縮毛矯正ができない髪ってどんな状態?
縮毛矯正が出来なかったり効きづらいのはハイダメージ毛です。
他にも剛毛だったり、髪がタンパク変性を起こして硬くなると縮毛矯正が効きづらくなります。
この記事では、縮毛矯正ができない髪の特徴について詳しく解説します。
結論としてはハイダメージ毛は縮毛矯正ができません!
- 縮毛矯正ができないのはハイダメージ毛
- ヘアデザインをよく変える人も縮毛矯正は向かない
- ダメージを補修していくことで縮毛矯正はできるようになる
- 強い癖や艶髪に憧れがある人は縮毛矯正がおすすめ
縮毛矯正ができない髪は、剛毛、タンパク変性を起こした髪、ハイダメージ毛、強い癖のある髪。
これらの髪には薬剤が浸透しにくく、効果が出づらいため施術が難しく、特にダメージ毛はシスチン結合が壊れているため矯正がかかりにくいです。
対処法として、ダメージ毛は髪質改善を先に行い、剛毛や強い癖の髪は専門店での施術がおすすめ。
縮毛矯正失敗時には傷んだ部分をカットするのが最適な対処法です。
それでは、縮毛矯正ができない髪について詳しく説明します。
縮毛矯正ができない髪の特徴4つ|特にハイダメージ毛は施術不可
縮毛矯正ができない髪ってどんな特徴があるの?
ハイダメージ毛は施術ができない可能性が高いです!
縮毛矯正ができない髪や効きづらい髪の特徴は以下の4つです。
- 剛毛、髪が硬い
- タンパク変性を起こしている
- ダメージ毛
- 髪の癖が強すぎる
それぞれの髪の特徴について詳しく説明します。
剛毛、髪が硬い|薬剤が浸透しにくい
剛毛は生まれつき髪表面のキューティクルに厚みがあります。
キューティクルが分厚いと薬剤の浸透が悪くなるため、縮毛矯正の薬剤が効きません。
縮毛矯正の効果を発揮させるため、強い薬剤を使用したり放置時間を長めに設定したりしますが、髪を傷める危険性もあります。
剛毛の人への縮毛矯正は薬剤の効かせ方が難しいため難易度が上がります。
タンパク変性を起こしている|髪が硬く薬剤が浸透しにくい
タンパク変性とは、髪の形が変わったり、硬くなります。
髪が硬くなると縮毛矯正の薬剤が浸透せず、効果が出ません。
熱、薬剤、シャンプー剤によってタンパク変性が起こります。
特に熱によるものの場合が多いです。
コテやアイロンを130度以上で使用している場合は、タンパク変性が起こりやすいためなるべく低温で使用しましょう。
タンパク変性は一度起こると、元に戻らないため慎重に髪を扱うのが重要です。
ハイダメージ毛|シスチン結合不足で効果が出ない
縮毛矯正は髪内部のシスチン結合に働きかける施術です。
ダメージ毛のシスチン結合は壊れてしまっているため、縮毛矯正をかけてもかかりが悪かったり、すぐに効果が無くなってしまいます。
縮毛矯正のかかり具合は、シスチン結合の数と比例するため、ダメージ毛でシスチン結合が少ない場合は効果が感じられないでしょう。
縮毛矯正をかけて2〜3回目からかかりが悪いと感じたら、ダメージが原因の場合があります。
髪の癖が強すぎる|癖に戻ろうとする力が強く効果が出づらい
くせ毛には種類があり、日本人に多いくせ毛はゆるくうねった「波状毛」と黒人の髪質に多い「縮毛」があります。
縮毛の場合、髪のうねりが波状毛よりも強いため、縮毛矯正の薬剤が効きません。
髪内部のシスチン結合が癖の形に戻ろうとする力も強いため、縮毛矯正の持ちも悪いです。
縮毛矯正ができない2つの理由|ハイダメージ毛やヘアデザインをよく変える場合は縮毛矯正は向かない
縮毛矯正ができない理由ってなにがあるの?
髪のダメージが大きかったり、ヘアデザインをよく変える人は縮毛矯正ができない可能性が高いです!
