
白髪染めのとき、たまに頭皮がしみるんです。このまま続けて大丈夫でしょうか?
Ponoスタッフまずその経験を教えてください。それによって、当日の塗り方も変わります。
白髪は染めたい。でも染めているときにピリッとすることがあるし、あとから頭皮が乾く感じもする。このまま毎月続けて大丈夫なのかな、というご相談をいただくことがあります。
結論から言うと、白髪染めは根元付近に薬剤を使うことが多いため、頭皮への刺激が気になる方はいらっしゃいます。ただし、感じ方は全員同じではありません。
だからPonoでは、染める前に過去の経験を必ず伺い、そのうえで当日の進め方を決めています。この記事では、実際に何を確認して、何をしているのかをお話しします。
- 頭皮の感じ方は人によって違うこと
- 「しみる」と「あとから出る反応」は同じではないこと
- Ponoが施術前に必ず確認していること
- 全員に保護オイルを使っていること
- カラー後の処理まで工程に入れていること
\どの染め方が合うか迷っている方へ/
写真やこれまでのカラー履歴をもとに、LINEでお気軽にご相談いただけます。
白髪染めは頭皮に負担がかかる?
白髪は根元から伸びてきます。そのため白髪染めでは、頭皮の近くに薬剤を塗ることが多くなります。ここは、毛先だけを染めるカラーとは違う点です。
そのぶん、頭皮の感じ方が気になるというお声をいただくことはあります。
ただし、「白髪染めだから頭皮に悪い」という単純な話ではありません。長く続けていても特に気にならない方もいれば、体調によって感じ方が変わる方もいらっしゃいます。
頭皮の近くに塗るからといって、必ず刺激が出るということでもありません。だからこそ、その方がどうだったかを先に伺います。

人によって違うんですね。
「しみる」と「あとから出る反応」は同じではない
ここは混同されやすいところなので、先に整理しておきます。
| 感じ方の例 | お願いしたいこと | |
|---|---|---|
| 施術中に感じるもの | 塗っているときにピリッとする、しみる | その場ですぐお伝えください |
| あとから出るもの | 帰宅後や翌日以降のかゆみ、赤み、腫れ | 症状が強い・続くときは医療機関へ。落ち着いていれば次回ご来店時にお伝えください |
ヘアカラーによる肌の反応には、刺激によるものと、アレルギーによるものがあるとされています。この2つは同じではありません(日本ヘアカラー工業会)。
そして同会は、これまで何回染めてもかぶれなかった方でも、ある日突然アレルギー症状が出ることがあると説明しています。あわせて、ヘアカラーを使う前には毎回パッチテストを行うことがすすめられています。気になる方は、施術前にご相談ください。
美容室は医療機関ではありません。Ponoでは、症状がどちらにあたるかを判断することはしません。気になる症状があるときは、医療機関にご相談いただくことをおすすめしています。
この記事でお伝えしたいのは、症状の見分け方ではありません。これまでにどんなことがあったかを、施術前に共有していただきたいということです。
頭皮の感じ方は、何で変わる?

ひとつの原因で決まるものではありません。Ponoが見ているのは、たとえばこうしたことです。
- その日の頭皮の状態(乾燥・かき傷の有無など)
- どこまで薬剤を塗るか(塗布の方法)
- どんな薬剤を、どのくらいの強さで使うか
- これまでのカラー履歴(ご自宅でのカラーを含む)
- 過去にしみた・かゆくなった経験があるか
- その日の体調
染める間隔も判断材料のひとつになりますが、それだけで決まるわけではありません。同じ方でも、体調や頭皮の状態でその日の感じ方は変わります。間隔の考え方そのものは、白髪染めは何週間おきがいい?でまとめています。
Ponoが施術前に必ず確認していること

言わないと聞かれないものだと思っていました。
Ponoスタッフいえ、こちらから伺います。申告をお待ちする形にはしていません。
Ponoでは、カラーの前に「これまでのカラーで、しみたりかゆくなったことはありますか」を必ずお聞きしています。
あわせて確認しているのが、次のような内容です。
- 頭皮の状態(カウンセリングで実際に見ます)
- これまでのカラー・縮毛矯正・ブリーチの履歴
- ご自宅でのカラーを使っていた時期があるか
市販のカラーを使ったからダメ、ということではありません。いつ・何を使って・どんな感じだったかが分かると、当日の進め方を決めやすくなります。
白髪染めは根元へ塗ることが多いから、そのぶん備える

