美容師免許が取れる大学ってあるの?
美容師免許が取得できるコースのある大学があります!
この記事では、美容師を目指す方へ大学について詳しく解説します。
結論としては、美容師免許が取れる大学はあります!
- 美容師免許が取れる大学がある
- 幅広い学習内容と将来の選択肢が増えるのが魅力
- 大学進学後でも専門学校に通える
美容師を目指せる大学では、美容師免許に加え大学卒業資格を取得可能です。
大学は美容以外の幅広い知識を学べ、将来の選択肢が増えるのが特徴です。
一方、専門学校は美容に特化した実践的な授業が多く、短期間で現場に出られるメリットがあります。
学費や学習期間、進路などが異なるため、あなたの目標に合った進学先を選びましょう。
大学進学後でも、専門学校に通うなどして美容師を目指す方法があります。
選択肢を広げて進路を検討すると、美容師になる夢を諦めずに済むため大切です。
それでは、美容師の大学について詳しく説明します!
美容師の資格が取れる勉強ができる大学がある
美容師免許が取れる大学ってあるの?
美容師免許取得の勉強ができる大学があります!
美容師を目指すための試験勉強ができる大学です。
美容専門学校とは違い、大学卒業の資格も取れます。
美容師という職業は気になるけど、決心がついていなく他の選択肢も残しておきたいという人におすすめの進路です。
美容師を目指せる学部や美容の経営などの勉強ができる学部など、美容全般について学べる学部が豊富にあるのが特徴です。
教育方針や学べる内容が専門学校とは違い幅広いため、あなたに合った進路を選びましょう。
美容師の大学と専門学校の6つの違い
大学と専門学校の違いって何?
主に学べる内容が違います!
大学と専門学校の違いは以下の6つです。
- 学習内容の幅が違う
- 大学は4年通う
- 大学では美容師免許に加えて学士号も取れる
- 大学では専門学校の2倍程度費用がかかる
- 大学はイベントが豊富
- 大学は進路の選択肢が広い
それぞれの違いを詳しく説明します。
学習内容の幅が違う
大学では美容の知識だけでなく、単位に必要な他の教科も受講しなければいけません。
美容師免許取得のための試験勉強以外にも幅広い学問を学べます。
一方専門学校では、美容の知識を集中的に学習します。
特に実技や実習が多く、国家資格に備えると同時にサロンでの業務も意識した内容が学べます。
大学は4年間通う
大学は4年間、専門学校は約2年間通学するのが一般的です。
短期大学であれば2〜3年間の場合が多いです。
専門学校は学び方によって変わり、昼間課程であれば2年間が一般的です。
しかし、学ぶ時間が昼間課程に比べて短い夜間、通信制は3年間と設定している場合も少なくありません。
大学では美容師免許に加えて学士号も取得できる
取得できる資格は大学か専門学校に通うかによって変わります。
大学では美容師免許に加えて学士号を取得できます。
学士号を取得していて美容師の仕事に役立つ場面は多くありません。
しかし、美容師免許だけでなく学士号を持っていることは、進路の選択肢を広げるのに役立ちます。
専門学校では美容師免許が取得でき、中には卒業時に専門士の称号を与えられる学校もあります。
美容学校は定期的にネイルの検定などの案内もあるため、大学に比べたら美容師免許以外の美容関係の資格も取りやすい環境です。
あなたが取得したい資格を取れるほうに進学しましょう。
大学は専門学校の2倍程度費用がかかる
大学は約400万円、専門学校は65万〜300万円かかります。
大学は費用が高いですが、その分比較的奨学金の制度や支援が充実しています。
専門学校は昼間課程か夜間課程または通信制かによって、かかる学費が変わります。
一般的には通信制や夜間課程の方が、昼間課程に比べて学費は安いです。
日本学生支援機構(JASSO)では、専門学校や大学に関係なく審査が通り次第使用できるため、検討してみましょう。
大学はイベントが豊富
学校生活は大学か専門学校に進学するのかによって、大きく変わります。
大学にはクラブ活動やサークルがあるため、授業以外の学生の交流がたくさんあります。
イベントも豊富で、充実した学生生活を送れるでしょう。
さらに多様な施設で、幅広い経験を積めるのも大学ならではのメリットです。
一方専門学校は美容に特化した環境です。
美容以外での他の生徒との交流の機会は、大学生に比べて多くありません。
しかし、放課後の自主練などで他クラスの生徒との交流はできます。
同じ目標を持った仲間と切磋琢磨できる環境です。
大学は進路の選択肢が広い
大学に通うと、在学中に美容以外の進路も豊富に選べます。
大学卒業した人のみの求人も多くあるため、卒業後のキャリアパスの選択肢が増えます。
専門学校では美容業界に特化した求人が多くあります。
授業内容は実際に現場に出た時に、即戦力になれる授業を受けられます。
業界内でのネットワークがある学校もあり、美容業界への就職が比較的スムーズです。
美容師の資格が取れる大学3選
美容師の資格が取れる大学って実際にはどんな学校があるの?
山野美容芸術短期大学などがあります!
