
前髪がうねっているのか、生え癖なのか、自分では分かりません。縮毛矯正で何とかなりますか?

実は「うねり」と「生え癖」は別の問題です。まずはどちらが原因かを一緒に見極めましょう。
前髪が落ち着かない。うねっているのか、生え癖なのか自分では判断がつかない。そんな状態で縮毛矯正を検討される方は多いです。
「うねり」と「生え癖」は同じものではありません。原因が違えば、縮毛矯正で対応しやすい部分・そうでない部分も変わります。
この記事では、前髪のうねりと生え癖の見極め方と、縮毛矯正でできること・できないこと、強い生え癖への現実的な対処法を整理します。
- 前髪の「うねり」と「生え癖」の違い
- Ponoが乾いた状態・濡れた状態で確認していること
- 縮毛矯正で対応しやすいのはどちらのタイプか
- 強い生え癖への現実的な落とし所
- ゴールは「完全に生え癖をなくす」ことではないこと
前髪の「うねり」と「生え癖」は同じではありません
前髪がまとまらない原因を、まとめて「くせ」として扱ってしまいがちですが、実際には性質が異なる2つの問題が関係しています。
- うねり: 髪そのものが曲がって出るもの
- 生え癖: 根元の方向・毛流れ・つむじなどによって出るもの
見た目は似ていても、どちらが主な原因かによって、縮毛矯正で対応しやすい部分・工夫が必要な部分が変わります。どちらか一方だけとは限らず、両方が重なっているケースもあります。

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Ponoでは濡れた状態と乾いた状態を両方見ます
見た目だけで判断せず、Ponoでは前髪を乾いた状態と濡らした状態の両方で確認します。
乾いた状態で確認すること
乾いた状態で割れていても、乾かし方次第で収まる程度の場合があります。まずは普段の状態でどこまで気になっているかを見ます。
濡らしてコーミングして確認すること
濡らした状態では、コームで左右からコーミングして、毛流れ・根元の方向・髪が戻ろうとする反発を確認します。反発がかなり強い場合は、生え癖の影響が強いと判断する材料になります。
見た目だけで決めず、普段どのような悩みがあるかをお客様本人にも確認しながら判断します。

縮毛矯正で対応しやすいのは髪そのもののうねり
髪そのもののうねりは、縮毛矯正で扱いやすくしやすいケースです。一方で強い生え癖の場合、根元から丁寧にアイロンを入れても、多少割れが残る・隙間が出る場合があります。
「多少割れが残る=縮毛矯正をする意味がない」ということではありません。割れに加えてうねりも強い状態より、うねりが落ち着くことで扱いやすくなるなら、施術する選択肢があります。
強い生え癖は「どう直すか」だけで考えません
強い生え癖の場合、生え癖そのものを無理に消すことだけを目標にしません。必要に応じて、次のような対応を組み合わせます。
- 前髪の量を増やす
- 割れにくい方向へ流す
- 分け目を変更する
- 普段自分で巻けるかを確認する
- 割れが残ってもデザインとして成立する位置を探す
最も扱いやすい方法、お客様が納得できる落とし所を一緒に探す、という位置づけです。

生え癖が強い部分は施術方法も細かく調整します
根元の薬剤塗布
通常、縮毛矯正剤は根元を約1cm程度空けて塗布します。ただし強い生え癖部分では、1cm空けると生え癖を緩和しにくいことがあります。その場合は、頭皮につけないことを前提に、髪や頭皮の状態を確認しながら可能な範囲で根元近くまで塗布する場合があります。
薬剤チェック
薬剤反応を確認するときは、生え癖が強い部分を重点的に確認し、どの程度生え癖が緩和されているかを見ます。
アイロン操作
生え癖で割れる場所は、ピンポイントで細かくアイロン操作を行います。通常は横方向からアイロンを入れる場面でも、割れる部分だけ最初に縦方向から細かくアイロンを入れ、割れ目をできるだけ閉じるように調整してから、通常の横方向のアイロンへつなげる場合があります。
生え癖にはつむじや分け癖も関係します
生え癖には、生まれつきの毛流れ・つむじ・根元の生える方向だけでなく、同じ分け目を続けることでつく分け癖・ピンなどで同じ位置を固定する習慣などが関係する場合もあります。
生え癖のすべてが生まれつきのものとは限りません。普段のスタイリングの積み重ねが影響していることもあります。
乾かし方は「毛先」ではなく「根元」を動かします
生え癖がある方には、乾かし方を必ずご案内します。重要なのは、毛先を左右へ動かすことではなく、根元そのものを動かすことです。
指をジグザグ動かしていても、根元に力が伝わっていなければ、表面や毛先が動いているだけで生え癖への影響は弱くなります。根元を頭皮から剥がすように持ち上げ、根元そのものへ力を加えて動かすことが重要です。具体的な乾かし方の手順は、前髪が浮く・割れるのは縮毛矯正で直せる?生え癖との違いと対処法で3ステップに分けて詳しく解説しています。
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強すぎる生え癖は無理に逆らわないこともあります
つむじなどによる非常に強い生え癖では、無理に反対方向へ直そうとすると、根元が立つ・反発する・前髪自体が収まりにくくなることがあります。
この場合は、生え癖から逆算して、適した分け目や前髪の落ちる位置を設定することもあります。無理に流れを変えるより、収まりやすい位置を一緒に探す方が結果的に扱いやすくなることがあります。
症例|前髪の根元がまとまりやすくなったケース
実際にPonoで前髪の縮毛矯正を行った症例です。

| 施術前の悩み | 前髪の根元の毛流れがまとまらず、分け目付近で広がって見えた |
| 施術範囲 | 前髪を中心に施術 |
| 仕上がり | 根元の毛流れが整い、前髪がひとつの流れでまとまりやすくなった |
| 今後の来店目安 | 髪の状態を見ながら、次回の来店時期をご案内 |
ゴールは美容室でだけ綺麗ではなく家で再現できること
最終的なゴールは、「完全に生え癖をなくすこと」ではありません。Ponoでは、お客様自身が家で扱いやすく、再現できる前髪にすることを重視しています。
うねり・生え癖以外の前髪の悩みが気になる方は、前髪縮毛矯正について悩み別に整理したガイドもご覧ください。
美容師の高度なドライ技術を毎朝使わなければ再現できないような前髪は、基本的な提案のゴールにしません。うねりと生え癖を見極めたうえで、縮毛矯正でできること・できないことを踏まえ、日々のセットが楽になる状態を一緒に探していきます。
施術内容や料金はメニュー詳細と料金のページからご覧いただけます。ご相談・ご予約はPono各店で承っていますので、下のボタンからお近くの店舗をお選びください。
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