白髪染めは何週間おきがいい?頻度と周期の考え方を美容師が解説

白髪染めの周期は3週・4〜5週・6週など一律ではなく、白髪の位置・量・気になり方で変わることを示した図

白髪染めって、何週間おきに行くのが正解なんですか?

白髪染めの頻度は、多くの方が一度は迷うところだと思います。

結論からお伝えすると、「何週間おきが正解」という決まった答えはありません。

Ponoで白髪染めをされているお客様は、4〜5週間ほどで来店される方が多いです。ただしこれは「実際に多い周期」であって、「この周期にしましょう」とご案内しているものではありません。

同じくらいの白髪の量でも、3週間で気になる方もいれば、6週間経ってもそれほど気にならない方もいらっしゃいます。

この記事では、自分に合う周期をどう考えればいいかを、Ponoが実際に見ている判断材料からお伝えします。

この記事でわかること
  • Ponoで実際に多い来店周期と、それが「正解」ではない理由
  • 周期が人によって変わる3つの要素
  • 根元のリタッチを「そろそろ」と判断している基準
  • 毎回、毛先まで染めているわけではない理由
  • 白髪が増えたときに、周期より先に考えること
  • 「周期を延ばしたい」ときにできること
目次

Ponoで多いのは4〜5週間。ただし「正解」ではありません

Ponoで白髪染めをされているお客様は、4〜5週間ほどの周期で来店される方が多いです。

ただこれは、「結果としてその周期になっている方が多い」というだけです。基準として決めているわけではありません。

じゃあ、私も4〜5週間で行けばいいということですか?

Ponoスタッフ

そう決めてしまわなくて大丈夫です。3週間で気になる方も、6週間で気にならない方も、どちらもいらっしゃいます。

白髪染めの周期は、髪が伸びる速さだけでは決まりません。伸びてきた根元を「気になる」と感じるかどうかで決まります。

そして、気になり始めるタイミングは人によって違います。だからPonoでは、「白髪染めは◯週間ごと」という共通のルールを持っていません。

周期が変わるのは、この3つで決まります

Ponoが周期を考えるときに見ているのは、次の3つです。

① 白髪が見える位置

分け目や顔まわりなど、鏡でも人からも目につきやすい位置に白髪があると、早い段階で気になりやすくなります。

反対に、後頭部や内側など目立ちにくい位置であれば、同じくらい伸びていても気にならないことがあります。

② 白髪の量

量が多いほど、根元の伸びは分かりやすくなります。

ただ、同じ白髪の量なら同じ周期になる、とは考えていません。量は要素のひとつで、位置や見え方と合わせて判断します。

③ ご本人がどのくらい気になるか

ここがいちばん大きい要素です。

白髪が見えることがかなり気になる方もいれば、少し見えていても気にならない方もいらっしゃいます。どちらが良い悪いではなく、そこに合わせて周期を考えます。

白髪染めの周期が変わる3つの要素(白髪が見える位置・白髪の量・どのくらい気になるか)を示した図
周期は、この3つの重なり方で変わります
スクロールできます
周期こういう場合に近くなります
3週間ほど分け目や顔まわりに白髪が多い/白髪が見えることがかなり気になる
4〜5週間ほどPonoで実際に多い周期。ただし標準・推奨という意味ではありません
6週間ほど白髪が目立ちにくい位置にある/白髪と髪の色の差が小さい/ご本人がそれほど気にならない/染め方を工夫している
当てはめて周期を決めるための表ではありません。位置・量・気になり方は、人それぞれ重なります。

この表は、当てはめて周期を決めるためのものではありません。実際には位置・量・気になり方が人それぞれ重なります。「自分はどのあたりだろう」と考えるための目安として見てください。

根元のリタッチは「何cm伸びたか」では決めていません

根元を染めるタイミングとして見ているのは、次の3つです。

  • 根元が伸びた長さ
  • 白髪の見え方
  • お客様が気になったタイミング

このうち、Ponoがいちばん重視しているのはお客様が気になるであろうタイミングです。

伸びた長さは、見え方を判断するための材料のひとつとして見ています。「1cm伸びたから染める」という決め方はしていません。

長さで決まるものだと思っていました。

長さが同じでも、見え方は人によって違います。長さだけを基準にすると、まだ気になっていない方が染めることになったり、逆にもう気になっている方をお待たせすることになったりします。

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毎回、毛先まで染めているわけではありません

「4〜5週間ごとに来店している」と聞くと、そのたびに髪全体を染めていると思われることがあります。

Ponoの基本はそうではありません。

スクロールできます
根元伸びてきた白髪を、必要に応じて染めます
毛先色味・褪色・ご希望を見て、必要なときだけ染めます

毛先の色が気にならなければ、根元のリタッチだけで仕上げます。

Ponoが大切にしているのは、必要な場所に、必要な強さだけという考え方です。周期を考えるときも同じです。

白髪染めで根元と毛先を分けて考えるPonoの方針を示した図
根元と毛先で、染める判断を分けています

毛先の色が抜けてきたと感じる場合の考え方は、白髪染めの色が落ちるのはなぜ?でお伝えしています。

全体を染めるときは、次までの期間も一緒に考えます

毛先まで染める場合は、そのときの色味・ご希望・次にお会いするまでの期間を見ながら、色持ちを考えて通常より気持ち濃いめに設計することがあります。

これは全員に行うものではありません。「濃く染めれば長持ちする」ということでもありません。そのときの状態とご希望を見ながら調整する考え方です。

白髪が増えても、すぐ周期を短くするとは限りません

白髪が増えてきたら、その分こまめに染めた方がいいですか?

