美容師は30代からでもなれる！美容師免許を取得する手順を解説

この記事では、美容師を目指している方へ30代からでもなれるのかについて詳しく解説します。

結論としては30代からでも美容師になれます！

30代から美容師になるのは可能で、年齢制限はありません。

美容師免許を取得するには理美容学校の卒業が必要、学び方には全日制、夜間定時制、通信制があります。

筆記と実技試験の合格が必要で、国家試験は年2回実施されます。

働く際は、研修制度が整った美容室や年齢層が同じ店舗を選ぶと働きやすいです。福利厚生が充実していると、より長く働きやすくなります。

アシスタント期間は平均3年で、長時間労働や休みの少なさが離職の原因になる場合もあります。

40代定年説がありますが、法律での制約はなく、何歳でも働けます。

それでは、30代から美容師になれるか、について詳しく説明します！

30代でゼロから美容師になれます

30代からでも美容師になれます。美容師免許の取得に年齢制限は無く、取得の条件は「理美容の学校を卒業していること」のみ。

理美容専門学校は、高等学校卒業以上を入学資格にしているため、高等学校を卒業していれば、美容師免許は取得できます。

しかし美容師免許を取得した＝美容師になったというわけではありません。

入客できるまでのアシスタント期間は平均で3年と言われています。

3年の間の離職率も高く、長時間労働やずっと立ちっぱなしでの営業、休みが少ないのが原因。

美容師は比較的厳しい労働環境の職業であると認識しておいたほうがキャリアを考える時に役に立つでしょう。

美容師40代定年説は本当？｜30代から何歳まででも美容師として働ける

美容師には40代定年説があります。原因は給料の低さや体力仕事であるのが主な理由。

美容師として働く人の7割が40代未満という結果もあり、40代では美容師としての働き方を変える人も多いです。

しかし美容師の定年は法律で定められているわけでも、美容師免許に年齢制限があるわけでもありません。

美容師で働きたいと思えば、何歳まででも美容師として働けます。

30代から美容師になるための学び方は夜間定時制や通信制がおすすめ

美容師になるための学校には以下の4つの学び方があります。

それぞれを詳しく説明します。

全日制

全日制は昼間に学校に通うスタイル。

2年課程が多く、学習時間や選択科目が多いのが特徴です。

実習も充実していて勉強に専念できるため、人気の学び方。

同じ美容師になりたいと思う仲間と多くの時間が共有できるのも全日制の魅力です。

学費が夜間や通信に比べると高いですが、充実した時間を過ごせます。

夜間定時制

夜間定時制は夕方から夜に学校に通うスタイル。

1日の授業時間が短く、全日制に比べると学校に通う期間が長くなり、美容師免許の受験に必要な全ての課程を修了するまでに2〜3年かかります。

学校以外の時間は働けるため、美容室で仕事しながら学校へ通うのも可能。

美容室で実際に働きながら学ぶと、知識や技術の理解が早く、とにかく早く一人前になりたいと思っている方に人気の学び方です。

仕事と勉強の両立が大変な面もありますが、自己管理できる人には効率よく学べるためおすすめです。

通信制

通信制は自宅での学習がメイン。

学ぶ内容は全日制と同じで、働きながら学べます。

免許取得までには全日制と違い、3年かかります。

美容室で働きながら学ぶ場合、夜間定時制とは違い閉店までお店にいられるため、より多くの実践的な技術を学べる可能性が高いです。

学費は全日制と比べると安いですが、勉強はほぼ一人で行わなくてはいけません。

通信制には美容室で働いている従事者コースと美容室で働いてない非従事者コースがあります。

自分の仕事の状況に合うコースを選び通いましょう。

高等専修学校

高等専修学校は高校を中退したり、高校に通っていなかった人が美容師免許を取得できる学校。

高校卒業の資格ももらえ、美容師国家試験の受験資格も得られます。

高等専修学校も昼と夜の部があり、自分のライフスタイルに合わせて選べます。

美容師の国家試験の内容は筆記と実技｜30代からでも学校で学べば免許を取得できる

美容師の国家試験は年に2回行われています。

仮に不合格になってしまった場合も半年後に試験を受けられる仕組みになっています。

試験は筆記と実技試験で、2つとも合格しないと美容師免許は取得できません。

筆記試験は美容技術理論に基づいた内容の出題。

実技の基礎的技術試験は、第1課題カッティングと第2課題オールウェーブセッティング・ワインディングのいずれかの2つの課題があります。

第2課題のオールウェーブとワインディングは年によって変わります。

30代からの美容師は年齢層が同じ美容室がおすすめ

30代から美容師になった方へおすすめの美容室は以下の3つです。

それぞれを詳しく説明します。

研修制度がある美容室

研修制度がしっかりしている美容室がおすすめ。

美容師は就職後すぐに入客できるわけではなく、アシスタントとして練習をしてスタイリストになったら入客できます。

研修制度がないとアシスタント期間が伸びて時間を無駄にしてしまう可能性がありますし、しっかりとした技術が身につかないまま入客してしまうと、失敗やクレームに繋がる恐れもあります。

研修制度が十分にあるかどうかでスタイリストになるスピードや技術も変わってきます。

お客様やスタッフの年齢層が同じ美容室

お客様やスタッフの年齢層が同じ美容室のほうが働きやすいです。

美容師の40代定年説にも繋がってきますが、年齢が上がるにつれてスタッフやお客様との年齢でのギャップで美容師を辞めてしまう方も多いです。

年齢層が同じくらいの美容室が働きやすく、長く続けられます。

福利厚生が整っている美容室

福利厚生が整っていると長く働けます。

美容師は長時間労働で休日も少なく、給料もなかなか上がらないところが多いです。

働き方改革により、有給休暇は年に5日取らなければいけないなど労働環境の整備はされ始めましたが、全ての美容室が導入しているわけではありません。

十分にサロン見学や求人を見て判断しましょう。

Ponoは30代のスタッフも多く長期的に働ける職場

Ponoでは30代の美容師が多く在籍しています。

福利厚生も充実していて、有給や休日も取りやすい環境や雰囲気づくりを心掛けています。

営業時間も短く設定し、ミーティングや営業時間以外の業務はほぼありません。

お客様とは半個室のセット面でマンツーマン施術なため、施術やお客様の悩みに十分に向き合えます。

Ponoの求人の詳細は下記からご覧ください↓

まとめ

美容師には年齢制限がないため30代からでもなれます。

40代定年説がある美容師ですが、年齢制限もなく法律で定年が定められいません。

全日制、夜間定時制、通信制、高等専修学校の4つの学び方があり、自分に合った学び方で免許取得に向けて学校に行きましょう。

試験は筆記と実技があります。

30代から働く美容師におすすめの美容室はお客様やスタッフの年齢層が同じ美容室。年齢でのギャップを感じにくく長く働ける可能性が高いです。