪の状態と施術履歴を確認したうえで、負担が適切かどうかを見ながら施術内容を決めています。

施術後に手触りの変化が気になったときは、そのままにせず担当美容師にご相談ください。

負担を抑えるための考え方

アイロンを使う場合は、温度を上げすぎないようにしましょう。

気になるのが根元だけであれば範囲を絞った施術に切り替える、毛先は保湿ケアにとどめる、といった選び方で負担を抑えられます。

どのくらいの間隔で施術するかは、髪の状態や施術内容を見ながら担当と決めていきます。

頭皮が敏感な方は、事前にお伝えください

「美容室に行くと頭がかゆくなりやすい」という方は、髪質改善に限らず、施術前のカウンセリングでその旨をお伝えください。

頭皮への負担に配慮した施術方法や薬剤を選べる場合があります。

過去のカラーやパーマでしみた・かゆくなったことがある場合も、あわせて教えていただけると助かります。

カウンセリングの時間をしっかり取る美容室を選ぶことも、安心につながります。

施術中に違和感・しみる・かゆみなどがある場合は、我慢せず美容師へ伝えてください。施術後に気になることが出てきたときも、早めにご相談ください。

「思っていたのと違う」を防ぐために

ここまでの内容をふまえて、施術前に確認しておきたいことをまとめます。

何を期待しているかを言葉にしておく

「クセをまっすぐにしたい」のか「手触りとツヤを良くしたい」のかで、必要な施術は変わります。

仕上がりのイメージを具体的に伝えていただけると、認識のずれが起きにくくなります。

気になる部分が限られている場合は、範囲を絞った施術という選択肢もあります。

迷っている段階でも問題ありません。髪を見ながら一緒に考えます。

続け方は髪の状態に合わせて決めます

Ponoでは「何回通えば完成」「何か月ごとに必ず」と一律には決めていません。

髪の状態・施術内容・悩みに合わせて、次にいつ何をするのが良いかを判断します。

継続的なケアが役立つことはありますが、必ず通い続けなければならないというものではありません。

迷ったときは、担当美容師にご相談ください。

自宅でのケアも仕上がりに関わります

毎日の扱い方も、施術後の状態の保ちやすさに関わります。

熱すぎないお湯でやさしく洗い、すすぎ残しがないようにしっかりすすぐ。

タオルで水気を取ったら、早めに乾かす。

乾かす前に洗い流さないトリートメントを毛先になじませ、屋外では紫外線対策をする。

こうした基本的なケアの積み重ねが、施術後の状態を保ちやすくします。詳しいホームケアの手順は自宅でできる髪質改善ガイドで解説しています。

まとめ|やめたほうがいいのではなく、合う施術を選ぶこと

髪質改善で「思っていたのと違う」と感じやすいのは、クセが伸びない・整えた状態が戻っていく・施術内容によっては負担がかかる、といった点です。

ただしこれらの多くは、悩みの原因に合った施術を選び、範囲や進め方を調整することで避けられます。

Ponoでは髪質改善を単独のメニューとして扱わず、クセが原因なら縮毛矯正、ダメージや質感の悩みならトリートメントというように、原因から必要な施術を考えます。

自分にはどちらが合うのか迷う場合は、髪を見ながら一緒に考えますので、お気軽にご相談ください。

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