
はじめに
ここは、髪質改善や縮毛矯正を検討している方に向けて、髪の構造や髪質の違いを理解していただくためのページです。
くせ毛やダメージ毛がどういう状態で、なぜ起こるのかを解説し、正しい対処法を学べます。
- くせ毛やダメージ毛は「髪内部の構造」と「外部からのダメージ」が原因
- 適切なケアや施術、ホームケアによって改善・対処が可能
それでは、人生が変わる髪の学びを一緒にしていきましょう!
髪の基礎構造
髪の断面図

髪の毛は、外から順に「キューティクル(毛表皮)」「コルテックス(毛皮質)」「メデュラ(毛髄)」の三層構造でできています。
- キューティクル:ウロコ状に重なって髪を覆い、外部刺激やダメージから守るバリアのような役割があります。
- コルテックス:髪の強度や色を左右する、タンパク質とメラニン色素が詰まった中心的な部分です。
- メデュラ:髪の芯にあたる層で、人によってはほとんど存在しない場合もあります。
これらの層がしっかり整っていると、髪はツヤやハリを保ちやすくなります。
髪の成分

髪は主に「ケラチン」というタンパク質と水分でできており、このバランスが整っているとツヤやしなやかさを保ちやすくなります。
カラーやパーマ、熱ダメージなどでケラチンが不足し、水分が抜けるとパサつきや切れ毛の原因になります。
- 栄養面:良質なたんぱく質、ビタミンB群、ミネラルをバランスよく摂る
- ヘアケア:髪や頭皮に優しいシャンプーやトリートメントを使い、保湿力の高いオイルやアウトバストリートメントで補修
- 熱対策:ドライヤーやアイロンは適切な温度と時間で使い、髪を熱から守るヘアプロテクト剤を活用する
健康な髪の特徴

健康な髪には以下のような特徴があります。
- キューティクルが整っていて表面が光を反射するため自然なツヤがある
- 指通りがなめらかで、手ぐしを通したときに絡みにくい
- 髪を触ったときにしなやかさや柔らかさを感じられる
適度な弾力があるおかげでヘアスタイルがくずれにくく、まとまりやすいのは、水分や栄養のバランス良く保たれている証拠です。
外的刺激を受けにくい状態なので、カラーやパーマをしても傷みにくい傾向があります。
毎日のヘアケアやスタイリングがスムーズになり、ツヤのある美しい髪をキープしやすい状態です。
くせ毛になる理由
毛穴(毛包)の形状
髪は頭皮の毛穴(毛包)から生えてきますが、この毛穴の形や角度が直毛・くせ毛を大きく左右します。
直毛の方は毛穴が比較的真っすぐな円形で、髪の断面も丸い傾向があります。
一方、くせ毛は毛穴が曲がっていたり斜めになっていたりするため、断面が楕円形や三角形になり、うねりや広がりが出やすくなります。
コルテックス内のタンパク質の偏り
髪の真ん中を構成する「コルテックス」は、髪の強度や色を左右する重要な層です。
ここに含まれるタンパク質が偏っていたり、水分を保ちにくい部分があると、髪にうねりやクセが生じやすくなります。
タンパク質や水分の分布が一定でないため、一本の髪の毛の中でも太さや硬さが部分的に異なることが、扱いにくさの原因です。
遺伝的要因・先天性の髪質

くせ毛や髪質は、両親からの遺伝によって受け継がれるケースが多く、生まれつきクセの強い髪質を持っている場合も少なくありません。
先天的なくせ毛は、髪質改善トリートメントや縮毛矯正などである程度コントロールできますが、髪の成長そのものを根本から変えるのは難しいのが現状です。
そのため、定期的なケアや施術を続けながら、あなたの髪質に合ったスタイリングを見つけていくことが重要になります。
後天的要因(ホルモン・加齢・ダメージ)
髪質は遺伝だけでなく、生活環境や身体の変化によっても大きく変わります。
思春期や出産後、更年期などにホルモンバランスが乱れると、髪の太さや量、うねり具合に影響が出ることも。
また、加齢でキューティクルが薄れたり水分量が減ると、髪がパサついて扱いにくくなります。
さらに、過度なカラーやパーマのダメージも加わりやすいため、定期的なケアが欠かせません。
ダメージ毛が起こる理由
外部ダメージの例

熱ダメージは、ヘアアイロンやドライヤーを高温で長時間使うことで髪内部の水分やタンパク質が失われ、パサつきやすくなることを指します。
カラーやパーマ、縮毛矯正で使われる薬剤は、髪を強制的に変化させるため、ケミカルダメージを引き起こす原因です。
また、紫外線によるダメージや毎日のブラッシングでの摩擦も、キューティクルを傷つける大きな原因となります。
内部ダメージの例
髪はタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素によって健康な状態を保ちます。
過度なダイエットや偏食で栄養不足になると、髪に十分な成分が行き渡らず、脆くなりやすいです。
体調不良やストレスの蓄積はヘアサイクルに影響を及ぼし、抜け毛や髪質の乱れを招き、ダメージ毛の原因となることもあります。
ダメージ毛の特徴

ダメージが進むと、キューティクルが剥がれてしまい、パサつきや枝毛、切れ毛、うねりなどのトラブルが目立つようになります。
カラーやパーマなどの施術が均一に入りにくく、色ムラやパーマのかかりムラが起こりやすくなるのもダメージ毛ならではの症状です。
髪質改善と縮毛矯正のメカニズム
髪質改善の定義・目的