塗る場所が頭皮に近いぶん、Ponoでは頭皮側の配慮を施術の中に組み込んでいます。
保護オイルは、全員に使います
カラーのときは、すべてのお客様に保護オイルを使用しています。ご希望のあった方だけ、しみた経験のある方だけ、という運用にはしていません。
頭皮につけない塗り方を選ぶこともあります
刺激を感じやすい方には、保護オイルに加えて、頭皮につけないように塗る方法を選ぶことがあります。
ただし、これは全員に行う決まった方法ではありません。根元の白髪を染めるためには頭皮の近くに塗る必要があるので、状況を見て判断します。
これらは刺激をなくすための方法ではなく、負担を必要以上に増やさないための備えです。ゼロにできると考えているわけではありません。
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カラー後の処理も、施術の一部です
Ponoでは、染め終わったあとの処理を仕上げの追加メニューではなく、工程の一部として行っています。
そのひとつが酸リンスです。髪も頭皮も、もともとは弱酸性に近い状態にあります。ただカラーの薬剤は、色を入れるあいだ髪をアルカリ側へ傾けます。そのままにせず、できるだけ早く弱酸性に近い状態へ戻していく処理です。
シャンプー台で、頭皮から髪まで隅々に使用します。髪だけに行う工程ではありません。「染めたあとの、頭皮が乾いたような感じが気になる」というお声をいただくこともあるため、髪だけを整えて終わりにはしていません。
お湯をかけているだけに見える工程なので、気づかれないこともあります。ただPonoでは、カラーは「染めて終わり」ではなく「頭皮と髪を整えて終わる施術」だと考えています。
これはカラー後の状態を整えるための処理です。かぶれやアレルギーを防ぐものではありませんし、薬剤を完全に取り除けるものでもありません。
施術中に異常があれば、続けません
塗っている最中に強くしみる、痛みがある、といった場合は、その時点で施術を中止します。
必要に応じて冷やすなどの対応をとりますが、そこから先は美容室の範囲ではありません。
- 症状が続く場合
- ご自身で判断がつかない場合
この場合は、皮膚科などの医療機関にご相談ください。美容室で様子を見るより、そちらを優先していただくようお伝えしています。
「せっかく来たのに途中でやめるのは申し訳ない」と気を遣っていただくことがありますが、遠慮は必要ありません。その日の仕上がりより、そちらを優先します。
事前に伝えていただきたいこと
次のようなことがあれば、予約時でも当日でも構いませんのでお知らせください。
- 過去にカラーでしみた・かゆくなった・腫れたことがある
- 今、頭皮に乾燥やかき傷、赤みがある
- 体調が万全でない
伝えていただくほど、当日の判断材料が増えます。「前は大丈夫だったから」も含めて、そのままお話しいただけると助かります。
Ponoでは「染めること」だけで終わらせません
Ponoは髪質改善と縮毛矯正を主軸にしている美容室です。カラーも、今日染めることだけでなく、髪と頭皮を長く良い状態で保ちながら色を楽しんでいただくことを前提に設計しています。
白髪染めをやめることが正解でも、続けることが正解でもありません。その方の頭皮と履歴に合わせて、当日の進め方を決めていく。これがPonoの考え方です。
髪そのものへの負担をどう抑えるかは白髪染めを繰り返すと髪は傷む?、ツヤや手触りをどう整えていくかは白髪染めと髪質改善は相性がいい?で解説しています。頭皮の話とは分けて考えています。

先に伝えておけばいいんですね。
まとめ
- 白髪染めは根元付近に薬剤を使うことが多く、頭皮への刺激が気になる方はいる
- ただし感じ方は全員同じではなく、「白髪染めだから頭皮に悪い」という話ではない
- 施術中に感じるものと、あとから出る反応は同じではない。判断は医療機関へ
- Ponoは「しみた・かゆくなった経験」を申告待ちにせず、こちらから必ず確認する
- 保護オイルは全員に使用。刺激を感じやすい方には頭皮につけない塗り方を選ぶこともある
- カラー後は酸リンスを頭皮から髪まで使い、状態を整えて終える
- 施術中に異常があれば中止する。症状が続く場合は医療機関を優先していただく
なお、縮毛矯正での肌の反応については縮毛矯正で肌荒れ・アレルギーは起きる?で解説しています。使う薬剤が違うため、カラーとは分けて考えています。
頭皮のことは、実際に見てみないと分かりません。ご予約の前でも、これまでのカラー履歴と、しみた経験があるかを教えていただければ、進め方の見当はつけられます。「気にしすぎかもしれない」と思うことでも、そのままお伝えください。
施術内容や料金はメニュー詳細と料金のページからご覧いただけます。ご相談・ご予約はPono各店で承っていますので、下のボタンからお近くの店舗をお選びください。
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