縮毛矯正後にプールに入ってもいいの?
施術後2日~1週間は控えてください!
この記事では、縮毛矯正後にプールに入っていいのかについて詳しく解説します。
結論としては、施術後2日~1週間はプールは控えてください!
- 縮毛矯正後にプールに入ると髪が傷む理由
- どうしてもプールに行く必要がある時の対策
- 縮毛矯正やプールの後のヘアケア方法
縮毛矯正後にプールに入るのは控えたほうが髪を綺麗に保てます。
施術後2日~1週間は期間を空けましょう。
プールには塩素が含まれていて、髪に残留するとキューティクルだけでなく内部にまで悪影響を及ぼします。
施術直後はなるべく髪をプールの水に浸からせず、アウトバストリートメントや、早めに乾かしてケアしてください。
シャンプーは弱酸性のものを使用し、アルカリ除去して髪に負担をかけない工夫が必要です。
それでは、縮毛矯正後のプールについて詳しく説明します!
縮毛矯正直後のプールは控えたほうがいい
縮毛矯正後のプールって入っても大丈夫?
施術直後は控えましょう!
縮毛矯正直後のプールは控えてください。
縮毛矯正後2日~1週間は、プールに入るのを控えましょう。
特に施術直後は髪を水に濡らすのも控えたほうが安心です。
施術後の髪には薬剤が残っていて不安定です。
さらに、縮毛矯正は美容室のメニューの中でも特に髪に負担がかかる施術です。
髪が不安定な状態のときに、プールで負担をかけると綺麗な髪の状態を保てません。
縮毛矯正後のプールの髪への3つの影響
プールの何が髪にダメージを与えるの?
塩素は特に髪を傷める成分です!
縮毛矯正後の髪に悪い影響があるプールの成分は以下の3つです。
- 塩素による影響
- 水による影響
- 紫外線による影響
それぞれの影響を詳しく説明します。
塩素による影響
プールの成分の中で塩素が大きく髪へ影響します。
塩素は㏗5.8~8.6でアルカリ性。対して髪は㏗5.5で弱酸性です。
弱酸性の髪がアルカリ性に傾くと、綺麗な状態を保てません。
さらに、塩素にはキューティクルを破壊する作用があります。
髪のたんぱく質を硬くしたり漂白してしまい、それがキューティクルを破壊する作用に繋がります。
塩素は髪に残留しやすく、髪を洗っただけでは流れません。
水による影響
水自体も髪に影響を与えます。
髪のキューティクルは水に濡れると開く性質があります。
キューティクルが開くと、髪の栄養素や色素が流出した上に塩素がたくさん入ってきます。
栄養素が無くなる上に、ダメージの原因になる塩素が入ってきてしまうと、髪には大きなダメージを与えます。
長時間水に髪が浸っているのも髪には悪影響。濡れている間はずっとキューティクルが開いていて栄養素が髪内部に留まれません。
紫外線による影響
紫外線は髪へ負担をかけます。
プールが屋外の場合、長時間紫外線に当たり続けます。
特に夏は紫外線が強く、髪表面の脂質被膜を酸化させ内部のたんぱく質に負担をかけるため、メラニン色素にまで影響します。
強い紫外線が当たり続けると、髪を綺麗に保てません。
縮毛矯正後のプールで髪へのダメージを抑える5つの方法
縮毛矯正後のプールでダメージを抑える方法ってあるの?
髪を水に浸からせない、トリートメントでケアするなどがあります!
縮毛矯正後のプールで髪へのダメージを抑える方法は以下の5つです。
- ジムのプールなら歩くかシリコンキャップを使用する
- 髪を水に浸からせない
- プール後はすぐにシャンプーする
- シャンプーができない時はお湯で洗ってトリートメントする
- 髪は跡が付かない程度に優しくまとめる
それぞれの方法を詳しく説明します。
ジムのプールなら歩くかシリコンキャップを使用する
ジムのプールなら歩くかシリコンキャップを使用しましょう。
縮毛矯正後の髪を傷ませないためには、なるべく髪を水に浸からせたくありません。
歩いてトレーニングをするのをおすすめします。
泳ぐ場合はシリコンキャップで髪を保護してください。
シリコンは水を弾き、肌に密着して水の侵入を極力防いでくれます。
ただし、着脱時に髪が引っ張られてしまわないように注意しましょう。切れ毛の原因になりかねません。
髪へのダメージが気になるときはシリコンキャップの下に、メッシュキャップを被ると摩擦を防げます。
髪を水に浸からせない
髪はまとめて、水に浸さないでください。
高い位置でお団子にすれば、万が一水に濡れても髪への影響を最小限に抑えられます。
きつく結ぶと摩擦で髪を傷めてしまうため、ゆるくまとめましょう。
プール後はすぐにシャンプーする
プールの後は塩素を落とすため、なるべく早くシャンプーをしてください。
アルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻さなければ、髪はどんどん傷んでいきます。
シャンプーは洗浄力の強すぎるものではなく、弱酸性のものを使用しましょう。
弱酸性のシャンプーなら、塩素を落としつつ髪を弱酸性に調節してくれます。
シャンプーができない時はお湯で洗ってトリートメント
シャンプーを忘れてしまったり、その場でシャンプーできない場合は、お湯で流してトリートメントをしましょう。
アウトバストリートメントは毛髪補修成分が配合されている商品を選んでください。
- 加水分解ケラチン
- 加水分解コラーゲン
- 加水分解シルク
これらは毛髪を補修してくれる代表的な成分です。
塩素をお湯で流して、アウトバストリートメントのダメージ補修成分を補給する効果と絡まりを防止する効果があります。
帰宅後は必ずシャンプーで洗ってアウトバストリートメントで保湿してください。
髪は跡が付かない程度に優しくまとめる
髪をまとめる時は跡が付かない程度に優しくまとめましょう。
プール後でもプールに入ってる最中でも、縮毛矯正後は緩くまとめるのを意識してみてください。
跡が付くほどきつく結ぶと、ヘアゴムとの摩擦で髪が傷んでしまいます。
シュシュなどの太いヘアゴムであれば、圧が分散して跡が付きにくいです。
髪を緩くまとめるにはクリップもおすすめです。
縮毛矯正後にプールに行った時の5つのヘアケア方法
縮毛矯正後にプールに行った時のヘアケア法ってあるの?
