給与も、休日も、教育体制も確認した。それでも、まだ決めきれないことがあります。
それは、「この店の考え方が、自分に合うかどうか」ではないでしょうか。
経験を積んだ美容師ほど、この部分が気になります。技術だけを見られてきた職場、頑張っても認められなかった職場を知っているからです。
この記事は、条件の話ではありません。一人の美容師が、技術への過信から失敗し、そこからどう変わっていったのかという物語を通して、Ponoが採用で何を大切にしているのかをご紹介します。
登場するのは、Ponoが用意した漫画のストーリーです。実際の出来事そのものではなく、Ponoが伝えたい考え方を、物語として描いたものとして読んでください。
技術がある人ほど、陥りやすい落とし穴
経験を積むほど、自分のやり方に自信が持てるようになります。ただ、その自信が、時々思わぬ落とし穴になることがあります。
漫画では、こんな場面が描かれています。

パーマ前、お客様が小さな不安を口にします。「頼んでおいてなんですけど、本当にパーマっていけますか?」。作中では、その声が十分に受け止められないまま、施術が進んでいきます。

結果、髪が大きく傷んでしまいます。技術のミスそのものより、その後どう向き合うかが分かれ道になる——漫画はここから、そちらへ話を進めていきます。

作中では、この出来事がSNSで広まり、お店への影響も描かれます。一つの判断のズレが、思っていた以上に大きな影響を持つことがある、という場面です。
失敗を人のせいにするか、自分に向き合うか
漫画の主人公は、最初、自分の非を認められませんでした。

プライドが傷つき、自分から職場を離れていきます。「俺がこの店を回してたんだろうが」——そう言い切って出ていく姿は、失敗を認めるより、自分を大きく見せることを選んだ状態です。

その後、うまくいかない日々が続きます。孤独と焦りの中で、まだ誰かのせいにし続けている自分がいます。

そして、こう気づきます。
「人のせいにして、自分を大きく見せていただけだ」
「あの時一番邪魔だったのは、俺の方だったんじゃねえか」
それまで他人に向けていた言葉を、自分自身に向け直す場面です。ここが、この物語の最初の転換点です。
Ponoが採用で大切にしたいのは、失敗をしない人ではありません。失敗したときにどう向き合い、そこからどう変わるかです。素直に自分の非を認めること、他人のせいにし続けないこと。簡単そうに聞こえますが、漫画が描いているのは、それがどれほど苦しいプロセスかということです。
経験があるからこそ、学び直す
半年後の場面です。

学びの場では、こんな言葉が出てきます。
「実は一番大事なのは、髪を見極める力なんです。クセを見るよりダメージ履歴を見る」
「アイロンは、力じゃなくて熱で伝えるイメージです」
技術は「自分がどれだけできるか」ではなく、「相手の状態をどれだけ見極められるか」という考え方です。経験があっても、いえ経験があるからこそ、自分のやり方を過信せず、学び続ける。
そんな日々の中で、こんな場面もありました。

「半年後も髪が綺麗でいられること。そのために毎回の施術を積み重ねています」——そう説明する場面を、主人公は見学者として、真剣な表情で聞いています。
Ponoでも、経験者に対して「今までのやり方を全部変えてください」とは考えていません。ただ、それぞれの店にはそれぞれのやり方があり、そこは一度フラットに確認し合う時間が必要だと考えています。技術チェックやフィードバックの機会を設けているのも、同じ理由です。
実際にどんな研修や技術確認をしているのか気になる方は、募集条件のページでもご案内しています。
変わることは、過去を無かったことにすることではない
物語には、もう一つの場面があります。

主人公が、以前傷つけてしまった相手に、自分から謝る場面です。「すまなかった。お前に最低なことをした。周りを見下してた」。
返ってきたのは、単純な「もう大丈夫だよ」ではありませんでした。「あの時は今でも思い出すことがあります。まだ許せていません」——正直な気持ちが、そのまま伝えられます。

そのうえで、こう続きます。
「過去は忘れられません。でも、今のあなたはあの時のあなたじゃないです」
「プライドを捨てて変わること、一人の人間としてすごいと思います」
変わったからといって、過去の痛みが消えるわけではありません。 それでも、変わろうとしたこと自体を、ちゃんと見てくれる人がいる。
これは、これまでの経験や、過去にあった辛い出来事を「無かったこと」にする話ではありません。あなたが積み重ねてきたものはそのままに、新しい職場のやり方を素直に学び直す。行動で示した変化を、ちゃんと見てもらえる。Ponoが大切にしたいのは、そういう関係です。
Ponoが採用で大事にしていること
ここまでは、漫画で描かれているストーリーです。
この物語を通してご紹介したかったのは、Ponoが採用で大事にしたいと考えていることです。
- 素直さ・誠実さ——自分の非を認められること
- 向上心・学び続けること——経験があっても、やり方を過信しないこと
- 行動で変化を示すこと——言葉だけでなく、積み重ねで示すこと
- お客様に向き合うこと——目の前の一人ひとりの状態を、丁寧に見ること
技術力があることは前提にしたうえで、それ以上にこうした姿勢を持っている人と一緒に働きたいというのが、Ponoの採用の考え方です。
実際の働き方や条件を確認したい方は、募集条件のページからご覧ください。
まとめ|条件だけでなく、考え方が合うかどうかも見てほしい
転職先を選ぶとき、給与や休日、教育体制を確認するのは大切なことです。それでも、そこだけでは分からないものがあります。
それが、その店がどんな考え方を大事にしているかです。
今回ご紹介したのは、失敗しない人の話ではなく、失敗したときにどう向き合い、そこからどう変わっていくかという物語でした。Ponoが一緒に働きたいのは、完璧な人ではなく、素直に自分と向き合える人です。
気になることがあれば、応募の前に聞いていただいて構いません。働き方や、今回ご紹介した考え方についての相談だけでも大丈夫です。
募集条件を先に確認したい方は、記事下の求人ページからご覧ください。
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