
このシャンプーって、どんな人に向いてるんですか?

今回使った印象では、重い仕上がりが苦手な細毛・軟毛の方に合わせやすそうです。軽さを残しながら、指通りやサラサラ感も出しやすいタイプでした。
なぜそう感じたのか、全成分から見た処方と実際の使用感を分けて見ていきます。
プリュスオー メロウシャンプーを、実際に購入して使ってみました。この記事では、公式の全成分から見た処方評価と、実際に使った感想を、まず別々に紹介します。そのうえで、両者が一致していたのか、それともズレていたのかを、最後に照らし合わせます。
今回のプリュスオー メロウは、洗浄設計・質感設計・補修保湿設計・処方バランスのすべてが5という高評価で、実際に使ってみても指通り・軽さ・サラサラ感がかなり高い結果でした。処方と実使用の一致度が高い記事になりましたので、良い点も気になる点も含めてそのままお伝えします。
- 全成分から見た処方の5項目評価
- 実際に使った泡・指通り・すすぎ後・仕上がりの感想
- 処方の予測と実使用がどこまで一致したか、細毛・太毛での向き不向き
この記事の結論
先に結論をお伝えします。
プリュスオー メロウシャンプーは、全成分から見ると洗浄設計・質感設計・補修保湿設計・処方バランスのすべてが5という完成度の高い処方でした。実際に使ってみても、指通り5・絡みにくさ5・きしみ1・張り付き感1・根元の軽さ5・サラサラ感5と、軽さと指通りに関わる項目がほぼすべて高評価でした。
今回の実使用では、重い仕上がりが苦手な細毛・軟毛の方に合わせやすく感じています。一方で、泡立ちの初速はやや遅く、香り好み・しっとり感は中間的な評価でした。処方と実使用を照らし合わせた総合的な評価は、このあと詳しく紹介します。
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商品概要
| 商品名 | プリュスオー メロウシャンプー |
| ブランド | plus eau(プリュスオー) |
| 香り | ホワイトフローラル&ペアーの香り |
| 商品タイプ | シャンプー(メロウ・スムースライン) |
| 通常販売ボトル容量 | 450mL |
| 公式価格(税込) | 1,650円 |
| 併用トリートメント | プリュスオー メロウトリートメント(実使用感のみ紹介・成分解析対象外) |
| 成分情報ソース | プリュスオー メロウシャンプー公式商品ページ(ブランド公式サイト) |
今回はトライアルパウチ(10mL)を使用してレビューしています。上記の価格・容量は通常販売されているボトルの情報です。公式サイトに掲載の全成分表示をもとに解析しています。

全成分から見た処方評価
全成分をもとに、洗浄設計・質感設計・補修保湿設計・処方バランス・質感補正依存度の5項目を、独自基準で評価した結果です。実際の使用感とは分けて見ています。
洗浄設計
主洗浄剤は、ラウロイルメチルアラニンNa(アミノ酸系)・コカミドDEA(ノニオン系)・コカミドプロピルベタイン(ベタイン系)の3系統です。補助洗浄剤にはアミノ酸系・タウリン系・グルコシド型ノニオン系の3種が組み合わされています。硫酸系・スルホン酸系の洗浄剤は使われておらず、洗浄力の方向性はやや穏やかです。
| 系統 | 成分 | 役割 |
|---|---|---|
| 主洗浄剤 | ラウロイルメチルアラニンNa/コカミドDEA/コカミドプロピルベタイン | 洗浄の中心。アミノ酸系・ノニオン系・ベタイン系の3系統 |
| 補助洗浄剤 | ココイルグルタミン酸Na/ココイルメチルタウリンNa/ヤシ油アルキルグルコシド | 刺激の緩和と泡質のサポート |
今回の実使用では指通り5・きしみ1という結果で、マイルドな洗浄設計と方向性が一致していました。なめらかな指通りというメーカー訴求とも、この実使用結果は一致しています。
質感設計
質感は、カチオンポリマー3種・カチオン化多糖による指通りの補正、セラミド3種・セラミド前駆体・コレステロールによる角質細胞間脂質(CMC)複合体、油性成分5種によるエモリエント感、という複数の手段が役割分担して作られています。ノンシリコン処方ですが、セラミド系の成分が表面のなめらかさを支えていると考えられます。
補修・保湿設計
補修成分は、コラーゲン・ケラチン(2種)・シルク・ヘマチン・セラミド3種・大豆タンパク・ローヤルゼリータンパクと種類が非常に豊富で、いずれも比較的早い表示順(中位)に配置されています。保湿成分も異性化糖・ヒアルロン酸Na・BG・グリセリンと厚く配合されています。
| 評価軸 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 洗浄設計 | 5 | マイルド系3系統(アミノ酸・ノニオン・ベタイン)+補助洗浄剤3種による洗浄力と泡質のバランス |
| 質感設計 | 5 | カチオンポリマー・セラミド複合体・油性成分が役割分担し、狙う質感が一貫して読み取れる |
| 補修保湿設計 | 5 | 補修成分が中位という早い位置に多数集中し、系統も豊富 |
| 処方バランス | 5 | 洗浄骨格の完成度が高く、質感設計がその上乗せとして機能している |
| 質感補正依存度 | 2 | 質感を作る成分は豊富だが中位後半〜下位に位置し、後段の補正への依存は軽度(今回解析した商品の中でも低い部類) |