なるべく早く髪を乾かしましょう!
縮毛矯正後のプールに行った時のヘアケア方法は以下の5つです。
- 縮毛矯正した髪に合うシャンプーを使って正しく洗う
- タオルで髪を抑えながら拭く
- 髪を酸性に戻す
- ヘアケア剤を使う
- 髪が濡れたらすぐに乾かす
それぞれの方法を詳しく説明します。
縮毛矯正した髪に合うシャンプーを使って正しく洗う
縮毛矯正後の髪に適したシャンプーは弱酸性の商品です。
特にアミノ酸系シャンプーがおすすめ。アミノ酸系シャンプーは洗浄力が強すぎず、縮毛矯正後の髪には適しています。
さらに、正しい髪の洗い方も重要。ただゴシゴシ洗ってしまうと髪を傷めてしまいます。
正しいシャンプーの手順は以下の5つです。
- シャンプー前はブラッシングで髪の絡まりを解く
- 予洗いで髪の汚れを落とす
- 軽く手で泡立ててから毛先や襟足からシャンプーを付ける
- 頭皮マッサージを意識してもみ洗いする
- しっかりすすいでシャンプー剤を落とす
上記が正しい手順です。
綺麗な縮毛矯正を保つため、正しい洗い方で髪をケアしてください。
タオルで髪を抑えながら拭く
髪を洗った後にタオルで拭く際には、髪を抑えるように拭きましょう。
ゴシゴシ拭いてしまうと、摩擦で髪が傷ついてしまいます。
濡れている髪は繊細で、簡単にキューティクルが剥がれます。
縮毛矯正後は特に髪に負担がかかっているため、優しく抑えて水分を吸い取るように意識してみてください。
髪を酸性に戻す
プールでアルカリ性に傾いた髪を酸性に戻すと、ダメージを最小限に抑えられます。
クエン酸やレモンで髪を酸性に戻せます。
500mlの水に小指の爪程度のクエン酸を溶かして、髪に馴染ませます。
しかし、酸性に戻した髪はキシキシするため、アウトバストリートメントの使用は忘れないでください。
塩素をなるべく残留させない工夫をしましょう。
ヘアケア剤を使う
縮毛矯正とプールの後は、積極的にヘアケア剤を使用しましょう。
保湿力の高いトリートメントを使用してください。
縮毛矯正後におすすめの保湿成分は以下の6つです。
- グリセリン
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- グルタミン酸
- セラミド
- 加水分解ケラチン
上記の保湿成分が配合されているヘアケア剤を使用すると、縮毛矯正やプール後でも綺麗な状態を保てます。
シリコンも負担がかかっている髪を保湿するのに、有効な成分ではありますが、シリコンの種類によって髪に残留して悪影響を及ぼしてしまいます。
ジメチコンは髪に残留しやすく、シャンプーでも落とせません。
髪にシリコンが残留してしまうと、髪がベタつきゴワゴワした手触りになり、カラーや縮毛矯正などの施術にも影響してきます。
シクロペンタシロキサンやシクロメチコンなどの、水溶性シリコンであれば残留しにくく髪への悪影響はありません。
髪が濡れたらすぐに乾かす
髪が濡れたらなるべく早く乾かしましょう。
濡れている髪はキューティクルが開きダメージを負いやすいです。
濡れたままだと頭皮が蒸れてトラブルの原因にもなります。
頭皮トラブルが起こると、髪にまで影響し綺麗な状態を保てません。
綺麗な縮毛矯正を長く楽しむためにも、髪はなるべく早く乾かしてください。
Ponoでは縮毛矯正直後のプールをおすすめしていません
Ponoの縮毛矯正の後ってプールに入ってもいいの?
縮毛矯正後のプールはおすすめしていません。
Ponoの縮毛矯正直後のプールはおすすめしておらず、2日~1週間は控えていただいています。
なるべく髪への負担を抑えながら施術していきますが、何もしていない髪よりは確実に負担がかかっています。
プールの塩素は、ダメージの無い髪にも影響するため、縮毛矯正後は特に注意しなければいけません。
Ponoの縮毛矯正をより長く実感していただくためにも、施術後のプールはなるべく控えてください。
Ponoの縮毛矯正の施術事例を紹介します。
今回のお客様は久しぶりに縮毛矯正をかける方です。
細めの毛質で、髪を濡らすとチリチリした癖が出ます。
セルフカラーをしているため、優しめの薬剤で施術していきます。
時間もしっかり置いたため、綺麗に真っ直ぐになりました。
手触りが柔らかくなり、喜んでいただけました。
Ponoの縮毛矯正の詳細は下記からご覧ください↓
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まとめ
縮毛矯正後すぐのプールは髪に悪影響なため、控えてください。
塩素だけでなく水自体も髪へ負担をかけ、キューティクルが壊れ栄養素が流出します。
縮毛矯正後にプールに入るときは、なるべく髪を水に浸からせないで浸かってしまう時はシリコンキャップを使用しましょう。
プール後は髪を保湿しなるべく早く乾かしてください。
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