
染めてすぐなのに、もう色が抜けてきた気がします。早すぎませんか?
Ponoスタッフ早いと感じる理由が、いくつか思い当たります。順番に見ていきましょう。
せっかく染めたのに、思ったより早く色が抜けてきた。根元はまだ伸びていないのに、全体がぼやけて見える。そんなご相談をいただくことがあります。
結論から言うと、入れた色が少しずつ出ていくこと自体は避けられません。ただ、抜けていくスピードには差があります。
この記事では、なぜ色が抜けるのか、何が退色を早めるのか、美容室と自宅でそれぞれ何ができるのかを整理します。
- 色が抜けていく仕組み
- 退色を早めるもの
- 美容室側でできること
- 自宅でできること
- 「色落ちしない」とは言えない理由
\どの染め方が合うか迷っている方へ/
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白髪染めの色は、なぜ落ちていく?

まず仕組みからお話しします。ここが分かると、あとの話がつながります。
カラーは、髪を膨らませて中に色を入れている
カラーは髪の表面に色を塗っているわけではありません。薬剤で髪を膨らませて、その中に色を入れています。
ということは、膨らんだままの状態が続くと、中に入れたものが出ていきやすくなります。色が抜けるというのは、この流出のことです。
だから「閉じる」ところまでが施術です
開いたものは、最後に閉じる。フタをしないと、中のものが流れ出やすくなります。
Ponoでは、染め終わったあとにできるだけ早く落ち着いた状態へ戻す処理を行っています。これは仕上げの追加メニューではなく、工程の一部です。
色持ちは、染めたあとに何をするかで変わってきます。「染めて終わり」ではないのは、そのためです。

入れた色が出ていくんですね。
退色を早めるもの
ひとつの原因で決まるわけではありません。日常のなかに、少しずつ色を連れて行くものがあります。
- 洗うこと(洗浄力が強いほど出ていきやすい)
- 濡れたまま置くこと
- ドライヤーやアイロンの熱
- 紫外線
- 摩擦
- そのあとに重ねる別の施術
特別なことをしていなくても、何もしなければ色がそのまま保たれる、というわけではありません。毎日の生活のなかで少しずつ進んでいきます。
そしてもうひとつ。髪は、傷んだ部分を自分で治すことができません。毛根から出たあとの髪には、肌のような回復のはたらきがないからです。だから外から補う必要があります。
なお、髪そのものへの負担を増やさない考え方は白髪染めを繰り返すと髪は傷む?で解説しています。色の話とは分けて考えています。
「抜ける」と「暗くなる」は同時に起きることがある
白髪染めで少しややこしいのが、場所によって見え方が逆になることです。
| 場所 | 起きやすいこと | 見え方 |
|---|---|---|
| 根元側 | 新しく入れた色が抜けていく | 明るく、ぼやけて見える |
| 毛先側 | これまでの色が積み重なっている | 暗く、沈んで見える |
「色が抜けたのに、毛先は暗いまま」と感じるのはこのためです。退色と色の蓄積は、別のところで同時に進みます。
毛先が暗く沈んでいく仕組みと、そこから明るくしていく考え方は、白髪染めは暗くなる?明るく自然に染める方法で解説しています。
美容室側でできること

Ponoが色持ちのために行っているのは、特別な追加メニューではありません。施術の組み立てそのものです。
染めたあと、落ち着いた状態へ戻す
カラーの薬剤は、色を入れるあいだ髪をアルカリ側へ傾けます。そのままにせず、できるだけ早く弱酸性に近い状態へ戻していきます。
シャンプー台で行うので、お湯をかけているだけに見えることもあります。ただここは、その日の手触りだけでなく、そのあとの色持ちまで考えて行っている工程です。
必要のない部分に、色を重ねない
毛先の色味が気にならないのであれば、根元のリタッチをおすすめしています。毎回毛先まで染める前提では考えていません。
反対に、毛先の色が抜けてきた、全体の色味を整えたいというご希望があれば毛先まで染めます。そのときも根元と同じ薬剤をそのまま使うことはほとんどありません。
カラーと一緒に髪の質感を整えていく考え方は、白髪染めと髪質改善は相性がいい?で解説しています。
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自宅でできること

色持ち用のアイテムを買ったほうがいいですか?
Ponoスタッフその前に、洗い方と乾かし方を見直したほうが差が出ることが多いです。
Ponoでは、商品を増やすことよりもやり方をお伝えすることを優先しています。今の髪に本当に必要なものだけをご提案する、という考え方です。
- 洗いすぎない。洗浄力が強いものほど、色も一緒に出ていきやすくなります。回数や洗い方を見直すだけでも変わります
- 濡れたまま置かない。髪が膨らんだ状態が続くほど、中のものは出ていきやすくなります。洗ったら早めに乾かすのが、いちばん手をつけやすいところです
- 熱を当てすぎない。ドライヤーもアイロンも、必要な分だけに。毎日のことなので、積み重なると差が出ます
- 紫外線と摩擦を減らす。日差しの強い時期の過ごし方や、乾かし方・とかし方を見直します
どれも大がかりなことではありません。やらないほうがいいことを少し減らすだけで、変わってくる部分があります。
そのうえで足りない部分があれば、髪の状態を見てからご提案します。順番として、まずやり方。そのあとに必要なものを足す、という考え方です。
「これをすれば色落ちしない」とは言えません
ここは正直にお伝えしておきます。
後処理もホームケアも、退色をゼロにするものではありません。抜けるスピードを緩やかにする方向のもので、止める手段ではありません。
できるのは、必要以上に早く抜ける状態をつくらないことです。抜けていく前提で、どう付き合っていくかを一緒に考えるほうが現実的だと考えています。
色の抜け方には個人差もあります。髪の状態やこれまでの履歴によって変わるので、「◯週間もちます」と一律にお約束することもしていません。
Ponoでは色持ちも設計の一部として考えます
Ponoは髪質改善と縮毛矯正を主軸にしている美容室です。カラーも、今日染めることだけでなく、髪を長く良い状態で保ちながら色を楽しんでいただくことを前提に設計しています。
色持ちも、その一部です。どう染めるかと、染めたあとどうするかは、切り離せません。
次に来ていただくまでの過ごし方まで含めて、進め方をご相談いただけます。「もう少し色を持たせたい」というご希望も、そのままお伝えください。

染めたあとの過ごし方も相談していいんですね。
まとめ
- カラーは髪を膨らませて中に色を入れている。だから入れた色は少しずつ出ていく
- 退色を早めるのは、洗うこと・濡れたまま置くこと・熱・紫外線・摩擦・重ねる施術など複数
- 根元は色が抜け、毛先は色が積み重なる。逆のことが同時に起きることがある
- 美容室側では、染めたあと落ち着いた状態へ戻す処理を工程に入れている
- 自宅では、商品を増やす前に洗い方・乾かし方・熱の使い方を見直す
- 退色をゼロにはできない。必要以上に早く抜ける状態をつくらないことが現実的
色の抜け方は、髪の状態やこれまでの履歴によって変わります。ご予約の前でも、今の髪の写真とこれまでのカラー履歴が分かれば、進め方の見当はつけられます。「染めてもすぐ抜けてしまう」というお悩みも、そのままお伝えください。
施術内容や料金はメニュー詳細と料金のページからご覧いただけます。ご相談・ご予約はPono各店で承っていますので、下のボタンからお近くの店舗をお選びください。
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