縮毛矯正ができない理由は以下の2つです。
- 髪のダメージが大きい
- ヘアデザインをよく変える
縮毛矯正ができない理由について、それぞれを詳しく説明します。
髪のダメージが大きい
ダメージが大きい髪には、縮毛矯正ができない可能性が高いです。
縮毛矯正は癖の原因であるシスチン結合に薬剤で働きかける施術で、ダメージが大きい髪はシスチン結合が少なかったり、壊れている場合が多いです。
シスチン結合が壊れている髪に縮毛矯正の薬剤を塗布しても効果を感じません。
縮毛矯正は髪内部の構造を変えるため、髪に負担がかかります。
すでにダメージが大きい髪に縮毛矯正をすると、髪がビビり毛になったり、切れてしまう可能性もあります。
ダメージ毛に縮毛矯正をかけるのはリスクが高いため、断られる可能性も高いです。
ヘアデザインをよく変える
ヘアデザインをよく変える方は縮毛矯正をおすすめできません。
縮毛矯正をかけた後にパーマをかける場合は施術しにくくなるなど、ヘアデザインが限られてきます。
いろんな髪型を短期間で変える場合は、縮毛矯正の施術は推奨していません。
縮毛矯正ができない髪の対処法3選|髪のダメージ補修を先にする
縮毛矯正ができなかった時ってどうしたらできるようになるの?
髪のダメージ補修を先にして健康な髪にすれば縮毛矯正ができますよ!
縮毛矯正ができない髪の対処法は以下の3つです。
- ダメージ毛はダメージを無くしてから施術する
- 剛毛や癖が強い髪は縮毛矯正専門店で施術する
- タンパク変性を起こしている場合は髪を柔らかくする
それぞれを詳しく説明します。
ダメージ毛はダメージを無くしてから施術する
ダメージ毛で縮毛矯正をかけたい場合はダメージを抑えてから縮毛矯正に望むと綺麗に縮毛矯正ができます。
縮毛矯正に耐えられる強く健康な髪に出来れば、縮毛矯正での髪の負担を最小限に抑えられます。
重なるホームカラーやブリーチ、紫外線や乾燥などによりダメージが大きい場合、髪質改善がおすすめ。
酸熱トリートメントは壊れたシスチン結合に代わる新結合を生み出しダメージを補修する効果があります。
剛毛や癖が強い髪は縮毛矯正専門店で施術する
剛毛や癖の強い髪に縮毛矯正をかける場合、髪に合った薬剤や放置時間を細かく判断しなくてはいけないため、縮毛矯正や毛髪の豊富な知識や技術力が無いとできません。
縮毛矯正自体、豊富な毛髪の知識と高い技術力が必要なほど難易度の高い施術ですが、剛毛や癖が強い髪は薬剤などのストライクゾーンが狭まるため、より知識や技術力が重要。
縮毛矯正専門店は名前の通り、縮毛矯正を専門としている美容室です。
縮毛矯正に関する知識もありますし、様々な髪質のお客様を多く施術しているため、技術力がある美容師がそろっています。
元々の髪質で縮毛矯正がかかりにくいことを相談すれば、効果が出る施術を工夫してくれるでしょう。
タンパク変性を起こしている場合は髪を柔らかくする
髪がタンパク変性を起こして、硬くなっている場合は、髪を柔らかくすると縮毛矯正がかかりやすくなります。
髪に栄養を与えて髪を柔らかくする作業が重要。
髪を柔らかくする作業ができるのは、主に髪質改善の酸素トリートメントです。
酸素トリートメントは、硬くなったタンパク質をほぐして、髪に柔軟性を与える効果があります。
縮毛矯正ができないほどの髪のお悩みはPonoの髪質改善ヘアエステがおすすめ
Ponoで髪のダメージを改善できる施術ってあるの?
髪のダメージが気になる方には髪質改善へアエステがおすすめです!
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Ponoでの施術事例を紹介します。
髪質改善へアエステのスタンダードコースをしていきます。
毛先のパサつきが気になる状態です。
毛先のパサつきが無くなり、綺麗にまとまっています。
Ponoの髪質改善へアエステを継続してすることで、健康で綺麗な髪を保てます。
縮毛矯正をかける判断基準|元の髪質の強い癖で悩んでいて改善したい人は最適
そもそも縮毛矯正ってどんな人がするの?