美容師の資格が取れる大学は以下の3つです。
- 山野美容芸術短期大学
- 名古屋文化短期大学
- 大阪樟蔭女子大学
それぞれの大学を詳しく説明します。
山野美容芸術短期大学
文化、語学、ビジネス、心理、健康などの幅広い分野の知識を学べる学校です。
専門学校と同様の美容を基礎から応用まで学べます。
美容はもちろん、一般企業の就職にも強いのが特徴です。
2023年の就職率は100%でした。
美容業界の就職実績は、ALBUMやSHIMA、ディオール、日本ロレアルなどです。
コースは美容免許取得、インナービューティー、グローバルキャリア・ビューティービジネスの3つのコースから選べます。
名古屋文化短期大学
ビジネス、観光、インテリア、ブライダル、ダンス、ファッション、美容、食など専門分野の技術や知識を高い水準で学べる学校です。
入学したコースだけでなく、別のコースの授業を受けられるのが、最大の魅力で、入学後にコースの変更も可能です。
美容師免許の取得資格が得られるのは、服飾美容専攻の美容コースです。
2023年の美容業界の就職実績は、資生堂ジャパンやアルビオン、イプサなどがありました。
大阪樟蔭女子大学
少人数教育をしていて、ニーズに合わせた支援サポートを行ってくれる学校です。
2023年の就職率は97%でした。
企業・地域コラボでの商品開発やイベント実施などの学生活動プロジェクトが豊富なのが魅力です。
美容師免許取得資格が得られるのは、化粧ファッション学科の美容コースです。
専門と短大・大学のメリットとデメリットの比較表
専門学校と大学・短大のメリットとデメリットってあるの?
あります!下記の比較表をご覧ください!
大学のメリット | 専門学校のメリット |
・将来の選択肢が増える ・美容の道に絞りたくない人に向いている ・美容以外の勉強もできる ・視野が広がる ・生涯賃金が高くなる | ・現場で役立つ実践的な授業が受けられる ・大学より早く現場に出られる ・意識の高い仲間に出会える ・美容関連の求人が集まる ・就活がスムーズ |
大学のデメリット | 専門学校のデメリット |
・美容の道に進むには遠回りになる ・専門より時間がかかる ・美容の実践的な授業が少ない ・学費が高い ・美容の学びが浅くなる可能性もある | ・専門分野以外学べない ・後々の大幅な進路変更は困難 ・専門卒では就けない仕事もある |
美容師の大学の3つの選び方
大学の選び方のポイントってあるの?
自分に合った学び方ができる学校を選びましょう!
美容師の大学の選び方は以下の3つです。
- 学習分野や教育方針で選ぶ
- 試験の合格率や就職先で選ぶ
- 学費で選ぶ
それぞれの選び方を詳しく説明します。
学習分野や教育方針で選ぶ
大学は美容だけでなく、様々な分野が幅広く学べます。
教育方針も大学によって様々で、どの専門分野に強いのか調べる必要があります。
習得できるスキルは受講内容で変わってくるため、将来自分が進みたい道の勉強をできる大学を選びましょう。
試験の合格率や就職先で選ぶ
国家資格合格率や就職先の実績は、大学によって変わります。
就職先は学校によって集まる求人が変わるため、大学を選ぶ基準の一つとして必ず確認しましょう。
令和3年の国家試験の合格率は前期が60.1%。後期が92.3%でした。
美容師免許の国家試験の合格率は比較的高いですが、もちろん落ちる人もいます。
学校によって国家試験の対策の仕方もバラバラなため、試験対策を行っている学校がおすすめです。
学費で選ぶ
大学は専門学校より学費が多くかかります。
4年で400万円程かかる場合が多く、美容専門学校に行くよりも2倍程度学費がかかります。
学費を払うのが難しい場合は、奨学金制度があります。
奨学金には、日本学生支援機構(JASSO)、大学の奨学金などがあります。
給付型と貸与型があり、給付型は返済する必要がありません。
貸与型は返済の必要がありますが、審査は通りやすいです。
大学進学後美容師を目指す3つの方法
大学に進学してからでも美容師を目指せるの?
大学進学後でも問題なく美容師を目指せます!
大学進学後に美容師を目指す方法は以下の3つです。
- 大学を中退後専門学校に通う
- 大学を中退せず専門学校に通う
- 大学を卒業してから専門学校に通う
それぞれの方法を詳しく説明します。
大学を中退後専門学校に通う
大学を中退して専門学校に通う方法があります。
大学進学後に美容師を目指す方法の中で、1番早く美容師を目指せるのがメリットです。
しかし、大学で奨学金を借りた場合、専門学校では借りられない可能性も少なくありません。
学費も考慮して進路を決めましょう。
大学を中退せず専門学校に通う
大学を中退しなくても専門学校に通えます。
美容専門学校は昼間課程、夜間課程、通信制の3つの学び方があり、夜間課程と通信制は大学に通っていても受講できます。
夜間課程は主に夕方から夜にかけて授業があり、通信制は送られてくる課題をする学習方法です。
上記の2つの学習方法なら大学と両立できますが、2つの勉強をするのは負担が増えます。
強い意志や効率的な勉強方法、自己管理ができないと続けられません。
大学卒業資格と美容師免許のどちらも取得できるのは大きなメリットです。
大学を卒業してから専門学校に通う
大学卒業後に専門学校に通う方法は一番安心な方法です。
大学に通っている間は大学の授業に集中でき、専門学校に通っている間は専門学校の勉強に集中できます。
しかし、大学の4年と専門学校の2年で合計6年かかるため、早く美容師になりたい人には向いていません。
費用負担も大きくなります。
美容室の労働環境はピンキリ!Ponoは美容師が働きやすい職場環境です
Ponoでは美容師は働きやすいの?
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Ponoでは美容師が働きやすい職場環境を整えています。
ブラックな職場環境だったり、キャリアアップできない美容室もあり、美容室によってキャリアが左右される場合も少なくありません。
ponoでは、プライベートと美容師としてのキャリアの両方を重視した働き方ができます。
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まとめ
一部の大学には美容師を目指せるカリキュラムがあります。
専門学校とは違い幅広い学習内容で、将来の選択肢を増やせます。
施設も豊富にあり、充実した学生生活が送れます。
大学に進学した後でも専門学校に通えば、美容師を目指せます。
教育方針や試験の合格率、就職先等から、自分に合った大学を選びましょう。
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