40代で白髪が増えてもカラーは楽しめる|染め方の変え方を解説

40代で白髪が増えてもカラーは楽しめる。白髪が目立つ状態から自然で明るい印象へ、染め方の変え方を美容師が解説

白髪が増えてきました。もう暗い白髪染めを続けるしかないんでしょうか。

Ponoスタッフ

そんなことはありません。白髪が増えたぶん、染め方のほうを変えていけます。

今までのカラーで気にならなかった白髪が、鏡を見るたびに目に入るようになる。そこから「白髪染めに切り替えたほうがいいのかな」と考え始める方は多いと思います。40代に入ってからこの相談をいただくことが、いちばん多いように感じます。

白髪が増えても、カラーを楽しめなくなるわけではありません。ただし、これまでと同じやり方をそのまま続けるのではなく、染め方のほうを更新していくという考え方が必要になります。

この記事では、白髪が増えてきた時期に、カラーとの付き合い方をどう変えていくかを整理します。

この記事でわかること
  • 白髪が増えた=白髪染めへ完全移行、ではないこと
  • 白髪だけを見て明るさを決めない理由
  • 仕上がりのゴールは「隠す」だけではないこと
  • 白髪ぼかしが向く場合と、別の方法が合う場合
  • 半年後・1年後から今日の染め方を決める考え方

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目次

白髪が増えたら、暗い白髪染めに切り替えるしかない?

「今までのカラー」か「白髪染め」か。この2つで考えると、行き止まりになりやすいところです。

実際には、その間にいくつもの段階があります。

  • これまでのおしゃれ染めを続けながら、薬剤の側を調整する
  • 気になる場所にだけ白髪染めを使い、残りはこれまでどおり
  • 白髪染めとおしゃれ染めを混ぜて、1つの薬剤として使う
  • 根元と毛先で薬剤を変える

どれも「白髪染めに完全移行する」とは違うやり方です。切り替えるのではなく、少しずつ寄せていくという感覚に近いと思います。

それぞれの方法がどう違うのかは、白髪染めとおしゃれ染めの違いで詳しく解説しています。この記事では、どう選ぶかではなく、どう変えていくかのほうを扱います。

一気に切り替えなくてもいいんですね。

白髪だけを見て、明るさを決めない

染め方を変えていくとき、白髪の量や見え方だけを基準にすると、うまくいかないことがあります。

カラー設計を決めるときに合わせて見る5つの要素を示した図
染め方は、これらを合わせて決めていきます

白髪以外の相談が重なる時期でもある

40代を過ぎたあたりから、白髪の相談と同じタイミングでこんな話が出ることがあります。

  • 髪が以前より細くなった気がする
  • うねりが出てきて、まとまりにくい
  • ツヤが出にくくなった
  • 毛先がパサついて見える

白髪と重なって相談されることが多い、という現場での実感です。原因は人によって違いますし、白髪と直接つながっているとも限りません。ただ、カラーを設計するうえでは、どちらも同じくらい見ておきたい情報です。

うねりの相談が重なったときに出てくる「同じ日に両方できますか」という疑問は、白髪染めと縮毛矯正は同日にできる?で解説しています。

明るさは、髪の状態とのバランスで決まる

白髪をなじませようとすると、全体を明るくする方向に向かうことがあります。ただ、明るくするほど髪への負担は増えやすく、パサつきやツヤの少なさが目立ちやすくなります。

白髪が見えにくくなっても、髪全体がパサついて見えてしまえば、望んだ結果とは言えません。

カラーを続けながら負担を増やさない考え方は、白髪染めを繰り返すと髪は傷む?で解説しています。

Ponoでは、白髪が増えてきた方のカラーで「白髪を隠す」「傷ませない」「ツヤを保つ」「手触りを維持する」の4つのバランスを見ています。どれか1つだけを優先すると、他が崩れやすくなるためです。

白髪を染めながらツヤや手触りをどう整えていくかは、白髪染めと髪質改善は相性がいい?で解説しています。

なお、年齢そのものを理由に染め方を決めることはしません。40代だからこの色、という決め方はしていません。見ているのは年齢ではなく、今の髪の状態です。

仕上がりのゴールは「隠す」だけではない

白髪のカラーというと、「どれだけ隠せたか」で結果を判断しがちです。でも実際には、目指したいゴールは人によって違います。

スクロールできます
ゴール大事にしていること受け入れること
しっかり隠したい白髪が見えない状態を保つ明るさの幅は狭くなる
自然になじませたい境目が出にくく、伸びても慌てない近くで見ると白髪は残る
明るさを優先したい髪色の印象を変えない白髪は見える。負担も増えやすい
色味を楽しみたい好きな色を選び続ける白髪部分の出方は他と変わる
将来ぼかしへ移りたい切り替えやすい状態を保つ今日の完成度は最優先にしない