元の髪質で強い癖があって改善したい人は縮毛矯正が向いています!
縮毛矯正をかけるか迷っている方へ、施術をおすすめできる判断基準は以下の3つです。
- 強い癖が気になる
- スタイリングを時短したい
- 艶のあるストレートの髪に憧れがある人
それぞれを詳しく説明します。
強い癖が気になる
髪の強い癖が気になる場合は縮毛矯正がおすすめ。
逆に髪の癖が全然気にならなかったり、髪の癖で悩むことが無い場合は縮毛矯正はかけなくてもいいでしょう。
縮毛矯正は、癖の原因であるずれているシスチン結合を一度切断して真っ直ぐの状態で再結合させるため、長くストレートの状態を保てます。
ストレートパーマだと持続期間が2〜3か月ですが、縮毛矯正は施術した部分のストレートは半永久的に持続するのがメリットです。
スタイリングを時短したい
毎朝ストレートアイロンで髪を真っ直ぐにしてる人で面倒だと感じる場合は縮毛矯正がおすすめ。
縮毛矯正をかけた部分はドライヤーをしただけで真っ直ぐになるため、アイロンを通す必要はなくなります。
出かける前のアイロンの時間を短縮できるため、スタイリングを時短したい人は縮毛矯正をかけるといいでしょう。
艶のあるストレートの髪に憧れがある人
縮毛矯正は薬剤の力で髪をストレートにする技術。
アイロンの熱処理の時に、たんぱく質である髪の毛の形状を整えてくれます。
髪の形状が整うと、光を面として捉えられるため髪に艶が出ます。
くせ毛だと、髪の形状が揃ってなく面で光を捉えられません。
ストレートで艶のある髪に憧れがある方には縮毛矯正はおすすめです。
縮毛矯正できない髪に施術して失敗したときの対処法|傷んだ部分をカットする
縮毛矯正で髪がチリチリになってしまったけどどうしたらいいの?
傷んでしまった部分をカットすれば安全に直せますよ!
ダメージが大きかったり、剛毛で薬剤のストライクゾーンが狭まると失敗してしまう確率も高くなります。
縮毛矯正で失敗した時の対処法は以下の2つです。
- 傷んだ部分のカット
- 再度縮毛矯正をかける
それぞれを詳しく説明します。
傷んだ部分のカット
縮毛矯正で失敗して傷んだ部分をカットで無くしていく方法が一番安全です。
傷んだ部分が広範囲だとヘアスタイルががらりと変わってしまいます。
髪の長さを大きく変えたくない場合は、トリートメントなどのケアをしながら伸びた部分を少しずつカットしていきましょう。
新しく伸びた髪はまだ傷んでないため、再度縮毛矯正をかけられます。
時間はかかってしまいますが、一番安全で確実な方法です。
再度縮毛矯正をかける
縮毛矯正で失敗した髪に再度縮毛矯正で直す方法があります。
しかし、一度縮毛矯正をかけた髪は大きな負担がかかっていて、さらに縮毛矯正で再度髪に負荷をかけるため推奨できません。
髪に大きな負担がかかり縮毛矯正の成功率が下がります。
さらに髪にダメージが残り、縮毛矯正の効果が持続できなくなる場合もあるため、おすすめできる方法ではありません。
まとめ
縮毛矯正ができない髪は主にハイダメージ毛です。
剛毛やタンパク変性を起こしている髪は縮毛矯正の薬剤が効きづらい場合が多く、縮毛矯正が全くできない髪ではありません。
しかし、ハイダメージ毛や剛毛は、普通毛より薬剤のストライクゾーンが狭まるため、失敗する確率も高くなります。
縮毛矯正ができない髪は、髪質改善やトリートメントで髪を健康にしてから縮毛矯正をかけるのがおすすめ。
縮毛矯正で失敗した場合は、傷んだ部分のカットが最適です。
強い癖が気になっていてスタイリングを時短したい方は、縮毛矯正はおすすめなため検討してみてください。
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