質感を作る成分はかなり豊富なんですね。

そうですね。ただ質感補正依存度は低めなので、後段の補正に頼りすぎず軽やかな仕上がりになりやすい処方です。次は使用感を見ていきますね。
100点満点評価
このシリーズでは、実使用の17項目評価とは別に、100点満点の総合評価も採用しています。客観スコア(実使用17項目のうち洗浄〜すすぎに関わる項目とドライ後・仕上がりに関わる項目、香り好みから算出)と、美容師としての体感点を、7:3の割合で組み合わせたものです。
指通り・絡みにくさ・軽さ・サラサラ感・ドライ後総合が高評価だった一方、香り好み・しっとり感・泡立ちの初速は突出した評価ではありませんでした。それでも全体としての完成度は高く、総合評価は90点/100点となりました。
評価は、実際の使用レビューと比較検証を重ねながら随時更新しています。
他の市販シャンプーと総合点を比較
90点という数字だけでは分かりにくいため、これまで実際に使用してレビューしたシャンプーと総合点を比較しました。
ただし、総合点が高いほどすべての髪質に向くわけではありません。仕上がりの方向性や髪質との相性もあわせて見てください。
| 商品名 | 総合点 | 向いている髪質 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| プリュスオー メロウシャンプー | 90点 | 細毛・軟毛・エイジング毛 | 軽さ・指通り・サラサラ感が高水準 |
| THE ANSWER スーパーラメラシャンプー | 87点 | 幅広い髪質、特にダメージ毛・縮毛矯正毛 | 処方と使用感のバランスが良く完成度が高い |
| ululis Premium ウォーターコンク ブラックセラム シャンプー | 87点 | 細毛・縮毛矯正毛・カラー毛 | 軽さとまとまりのバランスが良い |
| ウォンジョンヨ リペアシャンプー モイスト | 84点 | 細毛・普通毛・カラー毛 | モイストながら重すぎず、サラサラ寄り |
| melt(メルト) ディープシャンプー | 74点 | 太毛・乾燥毛・ダメージ毛 | しっとり感とまとまりが強め |
| YOLU カームナイトリペア シャンプー | 67点 | 普通毛〜太毛など、重め質感が合う人 | しっとり寄りで、軽さよりまとまり重視 |
総合点は、実使用17項目から算出した客観スコアと、美容師としての体感点を7:3で組み合わせたものです(100点評価v1.0)。この記事群の中で実際にレビューした商品同士の比較であり、市販シャンプー全体での順位ではありません。
今回のプリュスオー メロウは総合90点と高評価でしたが、特に評価が高かったのは軽さ・指通り・サラサラ感です。しっとり重めの仕上がりを求める場合は、melt ディープなど別のタイプの方が合わせやすいこともあります。
実際に使った感想
ここからは、成分解析を離れて、実際に使った感想です。
香り
「ホワイトフローラル&ペアーの香り」は、フローラル感がしっかりある香りでした。好みは中間程度で、トリートメントの方がやや強めに感じました。ドライ後も自然に香りが残ります。
シャンプー液の質感
液質はややサラサラで、少し流れやすい印象でしたが、扱いにくいほどではありませんでした。
泡立ち・泡質
最初の泡立ちは少しゆっくりでした。ただ、空気を含ませながら丁寧に泡立てると、細かくクリーミーな泡になり、最終的な泡の量・密度・持ちはいずれも高い評価でした。予洗いを丁寧にすると、より泡立てやすくなります。
| 泡立ち | 初速はやや遅め・最終的には良好 |
| 泡密度 | クリーミーで高め |
| 泡持ち | 良好・安定する |
洗浄中
指通りは非常に良好で、絡みにくく、きしみもほとんど気になりませんでした。すすぎやすさも全体的に良い結果でした。
すすぎ後・張り付き感
この企画のレビューで特に重視しているのが「張り付き感」です。シャンプーを流したあと、頭皮付近の髪が自由に動かず、少し抵抗が出て張り付くように感じる状態を指します。
プリュスオー メロウでは、すすいだ後に髪が張り付かず、自然にほどけて軽く動く感覚がかなり強く出ていました。解放感5・根元の軽さ5・髪の動き5と、この企画の中でもかなり高い部類の結果です。
トリートメント併用について
ここからは、プリュスオー メロウトリートメントを併用した際の感想です。トリートメント自体の成分解析は行っていません(後日のトリートメントまとめ記事で詳しく扱う予定です)。
テクスチャーは標準的な硬さで、なじませやすい質感でした。髪に揉み込むと早めになじみ、すすぎも問題ありませんでした。
ドライ後
乾かした後は、全体的にふんわりとした自然な手触りでした。しっとりというより明確にサラサラ寄りで、軽さを残しながらもまとまり感がありました。表面のコーティング感は強くなく、自然なサラサラ感が出ています。
シャンプー使用感まとめ
| 香り好み | 3(普通) |
| 香り強さ | 4(やや強め) |
| とろみ | 3(標準) |
| 泡立ち | 4(良い) |
| 泡密度 | 5(高め) |
| 泡持ち | 5(かなり良い) |
| 指通り | 5(かなり良い) |
| 絡みにくさ | 5(かなり良い) |
| きしみ | 1(ほぼなし) |
| 張り付き感 | 1(ほぼなし) |
| すすぎ後の解放感 | 5(かなり良い) |
| 根元の軽さ | 5(かなり軽い) |
| 髪の動き | 5(かなり良い) |
| まとまり | 4(良い) |
| しっとり感 | 3(普通) |
| サラサラ感 | 5(かなり強い) |
| ドライ後総合 | 5(かなり良い) |
※香り強さ・とろみ・泡密度・泡持ち・きしみ・張り付き感・しっとり感は「強さ・程度」を表す項目で、数値が高い=良い評価という意味ではありません。