白髪が増えると、根元の伸びは以前より分かりやすくなります。ただPonoでは、そこですぐ「周期を短くしましょう」とはご提案しません。

先に考えるのは、染め方のほうです。

ご希望に合わせながら、周期が短くなりすぎないように設計していきます。毎回毛先まで染めるのではなく、必要な部分だけを染める計画を立てるのもそのためです。

分け目・顔まわりに集中している場合

全体の量が少なくても、分け目や顔まわりに白髪が集まっていると、早めに気になって周期が短くなることがあります。

このとき、染めること以外の方法もあります。たとえば分け目を変えると、同じ白髪でも見え方が変わることがあります。実際にご提案している方法のひとつです。

「気になったら、すぐ染めるしかない」とは考えていません。

白髪が増えてきた時期のカラー全体の考え方は、40代で白髪が増えてもカラーは楽しめるで詳しくお伝えしています。

頭皮の状態によっては、日をあらためることもあります

周期を考えるときは、髪だけでなく頭皮の状態も見ています。

  • 乾燥している
  • かゆみがある
  • 敏感になっている
  • いつもと違う状態になっている

こうした場合は、その日の施術を見送ったり、間隔を空けたりすることがあります。

判断は、その日の状態を見て行います。「◯週間空ければ大丈夫」という決まった数字は持っていません。

頭皮に違和感がある日は、我慢せずお伝えください。頭皮への刺激については、白髪染めは頭皮に負担がかかる?でまとめています。

「周期を延ばしたい」ときに考えること

できれば、もう少し間隔を空けたいんです。

このご相談は多いです。Ponoでは、我慢して伸ばすのではなく、白髪が伸びたときに気になりにくい状態をつくる方向で考えます。

実際にご提案しているのは、次のような方法です。

  • 明るさを調整する
  • 白髪と染めた髪の色の差を小さくする
  • おしゃれ染めを使う
  • 加減法を使う
  • 白髪ぼかしを検討する
  • 分け目の見え方を工夫する
  • 根元のリタッチを中心にする

どれも「必ず周期を延ばせる方法」ではありません。髪質・白髪の量・位置・ご希望によって、合う方法は変わります。白髪ぼかしを選べば周期が延びる、というものでもありません。

目的は、間隔を無理に空けることではありません。伸びてきたときに気になりにくい状態にすることです。その結果として、周期を短くしなくてよくなる場合があります。

明るさの考え方は白髪染めは暗くなる?、おしゃれ染めや加減法は白髪染めとおしゃれ染めの違い、白髪ぼかしは白髪ぼかし・白髪染め・おしゃれ染めの違いで、それぞれお伝えしています。

周期を決めるとき、Ponoが見ている4つのこと

これはカラーに限らず、Pono全体の考え方です。

  1. 今の髪の状態
  2. 普段の来店周期
  3. 無理なく通える周期
  4. 一年を通した施術の計画

普段は半年に一度という方に、いきなり「1か月後に来てください」とお伝えしても現実的ではありません。まずは普段の周期と通いやすさをうかがってから、必要であれば無理のない範囲で調整していきます。

  • 急に理想の周期をお願いすることはしません
  • 今の状態で問題がなければ、無理に短くしません
  • 次回のご予約をいただくこと自体が目的ではありません

よくあるご質問

3週間ごとに染めるのは多すぎますか?

多いか少ないかは、周期の数字だけでは決まりません。染める範囲・薬剤の選び方・髪と頭皮の状態を合わせて見ます。

同じ3週間でも、根元だけを必要な範囲で染める場合と、毎回全体を染める場合とでは、髪にかかる負担が変わります。

繰り返し染めることと髪への負担については、白髪染めを繰り返すと髪は傷む?でまとめています。

6週間空けても問題ありませんか?

白髪の見え方が気にならなければ、そのまま過ごされる方もいらっしゃいます。

ただ、髪や頭皮の状態は空けた期間だけでは分かりません。次にお会いしたときに、一緒に確認させてください。

美容室に行くまでの間に、市販のカラーを使ってもいいですか?

市販のカラーの扱いは、周期とは分けて考える必要があるテーマなので、この記事では扱っていません。

ただ、実際に使われている場合は、次のご来店時に必ずお伝えください。染め方の設計が変わります。

まとめ

  • 白髪染めに「何週間おきが正解」という決まった答えはありません
  • Ponoでは4〜5週間ほどの方が多いですが、推奨している周期ではありません
  • 周期は、白髪が見える位置・白髪の量・どのくらい気になるかで変わります
  • 根元のリタッチは、伸びた長さより「気になるタイミング」を重視します
  • 毎回毛先まで染めるのではなく、必要なときだけ染めます
  • 白髪が増えても、まず考えるのは周期より染め方です
  • 頭皮の状態によっては、日をあらためることもあります
  • 周期を延ばしたいときは、気になりにくい状態をつくる方向で考えます

白髪染めの周期は、カレンダーで決めるものというより、鏡を見たときの気持ちに合わせて決めるものだと考えています。

「そろそろかな」と思うタイミングも、「まだ大丈夫」と思うタイミングも、人それぞれで構いません。

今の周期が自分に合っているか分からないときは、一度ご相談ください。白髪の見え方と髪・頭皮の状態を見ながら、無理のない周期を一緒に考えます。

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