髪質改善とは、髪内部のタンパク質バランスを整え、保湿力を高めることで、全体的なツヤや質感を向上させるケア方法です。
具体的には、ダメージを受けた部分に必要な成分を補給し、髪のコンディションを底上げしていきます。
カラーやパーマ、日々のスタイリングで傷んだ髪を補修することで、手触りやまとまりを良くし、扱いやすい状態を目指します。
縮毛矯正の基本原理

縮毛矯正では、薬剤を使って髪内部の結合(シスチン結合など)を一度切断し、理想的な状態で再結合させます。
その際に、アイロンの熱を加えることで、新しく結合した髪の形状を固定。
くせ毛特有のうねりや広がりを伸ばし、サラサラとしたストレートヘアや、優しく自然なカールを実現します。
具体的な対処法・改善法
サロントリートメント

髪質を素早く改善したい場合は、即効性のある補修型トリートメントがおすすめです。
Ponoでは、髪の状態をプロがチェックし、一人ひとりのお客様に適した施術をご提案します。
髪内部に必要な成分を浸透させてダメージを補修し、ツヤやハリを取り戻します。
ホームケアの重要性

施術の効果を長持ちさせるためには、日々のホームケアが欠かせません。
シャンプーやコンディショナーは、アミノ酸系や保湿力に優れたタイプを選ぶと、髪を優しく洗いながら潤いを保てます。
洗髪後のトリートメントやヘアオイルの使い方も重要で、髪の毛先から中間あたりになじませるのがポイント。
ドライヤーを使うときは、高温や長時間の使用を避け、髪から適度に距離を保つことで熱によるダメージを最小限に抑えられます。
ライフスタイルの見直し

髪は身体の一部であり、栄養バランスの乱れや睡眠不足、ストレスなどの影響を受けやすいです。
髪に良いタンパク質やビタミン、ミネラルを豊富に含む食事を心がけると、健康的な髪が育ちやすくなります。
また、質の良い睡眠やストレスケアも重要です。自律神経やホルモンバランスが整うことで、頭皮環境やヘアサイクルが安定しやすくなります。
縮毛矯正や髪質改善施術の頻度・スケジュール

縮毛矯正や髪質改善メニューを効果的に行うためには、施術間隔や頻度が大切です。
あまり短期間に繰り返すと、髪への負担が大きくなってしまいますので、担当の美容師と相談しながら適切なスケジュールを組みましょう。
施術と施術の間には、定期的なトリートメントやメンテナンスカットを取り入れると、ダメージを最小限に抑えつつ、きれいな状態をキープしやすくなります。
知っておきたい注意点
施術前に確認すべきこと

縮毛矯正や髪質改善の施術を受ける際は、まず過去の施術履歴や髪質を把握することが大切です。
毛髪診断によって、どの程度のダメージがあるか、どんな薬剤が適切かを判断します。
また、アレルギーや頭皮トラブルがある場合は、事前に相談していただければご対応いたします。
情報をもとにしたカウンセリングが行うことで、施術後のリスクやダメージを最小限に抑えられます。
自分の髪質を知るメリット

自分の髪質を正しく把握しておくと、ケア用品や施術の選択を間違えにくくなります。
たとえば、くせ毛を無理にストレートにすると、まっすぐになりすぎて似合わなくなったり、髪への負担が大きくなります。
数回に分けた施術や、クセを活かしたスタイルを作り適切なレベルの矯正をすることで、髪への負担を減らし理想的な髪形を維持できます。
自分に合わない製品や施術方法を避ければ、より健康的な髪を保ちやすくなります。
間違ったケア・施術で悪化する可能性

独学のホームケアが誤っていると、髪だけでなく頭皮にもトラブルを引き起こす原因になります。
また、縮毛矯正やカラーを短期間に繰り返すと、髪の内部でダメージが蓄積し、枝毛や切れ毛が増えたり、施術が思うようにできなくなったりすることも。
適切なペースを守りながら、必要に応じてプロのアドバイスを受けることが大切です。
まとめ
ポイントのおさらい

くせ毛やダメージ毛を正しく理解するには、まず髪の構造を知ることが大切です。
先天的なくせ毛は完全に消すのが難しい場合もありますが、専門的な施術と適切なホームケアを組み合わせで、扱いやすくすることは十分可能です。
ダメージ毛についても、サロンでのプロの施術と毎日のホームケアをバランスよく取り入れていけば、より早く改善を実感しやすくなります。
Ponoの髪質改善サポート

美容室Ponoでは、経験豊富なスタイリストが毛髪診断カウンセリングを行い、一人ひとりの髪質やお悩みに合わせた改善プランをご提案します。
くせ毛のセット方法やダメージ対策など、普段のお手入れに関する相談もいつでも承っていますので、お気軽にご質問ください。
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Q&A
Q1. 縮毛矯正をすると髪が痛むって本当ですか?
縮毛矯正は髪内部の結合を切り、熱で形を固定する施術なので、ダメージリスクはゼロではありません。ただし、適切な薬剤の選定や丁寧な施術を行うことで、そのダメージを最小限に抑えることは可能です。
Q2. くせ毛を直す方法は縮毛矯正だけですか?
緩やかなクセなら、縮毛矯正以外にもトリートメントやスタイリングで扱いやすくする方法があります。クセの強さや髪質に合わせたケアを選ぶことで、髪への負担も減らしつつ、望む仕上がりに近づけることができます。
Q3. ホームケアだけで髪質改善はできますか?
軽度のダメージやクセなら、ホームケアを丁寧に行うだけでもある程度改善は期待できます。しかし、重度のダメージや強いクセがある場合は、サロンの専門的な施術を組み合わせる方が効果的です。