美容師の年間休日は平均60～96日で少ない！休みを取りやすいサロンの選び方を紹介

美容師は予約がある仕事ということもあって、有給休暇が取りづらいことが原因で休みが少なくなってしまいます。

この記事では、美容師の年間休日について説明していきます。

美容師の年間休日は平均60～96日程度

美容師の休日は週に1～2日程度が平均的です。

平均月5～8日で、週1日休み＋2日でお休みの美容師が多いです。そのため、年間休日は60～96日程度になります。

有給休暇や長期休暇を取れる美容室も増えてきていて休暇が取得できるのであれば、年間休日が100日程度です。

一般的な企業に勤める会社員は完全週休2日の月8～10日休みで年間休日115日程度なので、美容師はやはり休日は少ない職業だと言えます。

美容師が休める曜日｜月曜日か火曜日が多い

美容室やサロンの定休日は月曜日か火曜日（関西は月曜日、関東は火曜日）が一般的なので美容師が休める曜日としては月曜日、または火曜日です。

月曜日と火曜日が休みの理由は以下の2つです。

※休電日とは、戦争の影響による電力不足を解消するために設けられていた「電気の供給を止める日」のことです。

逆に土曜日や日曜日、祝日は学校や仕事がお休みの方が多く休日に美容室に行くことが多いので美容師は繁忙する曜日です。

シフト制の美容室の場合でも、土日祝日は希望休を出せないことが多いです。

美容師は有給休暇を取れる？｜取得率は平均よりも低い約37％

美容師の有給休暇消化率は約37％です。これは日本の平均消化率の56.6％を大きく下回る数字です。

美容師は予約があったり、人が少なかったりすると有給休暇が消化しづらくなります。

特にサロンが人手不足の場合は、休みがなかなか取得しづらいです。

まだまだ有給休暇を取りづらいサロンはありますが、有給休暇を取りやすいサロンも増えてきています。

美容師の長期休暇はあるのか？｜カレンダー通りの休みは取れないことが多い傾向

年末年始はお休みの美容室も多いですが、カレンダー通りのお休みの日は美容室の需要が高くなる日なので、休暇にならない美容室が多いです。

お盆やゴールデンウィークも休みにはならないことが多い傾向ですが、夏季休暇に関しては取得できる美容室が増えてきています。

求人やお店の採用担当の方に聞いてみて確認するのがいいでしょう。

また、美容師は休みの日にコンテストや講習会があったりするため、実際の休日数より少なく感じることもあります。

休みを取りやすいサロンを選ぶ4つのポイント

美容師は他の業種に比べて休みが少ないため、プライベート重視の方はサロンを選ぶ必要があります。休みが取りやすいサロンを選ぶポイントをご紹介します。※「休みが取りやすいサロンを選ぶポイントをご紹介します」削除

休みやすいサロン選びのポイントは以下の4つです。

休みが取りやすいサロンを選べば、長く働けますし、プライベートも充実するはずなので自分に合ったサロン選びは重要です。

ポイントについて詳しく説明していきます。

スタッフが多いサロンを選ぶ

休みをしっかり取りたい場合は、スタッフ数が多いサロンがおすすめです。

人数が足りていれば休みを取っても補充がきくため、融通が利きます。

人手不足のサロンで離職者がでると休めなくなるものの、十分なスタッフがいるサロンなら土日祝日も休める可能性があります。

シフト制のサロンを選ぶ

希望日に休みたい場合は、シフト制を導入しているサロンがおすすめです。

定休日が固定されないため、比較的休みを取りやすい傾向があります。

とはいえ、お客様が集中する繁忙期や大型連休はスタッフ内で調整が必要です。

完全予約制のサロンを選ぶ

完全予約制のサロンは飛び込みのお客様を受け付けていないため、比較的ゆったりとした働き方ができます。

当日必要なスタッフだけの配置で良く、前もってすりあわせをしておけば希望日に休暇を取得できます。

働き方を見直す

サロンを選ぶのではなく、働き方を選ぶのも選択肢のひとつです。

パート勤務やフリーランスとして働く方法があります。

パート勤務の美容師なら時間を区切って働けるため、家事や育児と両立しやすくなります。

美容室と個人で業務委託契約を結び、面貸しのフリーランスとして働くことも可能です。

休日を自分で決められて、プライベートを充実させられます。

まとめ

年間休日60～96日程度と、美容師はまだまだ他の業種に比べると休みは少ない場合が多いです。

ですが夏季休暇がある美容室が増えてきていたりするので、プライベート重視で働きたい方などは、求人情報で給料や勤務地だけでなく、サロンの時間や休日数なども確認するといいでしょう。