どのゴールが正しいということはありません。ただ、ゴールが違えば、合う方法も変わります。ここが決まらないまま薬剤の話を進めると、仕上がりの評価がずれます。

白髪染めを使いたくないという希望から考えたい方は、白髪染めを使わずに白髪は染められる?もあわせてご覧ください。

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白髪ぼかしは、選択肢のひとつ

白髪ぼかしがいいと聞きましたが、私にも必要でしょうか。

Ponoスタッフ

合う方には合いますが、全員にすすめる方法ではありません。

白髪ぼかしは、細い明るい筋を入れて白髪との明暗差を小さくし、白髪を目立ちにくくする方法です。伸びてきたときの境目が出にくいのが特徴で、次の来店までの見え方を穏やかにしたい方には向いています。

一方で、別の方法のほうが合うこともあります。

  • 白髪をしっかり隠したい希望が強い
  • 髪への負担をこれ以上増やしたくない
  • これまでのカラー履歴との相性が良くない
  • 定期的に入れ続ける通い方が、今の生活に合わない

白髪ぼかしはブリーチを使って明るくすることが多い方法です。Ponoではブリーチを積極的におすすめするメニューとしては扱っておらず、髪の状態を見て必要だと判断した場合にご提案しています。

新しい方法だから正しい、ということではありません。白髪染めにも、おしゃれ染めにも、ぼかしにも、それぞれ向いている場面があります。

3つがどういう関係にあるのか、何を基準に選ぶのかは白髪ぼかし・白髪染め・おしゃれ染めの違いで詳しく解説しています。

半年後・1年後から、今日の染め方を決める

白髪は、これからも少しずつ増えていきます。つまり一度決めた染め方が、ずっと最適であり続けることはありません。

だからこそ、カラーは一回ごとの施術ではなく、続きのあるものとして考えます。

設計は、定期的に見直すもの

同じ方に同じ方法を続けるのではなく、白髪の出方や髪の状態が変わったタイミングで、染め方も見直します。「前回と同じで」を繰り返していると、少しずつ希望とずれていくことがあります。染め方を見直したあと、どのくらいの周期で染めるかは、白髪染めは何週間おきがいい?でお伝えしています。

見直すきっかけになりやすいのは、次のようなときです。

  • 根元が気になるまでの期間が、以前より短くなってきた
  • 同じ色で染めているのに、仕上がりの印象が変わってきた
  • 毛先の暗さや重さが気になってきた

「これからどうしたいか」で今日が変わる

いずれ白髪をぼかす方向に移りたいのか、当分はしっかり隠したいのか。この見通しがあるだけで、今日の設計は変わります。

今日の仕上がりだけで決めてしまうと、方向を変えたくなったときに遠回りになることがあります。まだはっきり決まっていなくても、「こうなったら嫌だ」だけでも共有していただけると設計に反映できます。

すでに毛先が暗くなっていて、そこから明るくしたい場合の考え方は、白髪染めは暗くなる?明るく自然に染める方法で解説しています。

今日のことだけでなく、これからのことも話していいんですね。

Ponoでは白髪の変化に合わせて設計を見直します

Ponoは髪質改善と縮毛矯正を主軸にしている美容室です。年齢とともに変わっていく髪と、長く付き合っていくことを前提にしています。

白髪のカラーも同じで、その日をきれいに仕上げることだけを目的にはしていません。

  • 必要なら白髪染めを使う
  • 必要がなければ使わない
  • 必要な部分にだけ使う

この考え方は変わりませんが、「必要かどうか」の答えは、髪の変化に合わせて変わっていきます。だから毎回、今の髪を見てから決めます。

まとめ

  • 白髪が増えても、カラーを楽しめなくなるわけではない
  • 「今までのカラー」か「白髪染め」かの二択ではなく、間に段階がある
  • 明るさは白髪だけでなく、髪全体の状態とのバランスで決める
  • ゴールは「隠す」だけではない。何を優先したいかで合う方法が変わる
  • 白髪ぼかしは選択肢のひとつで、全員に合う方法ではない
  • 染め方は一度決めて終わりではなく、髪の変化に合わせて見直していく

白髪が増えてきたタイミングは、これまでのカラーを見直すいい機会でもあります。「そろそろ変えたほうがいいのかな」と感じ始めた段階で相談していただけると、急な切り替えをせずに済みます。今の髪の状態と、これからどうしていきたいかを一緒に整理させてください。

施術内容や料金はメニュー詳細と料金のページからご覧いただけます。ご相談・ご予約はPono各店で承っていますので、下のボタンからお近くの店舗をお選びください。

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