指通りや軽さ関連がほとんど5なんですね。

そうですね。香り好みとしっとり感だけは中間的でしたが、それ以外はかなり高い水準でした。次は処方の予測と実際の結果を照らし合わせてみますね。
処方予測と実使用は一致したか
ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。今回は処方予測と実使用の一致度がかなり高い結果になりました。
一致した点
質感補正依存度が低い(2)ことから予想した「重さが出にくい軽い仕上がり」は、根元の軽さ5・髪の動き5・張り付き感1・サラサラ感5という実使用結果と高い精度で一致していました。マイルドな洗浄設計から予想した指通りの良さ・きしみにくさも、指通り5・きしみ1という結果と一致しています。
処方から見た細毛への適性(5)も、「完全に細毛の人にはすごく向いてる」という本人の直接的な言及と一致していました。
ズレた点
最初の泡立ちは少しゆっくりで、実使用でも「初速がちょっと良くない」という言及がありました。ただし最終的な泡立ち4・泡密度5・泡持ち5はいずれも高い評価で、洗浄成分の構成だけで初速の泡立ちにくさを完全に説明することはできません。増粘剤による液の粘度などが関係している可能性はありますが、特定の1成分に原因を断定していません。このズレは消さずに記録します。
判断保留
太毛への実際の適性の断定、長期使用時の重さ・蓄積、ブリーチ高損傷毛への適性、強いうねり・広がりへの対応力、カラー褪色への影響については、今回1回の使用レビューだけでは判断できません。
他のシャンプーとの違い
同じ市販シャンプーガチレビューシリーズの中では、melt(メルト) ディープシャンプーのレビューが対照的な結果になっています。meltは「しっとり・重め寄り」で太毛や乾燥毛に合わせやすく感じた一方、プリュスオー メロウは「軽さ・サラサラ寄り」で細毛や軟毛に合わせやすく感じました。完成度の高さではTHE ANSWER スーパーラメラシャンプーのレビューやululis Premium ウォーターコンク ブラックセラム シャンプーのレビューも参考になります。

結局、どんな人に合いそうですか?

