くせ毛でボブにすると広がる?広がらないボブにするための長さ・カット・縮毛矯正の考え方

Before/After:うねりで頭の形が四角く見えていたボブに、髪質改善縮毛矯正をした例

くせ毛だけど、ボブにしたい。でも、短くしたら横に広がってしまいそうで不安。

くせ毛のボブが広がるかどうかは、くせの強さ・生え癖・ハチ周り・襟足と耳後ろ・毛量・希望するシルエット・普段アイロンを使えるかで変わります。くせ毛だから必ずボブが難しいわけではなく、長さ・カット・縮毛矯正の組み合わせで、収まり方は大きく変わります。

この記事では、Ponoがくせ毛のボブを考えるときに見ていることと、長さ・毛量・縮毛矯正の判断をまとめます。

目次

くせ毛のボブが横に広がる・四角くなる理由

くせが強い状態で短くすると、横への広がりが目立ち、台形や四角いシルエットになりやすくなります。同じくせ毛でも、ある程度長さを残すと縦方向の長さが生まれ、横への広がりが目立ちにくくなることがあります。

Before/After:うねりが強いボブに縮毛矯正をした例(Beforeは施術前の濡れた状態)
うねりが強いボブに縮毛矯正をした例(Beforeは施術前の濡れた状態)

ただし、くせのタイプによっては、短く切った方がくせが出にくく収まる場合もあります。どちらが合うかは、次に挙げるところを見て判断します。

Ponoがくせ毛のボブで見ていること

  • ハチ周りの張り
  • 横への広がり
  • 襟足
  • 耳後ろ
  • くせの強さ
  • ボブにしたときの長さ

Ponoのカットは、その場で形を整えることよりも、毎日扱いやすい髪をつくることを目的にしています。カットだけで悩みが解決できる場合は、縮毛矯正を無理におすすめしません。

襟足・耳後ろが膨らみやすい理由

サイドの毛は頭のてっぺん付近から長さがありますが、襟足は、生えている位置から毛先までの距離そのものが短い部分です。短い範囲に毛が重なるので、厚みや膨らみが出やすくなります。

縮毛矯正をしたあとも、根元からは新しいくせが伸びてきます。同じ長さだけくせが伸びても、全体が短い襟足ほど、全体に占めるくせの部分の割合が大きくなります。

全体の長さ根元から伸びたくせくせの割合
サイド15cm2cm約13%
襟足4cm2cm約50%

(数値は理解のための例で、長さやくせの出方は人によって違います)

同じ2cmのくせでも、全体が短い襟足ほどくせの割合が大きくなりやすいことを示した図。長さと割合は説明のための例

そのため、襟足や耳後ろは特にくせの影響を受けやすく、くせが強い場合、Ponoではこの部分の縮毛矯正を重要視しています。

長さの決め方

同じ「ボブにしたい」というご希望でも、くせの状態によっては少し長めをご提案することがあります。そのうえで、段差を入れる・内巻きにする・外ハネにするなどでバランスを整えます。

「くせ毛だから長め」「短い方が収まる」と一律には決めていません。くせの強さ、生え癖、ハチ周り、襟足・耳後ろ、毛量、希望するシルエット、普段アイロンを使えるかを見て、長さを決めます。

たとえば、肩について毛先がまとまりにくかったボブを、肩に当たらない長さに整えた例です。

Before/After:肩についてまとまりにくかったボブを、肩に当たらない長さにカットした例
肩についてまとまりにくかったボブを、肩に当たらない長さにカットした例

「軽くしたい=たくさんすく」ではない

毛量が多いと「たくさんすいてほしい」と思いがちですが、Ponoではどこをどれだけ軽くするかを、場所ごとに変えています。

  • 襟足付近:すいて短い毛を増やしすぎると、根元のくせが伸びてきたときに、さらに膨らみやすくなる場合があります
  • ハチ周り:ハチが張っているので量を取ってほしい、と言われることがありますが、骨格自体が張っているケースも多くあります。そこを過剰にすくと、短い毛が内側から押し出すようになり、かえって膨らむケースがあります
  • 耳後ろ:状態によっては、しっかり量を取れる場所もあります

髪質・くせ・場所によっては、すきすぎることで広がりやすくなる場合がある、ということです。ハチや後頭部の形については縮毛矯正と絶壁でも解説しています。

カットで収まる?縮毛矯正が必要?

状態考え方
くせが原因で、横への広がりが強い縮毛矯正でボリュームを抑えることを考える
下に重さがたまって、台形・ボテッとしたシルエット段差や顔まわりの動きでウェイトの位置を上げる(こけし・四角くなったボブの直し方)
くせが弱く、重さの位置が原因カットで収まることがある

毛先がはねやすいくせでも、くせのタイプによってはカットだけで収まることがあります。

Before/After:毛先がはねやすいくせを、カットだけで収めた例
毛先がはねやすいくせを、カットだけで収めた例

ボブに縮毛矯正をかけるときの仕上げ方やカットの順番はボブに縮毛矯正をかけても不自然にならない?で詳しく解説しています。

毎日の扱い

くせがある場合は、くせを少し和らげる乾かし方をお伝えしています。Ponoでは「根元から乾かす」だけでなく、生え癖を見て、その生え癖を起こす方向へ乾かすことを大切にしています(前髪の例は前髪が浮く・割れるのは縮毛矯正で直せる?)。

セットでは、ストレートアイロンで膨らむ部分を抑えたり、毛先を内巻きにしたりする方法もご提案します。ブラシだけのブローでは収まりにくいこともあるため、普段ストレートアイロンを使えるかどうかも伺います。

Ponoの施術例

Before/After:うねりで頭の形が四角く見えていたボブに、髪質改善縮毛矯正をした例
うねりで頭の形が四角く見えていたボブに、髪質改善縮毛矯正をした例

美容師に相談した方がいいケース

  • ボブにしたいけれど、くせで横に広がりそうで迷っている
  • 以前ボブにしたら、台形や四角いシルエットになった
  • 襟足や耳後ろだけ、いつも膨らむ・はねる
  • 毛量が多く、すいてもすぐに広がってしまう

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