細毛・軟毛・猫っ毛の方や、軽さと指通りを重視する方には合わせやすいと思います。
市販シャンプー全体を同一基準の点数で比較した一覧は、髪質改善シャンプーおすすめ|美容師が実際に使って比較した市販シャンプーと選び方にまとめています。
髪質別の向き・不向き
まず処方から見た適性を数値で示し、そのうえで実際に使った印象も合わせて、最終的な相性を判断しています。
| 髪質 | 処方から見た適性 | 最終相性 | 判断理由 |
|---|---|---|---|
| 細毛 | 5 | ◎ | 本人の実感で「完全に細毛の人にはすごく向いてる」という直接的な言及があり、根元の軽さ5・サラサラ感5とも一致 |
| 普通毛 | 5 | ○ | 処方適性は高いが、実使用の直接の言及は細毛・エイジング毛が中心のため処方適性を軸に判断 |
| 太毛 | 3 | △ | 処方上は洗浄力の穏やかさが相殺要因として働く真の相反。実使用でも「若干軽すぎるかもしれない」という言及があり、処方と実使用の方向が近い |
| くせ毛 | 4 | ○ | 保湿・油性のバランスは取れているが、実使用での直接の言及はなく処方適性を軸に判断 |
| ダメージ毛 | 5 | ○ | 処方適性は高いが、実使用での直接の言及はない |
| 縮毛矯正毛 | 5 | ○ | 処方適性は高いが、実使用での直接の言及はない |
| カラー毛 | 5 | ○ | 処方適性は高いが、実使用での直接の言及はない |
| 白髪染め毛 | 5 | ○ | 処方適性は高いが、実使用での直接の言及はない |
| エイジング毛 | 5 | ◎ | 本人の実感で「エイジングしてやっぱり弱ってる毛には向いてる」という直接的な言及があり、処方適性とも一致 |
◎:相性が良さそう / ○:比較的使いやすそう / △:髪質や好みによって注意
処方から見た適性の数字は、「絶対に合う」「必ずおすすめ」という意味ではありません。最終相性は、この数字と実際の使用感を合わせて判断したものです。
良かった点
- 指通り・絡みにくさ・きしみにくさが非常に良い
- 根元の軽さ・髪の動き・サラサラ感が高評価
- 張り付き感がほぼ気にならない
- 主洗浄剤・補助洗浄剤ともマイルドな系統
- 細毛への適性が処方・実使用とも高い
気になった点
- 泡立ちの初速がやや遅い
- 香り好み・しっとり感は中間的
- 太毛には軽すぎる可能性がある
- 客観スコアと体感点に-5点の差がある
総評
プリュスオー メロウシャンプーは、全成分から見ると洗浄設計・質感設計・補修保湿設計・処方バランスのすべてが5という完成度の高い処方でした。実際に使ってみても、指通り5・絡みにくさ5・きしみ1・張り付き感1・根元の軽さ5・サラサラ感5と、軽さと指通りに関わる項目がほぼすべて高評価という結果でした。
客観スコア91点と美容師としての体感点86点の差は-5点で、完成度の高さに対して体感がわずかに控えめという結果です。総合評価は90点/100点でした。今回の使用では、細毛・軟毛・猫っ毛の方に合わせやすく感じています。
軽さ・サラサラ感・指通りを重視する方や、細毛・軟毛の方には合わせやすいシャンプーです。太毛の方や、濃厚なしっとり感を求める方は、使用感を見ながら検討してみてください。
向いている人
- 細毛・軟毛・猫っ毛の方
- エイジング毛の方
- 根元の軽さを残したい人
- サラサラ感・指通りを重視する人
- 重い仕上がりが苦手な人
向いていない可能性がある人
- 太毛の方(軽く感じる可能性)
- 強い乾燥毛・強いうねりがある方
- 濃厚なしっとり感を求める方
- 重めのまとまりを求める方
【Q&A】プリュスオー メロウシャンプーに関するよくある質問
- プリュスオー メロウシャンプーは重い?
-
処方上も質感補正依存度2と低く、実使用でも根元の軽さ5・髪の動き5・張り付き感1と、重くなりにくい結果でした。しっとりというより明確にサラサラ寄りの仕上がりです。
- 細毛・猫っ毛でも使いやすい?
-
処方から見た適性は5(高め)で、実使用でも「完全に細毛の人にはすごく向いてる」という直接的な言及がありました。細毛・軟毛・猫っ毛の方に合わせやすいと考えられます。
- 太毛にも向いている?
-
処方から見た適性は3(真の相反)です。実使用でも「若干軽すぎるかもしれない」という言及があり、太毛の方は軽く感じる可能性があります。
- ダメージ毛・縮毛矯正毛でも使える?
-
処方から見た適性はいずれも5と高く、補修成分(タンパク系7種)・セラミド系CMC成分が豊富に配合されています。実使用での直接の言及はありませんが、処方上は合わせやすい設計です。
- トリートメントとセットで使うとどう?
-
トリートメントは標準的な硬さでなじませやすく、揉み込むと早めになじみます。ドライ後もふんわりとした自然な手触りでした。トリートメント自体の成分解析は今回行っていません。
\髪型がまだ決まっていなくても大丈夫です/
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